|
Audio-PCを作ってみた -14
|
|
1 2 3 4 5 6 6-1 6-2 7 8 9 10 11 12 13 14 15
|
|
暇なジーサンは新たなスピーカー筐体を作ってみた
- その前にこの14項も色々あるので、下記に内容を先に書いておきます。
- 以前買ったTangband W4-1337SDF用にダブルバスレフ筐体を作ってみた。
- 新たにFostex FF105WK(バスレフ専用らしい)を購入し 「Ⅰ」のダブルバスレフに取り付けてみた。
ダブルバスレフ式を作ってみた
- 前8項(audioPC-8)で購入したTangband W4-1337SDFがどうしても捨てられない年金生活の老人は、ひょっとしたら「ダブルバスレフ式」とやらならうまく鳴るかもしれない?と言う妄想を抱いてしまいましてね。「エンクロージャー設計支援ソフトsped」と言うもの使わせていただき寸法を決めました。
-
- * ダブルバスレフ(小)のシミュレーション例(クリックで画像表示)
- 注) 100~200Hz辺りに谷が出来ますが、谷を小さくするには容積を20リットル近くする事が必要なようですね。今回は自室(仕事部屋)の机上で邪魔にならない大きさで作製しました。
-
- 試聴 : 最初は小型ダブルバスレフ(pic-1の黒色)作ったのですけど、何だか低音と高音だけが聴こえ中間が無いようなものでしたので再度少し大きなもの(pic-1の白木)を作ったのでした。バックロードホーンに較べたらそれはもう簡単ですからね。(^▽^)/結果はたいして変わり映えしないですね。と言うか、聴いた限りでは違いが判りません。(倍くらい大きいものにすれば良かったかな?)周波数特性を測ってみましたので載せておきます。(測定ソフトはMySpeakerを使わせて頂きグラフが水平近くになるように補正してます)
- Fig-1 青線 ------ ダブルバスレフ(大) + Tangband W4-1337SDF 2D図面
- 赤線 ------ ダブルバスレフ(小) + Tangband W4-1337SDF 2D図面
-
- 注1)無音時の基本波形グラフの画像
- 注2)例によって45Hzより低音は他の音がマイクに入ってしまうようです。45Hz~20kHz範囲とお考えください。 又、グラフはphotoShopにてカラー比較(暗)にて合成しています。
-
|
pic-1
|
|
fig-1 |
|
Fostex FF105WKを買ってみた
- Tabgband W4-1337SDF + 筐体にこれでもかと吸音材を増量してみたら良くはなったんですが、音が小さく迫力ないですね。と思い、老人はバスレフ専用のFostex FF105WKを「これが最後」とばかり買ってしまいました ハハハ・・・。pic-2
-
- FF105WKはバスレフ専用設計の様ですけど、同社のFE103NVよりも持った感じはずっしりきますね(103NV-566g対して105Wk-800g)。フレームは金属ですがFE103NV同様材質が薄いですね、L型折り曲げ補強してありますが安っぽいです。先ずこれを鳥形B-BH-1号に取り付けてみました。高域の元気が無いようですね、片方だけの取付で聴きましたので 後から両方取付で聴いてみようと思います。
-
- ダブルバスレフ2種類と以前作ったミニバスレフにFF105WKを取り付けて音出しをしてみました。下記に周波数特性を載せました。大したコメントは書けませんが・・、「勉強するはずじゃ?」ってツッコミは無ですよ。
pic-2
|
|
- ミニバスレフ+FF105W ------- 紫色
- ダブルバスレフ(大)+FF105WK -------- 黒色
- ダブルバスレフ(小)+FF105WK ------- 水色
- ダブルバスレフ(小)+tangband W4 1337SDF -------オレンジ色 (参考に)
fig-2 |
|
聴いた感想及び Fig-2
-
- ミニバスレフの寸法は大体これくらいのものが多くあったので・・・まあ数年前に適当に作ったんです。この筐体にFF105WKは音に張り、元気がありますね。小さな筐体なのに広がりを感じます。ダブルバスレフよりも聴きやすいです。所詮小さな筐体+小口径ですのでこじんまりとした音ですが、稀に生っぽい音もしますよ。
-
- ダブルバスレフ(大)+FF105WKではtangband W4よりも音は大きく感じます。グラフではダブルバスレフ(小)よりも低音がより低い方に多少シフトしていますね。聴いてみるとほとんど同じに聴こえます。やはり、低音と高音に較べその中間の音が小さく控えめに聴こえますね、ヴォーカルなんかはね。
-
-
- ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
-
-
- 番外編:ダブルバスレフ大に FF105WKと同じメーカーのFE103NV(現行FE103NV2) を取り付けてみた。FE103NVはバックロードホーンに取り付けたときと同じ傾向で中高音域が目立ちます。FF105WKは例えばピアノの高音が範囲を超えて濁ってしまいそうなところでも安心して聴いていられます。それにFE103NVは聴く限り低音は苦手のようです。どうでも良いような両方の周波数特性を載せますね。
-
- fig-3 : 黒線グラフ------(FF105WK)
- 赤線グラフ------(FE103NV)
-
-
-
-
-
ダブルバスレフ(大)+
FF105WKとFE103NVの比較グラフ↑ fig-3
- ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
-
-
- ダブルバスレフ(小)上の「2」ダブルバスレフ(大)と同様に聴こえます。違いが判りません。
-
-
|
|
-
- 折角作ったダブルバスレフ筐体なんですけど、寸法が悪いのか、このようなものなのか、兎に角シングルバスレフに対する優位点が聴く限り判らないですね。色々Web上で関連記述を読みましたが、そもそも計算関連が確立されていないとか書いてありますね。もう一度、全体の寸法、第一第二の比率とか容積、第一第二の共振周波数等のパラメーターを熟知してから挑戦しようと思います。あっ、FF105WK用のバスレフ筐体が先でした(
´∀` )。
-
- PS:その後、ダブルバスレフ(小)+tangband w4 1337SDFは友人に里子にだしました。(過去の不要な、いや貴重な筐体も引き受けて頂きました、へっへへ。\(^_^)/)
又、ダブルバスレフ(大)、今まで作った筐体のBH-7改、BH-3(ショート20cm用)、BH-4その他製作途中を思い切って廃棄処分しました。倉庫に残ったのはスパイラル式BH-8、杉合板のBH-5、ミニバスレフだけです。BH-7改(スパイラル式)は気に入っていたんですよ。「見た目が悪い、重くて移動困難」の理由で廃棄です。老人になって衝動的な行動が多くなって発作的に焼却処分しました。(
゚д゚ )まあね、遅かれ早かれそう言う時期は来るんです。
-
|
|
Top |
|
1 2 3 4 5 6 6-1 6-2 7 8 9 10 11 12 13 14 15 |