メモ帳ですけど・・・

バナースペース



  梅本製作所-SL60-ZSC  
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  • 先ず始めに、私は雲台特に自由雲台はど素人であるので多くを期待していけません。(^ ^; ここに書く雲台の購入は2014〜2016年(3D雲台は20年以上前)で2020年に再評価をしていますが、画像は当時のものと最新のものが混在しています。
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  • 謝辞:大変博学でいらっしゃる「そらに夢中」様には、三脚、雲台について多くを教わりました。この場ですが、お礼申し上げます。
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  • 買った理由: 日本の製作所、情報の開示、疑問点への対応、他社との価格比、評価で決めました。 ネット上では使いづらいとの評価もありましたよ。全て、モノは上を見れば切りがありませんからねー、シンプルで費用対効果があれば良しとしましょう。 (2014)
   
 Umemoto製自由雲台(クイックベースなし)
  • 外観は黒塗りの塗装に艶があり高級感がありますね。 固定ノブ等の作りも良いですよ。各部パーツ毎に材質を使い分けているようです。コスト削減の役目もあるかもしれません。3WAY雲台しか使ったことのない者としては、意外に高さがあり、直径が小さいと感じました。
  • MamiyaRZ(2014)等ウエストレベルファインダのカメラでは、どうしても、Fig-1のように持たなければ安定しません。雲台をフリー状態にしても片手で支えることが可能ですので、そんなにあわてることはありません。
  • 自由雲台でよく言われるのは、テンションコントロール(ブレーキング調整)があるかどうか?ですね。この雲台にはブレーキ調整機能はありますが、数値化されていません。 撮影者の感覚でブレーキングは調整出来るのです。
  • 巷でいう「カックン雲台」の仲間なのでしょうが、カメラの動きを手で感じ取り、固定ノブの締め具合を知れば問題なく数値化されたコントロールと同じように使うことが出来ますよ。室内で慣れてから使うようにしました。
  • しかしアイレベルの1眼レフタイプ、しかも大口径望遠レンズ(300mm以上f2.8)を使う場合は、注意散漫になるとお辞儀します。とても片手では支え切れません。1眼レフ+70-200(f:2.8)+EX1.4程度なら三脚座に付けていれば、片手で支えきれます。(Pic-1) 
  • カメラ取付台の作り、操作は一級品です、クイックベースとまではいかないにしても、台を斜めして固定ネジを廻すだけです。二重締め込みは必要ありません。どの3way雲台よりもカメラの取付は容易に出来、僕はクイックベース、プレートは必要ないです。
  • ひとつの固定ノブで全ての操作が可能である事は、非常に理に適っていて最少動作で固定出来ます。
  • 他の自由雲台にはない機能として、固定ノブを半締め状態でカメラをパン(水平回転)出来ることです。風景写真ではありがたいことです。ただし、水平を保つ機能ではありません、カメラ事態が水平であることが必要ですけど・・・。
                                                                   
 mamiyaRZ支えFig0SL60-ZSC
pic-1
Umemoto製ここが気になる
  • ボールにグリースが塗られていますので、Fig-0の様に下から支えるカメラでは冬場等このグリースが服の袖につきやすいですね。僕は、(Pic-2-1)のようなカバーをしています、MamiyaRZは90度に倒す必要がないので、カバーは付けたままにしています。 35mm判、645等で90度倒す必要がある場合は切れ込みを入れていますので、外す事も出来ます。今時、グリースで露出部分の回転運動を潤滑するなんて時代遅れだと思うのですが。
  • 三脚から雲台を取り外すとき、かなり強く固定ノブを締め込んでからでないと取り外しが出来ません。雲台が空回りしてしまうのです、問い合わせをしてみましたが、この様な設計だそうです??雲台は頻繁に取り外さないことを前提にしているとか・・・。それで脚との取付ねじ穴の材質がアルミな訳ですね。又、振動は左右回転に影響は少ないと言う説明でした。なにか、押しつけられたような気持ちですが・・。
  • アイレベルのカメラで使うときには、右手側がグリップで調整ノブは左手での操作が一般的だと思いますが、右利きの人は左手操作のためシビアなテンションコントロールはつらいです。数値化されたテンションコントロールがあると助かりますね。
  • Pic-1の状態から、三脚座を使わないでカメラ自体のネジを使って取り付けた場合、テンションを掛けてレンズ先端側に傾けるとボールと受け台が「ギギッ」と耐えられないような音を出します。限界をこえているのかな?と思いますね。もっとも、こういう付け方はしないかもしれませんが。
  • 各パーツ毎が独立して動作するのは良いのですが、複雑な内部のため固定力を決めるポール部分が本体と比較すると小さいです。もう少し軽く出来るんじゃないかと素人は思います。
  • Pentax645Dでの使用では、焦点距離300mmレンズでも横位置ではブレることはありません。三脚を脚径30mmのものと併用してですよ。脚径28mmの三脚ではバランスが悪いように思います。(2019)
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  • 一般的な自由雲台は90度倒すと作用点の位置が変わってしまうので、ブレには弱そうですね。ユーザーはL型ステー(プレート)でカメラの縦横の位置だけ変えているのでしょう。 ファインダー視点もそんなに変化は無いですからね。
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                        寸法図
←クリック pdf ファイル 
SL60-ZSCカバー無カバーカバー取付 
pic-2-1