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Audio-PCを作ってみた -7 |
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- スパイラル型を作る --どうして? (2022/08)
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- 前回は材料の高騰が腹立たしいので今後作るのを止めようと思ったのですが、コンパネ(建築用)は値上がりが約250円/1枚 程度なんで気が変わり安い老人は早速図面を書いてみようと。 以下が今までの不満と今回の目標です。
- 現在一番よく聞いているBH6号(fostex12cm前項参照)は、どんなに小ネタで調整をしても高音が強調されすぎて長時間聴いていると耳が痛くなるというか、曲によってはつまらないものになってしまっている。
特にピアノは何だか安物に聴こえる(気のせい?)。
- 製作したものはどれも同じ方式、形が同じで趣味的には面白くない。
- この変化のない四角い箱以外を作りたい。
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pic-1
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- 上記を目標に・・・こんなものを作りたい(願望)
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- 噂によると巻貝式(スパイラル型式とかエスカルゴとか)が低音、中音域が良く出るらしい。
- 一般的なものは pic-1のような形なんですが、妖怪「
一反木綿」もとい、「ぬりかべ」みたいなんでパスですね。 それに、開放口が正面以外は気が進みません。
- 空気室と音道領域は別の方が良いのでは? 干渉されないように思います。
- 下のpic-3のようなものを考えました。これと似たようなものは長岡鉄男氏の「コブラ」がありますね。(やっぱりあるんですよね)凡人にはオリジナルは出来そうにないですね。不思議に思ったのはスロートの長さですね(ネック部分)、あんなに長いとロスするんじゃない?とか思ったりしました
。そこを考えたのが「長岡氏」なんでしょう。
- 派生型として首部分を短くして、あの不気味なものから遠ざけたい。また、Φ10cmユニットとΦ12cmを共通にしたい。 まあ、こんなところでしょうか。
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pic-2作業中(ヘッドは固定していません) |
pic-3 |
pic-4
完成後天板に端材で箱鳴り防止 |
- 10cm----中音、低音とも良く出ていますね。今まで聴こえなかった(高音に邪魔さえていた?)音が聴こえます。 開放口からは中低音が出ています。高音も少し混じっていますね、これは失敗?
- 10cm----音楽に幅が出来たように感じで、同じ曲でも別の曲のように聴こえます。こんなに違うのでしょうか、眼から鱗ですよね。
- 10cm----全体的に「押し出し感」がなくなったようですし、音が小さいように感じます。特に、高音は苦手の様で 悪く言えば、こもったような感じです。
- 10cm----従来の折り返し式バックロードホーンとは性格が違うので、好き嫌いがありそうですね。10cmの場合は、折り返し式が好きかな。
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- 12cm----中低音の感想は10cmと同じです。
- 12cm----ユニット自体が高音寄りで音圧が高いので、高音不足とは思いませんが従来よりやはり苦手のようです。(マイルド?になった気がします)前項で試した「PST回路」とはかなり違って、高音だけ落すのでなく全体に中低音が中心で高音も音楽の中では自然に聴こえます。
- 12cm----音楽を聴いているって気がしますね、「音」だけ聴いている感じではないです。
- 12cm----音量大ですと、いろんな音が混ざった感じになりますね。筐体がうすいのでしょうか?箱鳴りは多少してますね。(補強は一応したんですけど)板厚を15mmにすれば良かった・・・・。
(15mmは高額だし近くのホームセンターにはありません)それとも、12mm+3mmの板厚試しても良かったかな。
- 12cm----折り返し式よりもこのスパイラル式が聴きやすく好感が持てますね。音に幅が出来たというのでしょうか、いろんな音が聴こえるようになりました。なんか、2ウエイ式のスピーカーに近づいた気がします。
- 10,12cm----強烈なバックロードホーンの音からは少し離れてしましますが、これも面白いですよ。 ボーカルが入る曲なんかは、聴きやすいです。
- その後、天板に補強板を追加しました。多少低音に締まりが出たようです。
- やはり老人でした( ノД`)シクシク…コーナー△木を片方忘れて蓋をしてしまいました。Σ(・□・;)最初気付かなくて、モノラル音源を聴いて何か左寄り??ケーブルを左右変えてみても変化ないのでどうもこれが影響しているんじゃないかと思いますね。まあ、そのうち片方だけ作り直してみます。
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- 設置面積が大きいので場所に苦労しますが、どうせなら1段を2段にしても設置面積は変わらないのだし2段を作ってみようかと、老人は考えるのでした。(材料費高騰はどうした?)
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雑記:
またまた、余計なものを作ってしまいました(2022-09)
- 仕事机上のpc脇にはスピーカーはありません、モニター内蔵のスピーカーで音を出しています。特別不便はありませんが、なんだか小さなスピーカーが欲しくなってミニサイズを作ってみました。簡単なバスレフ式10cmです。これが結構良い音なんですよ、ついバックロードホーンと較べてしまいました。箱庭のようでかわいいですね、音もこじんまりしていて良い音です。コンパクトなスピーカーはバスレフの方が聴きやすいのでしょうかね?もっとも、高さ30cm程度のバックロードは持ってませんが・・・。と言うことは?コンパクトバックロードをつくれと・・。それじゃしょうがないですよね、了解です。誰と話しているのでしょう?
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- 食わず嫌いだった3DCADを使ってみました。フリーソフトの「Google Sketchup」と言うWEB版のみのものです。
- ブラウザー上ですから多少もたつきます。(Specに寄ります)OSを選ばないのは良いですよね。LINUXからでも使えましたよ。(当然ですよね)
- sign in は必要となります。僕はGoogleからsign inしています。
- なぜか文字入力で日本語は使えるのですが、表示は□□となっています。
- 作製したモデル(図面)は最初クラウド上の自己ホルダーしか保存できません。自己所有のPCに保存するには一度クラウドへ保存後、ホーム→保存モデルのファイル容量の右プルダウン中の「コピーをダウンロード」を選択します。
残念なのは、pc内で保存したモデルは観賞できなくて、「ビュワー版」しか観賞出来ません。PCに保存モデルをweb以外でご覧になりたい方は「ビュワー版」を下にリンク貼っておきます。
- jpgファイルへのExportは出来ません。モデル(図面を)jpg画像にするには、「print Screen」するしかないようです。
- 使ってみようと思う方は↓
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- Trimple sketchup フリーWEB版
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- https://www.sketchup.com/ja-jp/try-sketchupへのリンク
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- 2024/4月リンク、使用方法が変更になっています。
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- 英語表記を「日本語」に変更し「個人プロジェクト向け」をクリック
- HP右欄の「Sketchup Free」内の「モデリングを開始」後、sign inで使えます。因みに pic-3はこれで書きました。
- Sign in は各種ユーザーIDでサインイン出来ます 。 (僕はGoogleを使用)
- 「寸法図」の項に各筐体のサンプル3Dモデルがあります。
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- Trimple sketchup ビュワー版--観賞用です
- https://www.sketchup.com/ja-jp/sketchup-viewer/downloadsへのリンク--ダウンロード画面 (英語表記の場合があります)
- windows OSですと64Bit版のみのようです。各モデルを表示、閲覧にはこちらの方がいいですね。軽くてPC内で動作します。
- メニュは英語表記ですが、読み込んだモデルは日本語表記されます。
- ダウンロードしたファイルを起動させるwindowsの鉄板作業ですので、難易度は低いかと思います。
- ※ファイル名:2022-BH7.skp ※日本語表記は文字化けしていますが、文字をダブルクリック又はテキスト編集で読み取れます。(枠を広げて読んで下さい)
- ※ビュワー版ですと上の様な不都合はありません。作製されたものは日本語表記されます。
- ※スピーカユニット、ターミナル等付属物の寸法は適当で漫画です。
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- Sketchupの感想
- 以前はフリーの旧バージョンPC版があったそうですが、現在はWEB版のみのようです。旧フリーPC版は「Sketchup-8」だそうですが、どこかのミラサーバーに残っていれば使ってみるのも良いかもしれません。(古いので最新のOSで動作するかは不明です)WEB版でもスピーカ筐体をモデリングするだけなら充分だと思います。扱うのは「長方形」→「直方体-板」、「丸い穴あけ」位ですからね。3次元の感覚と用語が解るようになれば使えると思います。まあ、直観的なアイコンを見れば出来る方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
- 僕は中心点、中心線、部品の接合等には補助線(ガイド)をたくさん使って書いてます。作業途中で一部消さないと間違いの元です( ノД`)シクシク…、普段2DCadなんで頭の切り替えが大変だったです。ひとつ部品を書くとかなり離れた位置にかいてしまうとか、グループ化しないと色々面倒とか、グループ化すると押し出し切り抜きが出来ない等々面倒な点もあり慣れも必要かと思います。これも、老人への訓練でしょうかね。仕事にですか?プレゼン程度かと・・・・。
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- 2020/08 BH4号 その後
- 失敗気味と思って聴いていたんですけどね 、あることに気が付いたんです。ユニットの位置が高すぎない?これだと空気室で充分に圧が掛けられないんじゃない?スピーカー背面の音がスロート、音道に圧が掛からないまま出てしまうのでは? 等々、疑問が湧いてきましてね。
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- ユニット位置を少し下げてみたらどうだろうと、素人は考えたのでした。早速バッフル板を拵えて約20mm移動させてみました。元のバッフル板は大きな穴が開いてもう使えませんけどね。これで、少しはスロートへ直接逃げないような気がします。(pic-5)
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- で、以前よりも多少低音が出ている気がしますね。輪郭が曖昧、ぼやけるような感じですけど、以前よりはましになりました。(#^.^#)気を良くして、ユニットをFostexFE103nvに戻して聴いています。東京コーン紙製100A228より高音は小さいですが低音は締まった感じですね。
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pic-5
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デスクトップオーディオって言うのでしょうか |
pic-6 2022/09の接続 |
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