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Epson-SC-PX1VL |
SC-px1vL(Epson製)
- 長らく発売が遅れていましたA2対応のプリンターが2020/9/18日に届きました。このプリンターは発売前電話のみの予約制でした。本当のところ出荷調整でいつになるかはメールでお知らせが届くことになっていました。(HPの記載の通り9/17に配達は可能でした)
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- 第一印象
- 大きさ:思ったより小さい!A3ノビ機と同じくらいなので、今まで使っていた場所にすっぽり設置できました。 (pic-1)
- 質感:直線を基調にした角ばった筐体ですね。材質はうすぺっらな印象です。天板の一部が鏡面加工のような仕上がりですが、傷が目立ちそうです。
- 重さ:約15kgで設置、移動に苦労することはないと思います。(僕は老齢年金受給年齢で特別力持ちではありません)プリンター詳細はこちらhttps://www.epson.jp/products/pro/scpx1vl/spec.htm で。
- 背面給紙トレイの3段目(一番上)の動きが悪いです。両手でも持ち上がらないことがあります。(交換して頂くことになっています)
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少し使ってみた
- 最初にカラーマッチングを確認してみた: サンプルファイル(pic-2)を」使ってみましたがS-RGBなら合うはずなんだけど、なんだかEizo「Quick
color Match」を使っても微妙に合わないのです・・・・、「空の青」かな、少しマゼンダよりなんですね。最も、Epson用紙ではなくFujifilmの「画彩」A-3ノビを使ってのことなんで、合わないのは当たり前と言われればそうなんでしょう。
- 印刷設定は
- 1 Photoshopから印刷
- ・photoshopによるカラー管理----プリンター側補正なし
- ・プリンターによるカラー管理----設定が結構多いのでここでは省略しますね。
- ・用紙は「画彩」を1/4にカットして使いました。(色の傾向見るだけですからね、ケチと言われてもいいです(´;ω;`)ウッ…)
- 2.Epson print Layoutから印刷
- ↑の結果は「2」のEpson print Layoutで→pic-2右端の設定が一番しっくりきましたね。
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- 別の画像を印刷してみた
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- Pic-3のように複数の画像を用紙(epson-A2絹目調、fuji-画彩)と設定を変えて印刷してみましたが、多少空の色の「濃淡」「マゼンダより」はありますが、モニターとはほぼ違うことはないですね(厳密に言えば違います。僕はこれなら良いです-PIC-A))。なぜか、自分の画像は青空のマゼンダ寄り傾向は少し抑えられていますね。ひょっとしたら、Pic-2の風景(青空)が変とか・・・。まあ、自分の画像を使用して、現時点でしっくりくるものは、photoshopCS5.5から「プリンターによるカラー管理、色補正-オートファインEx」だったりします。(なんだか面倒な設定は無くてもいいような・・・?)
- なんのためのマッチングなんだか・・・・、もう少し設定を変えて印刷してみないと判らないでしょうけど。印刷結果の観賞用には良いライトが必要なんでしょうかね。今回は、堀内カラーのイルミックス(ポジフォルム用のライトボックス--相関色温度と基準光…5000K、CIE昼光色D50)の光を使いました。
と言っても、ライトボックスの上に載せたわけでは無いですよ。(笑)
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- EpsonはドットインパクトプリンターからMJ-5000C(MSdos,win95),PM7000C(A1-版)、PM3700C(2台)、PX-G5300その他を使いました。、染料機は癖がなかったですが顔料機はなかなか思い通りにならないですね。Px-G5300に比べればPx1VLはましですげどね。
- Adobe-RGBですか?所有モニターは他にはEizoでAdobe-RGBを96%表示可能なものが2台ありますが、少し焼け気味なんで今回のs-RGBモニターのほうが正確かと思います。
- あと、設定内のブラック・エンハンス・オーバーコートは、僕の画像は元々暗い(黒が強い)とかコントラストが強いものが多いので、使わなくて良いようです。
- 用紙の種類(サイズとか)がPCの設定と本体設定が異なると、メッセージが出て印刷が出来ないですね。
親切なんだかお節介なんだか・・・、手間ですけど仕方ないですね。
- インク残量が少ない場合でも「警告」表示で止まりますね。インク残量表示はまだ少し残っている場合でも警告が出ます。自己判断でそのまま印刷しましたが、正常に印刷出来ました。px-G5300では印刷途中でインクを交換すると、ヘッドが止まった場所に空白ラインがでてましたが、この機種はどうなんでしょう?
- 操作はタッチ式で出来るので良いですよ。でも、PCとの距離がある場合は面倒くさいでしょうね。基本、隣に設置ですかね。
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良いものを印刷しようとするなら、使いづらい事には目をつぶって慣れることでしょう。インク1パックの値段は高いですが、可能印刷枚数からしたらこんなもんじゃないでしょうか。操作パネル関連は「ひょっとしたら」ファームアップでPCからの設定だけで済むようになるかも。(願望ですよ)
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- ※ 追記---本体内操作パネルについて
- 上記のPCと本体の用紙設定が異なると印刷が一時止まる動作は、解決出来ました。以下がその設定方法です。
- 本体パネル内「メニュー」→「本体設定」→「プリンタ設定」→「「用紙設定画面自動表示」→「OFF」
- もう一か所、すぐ下の項目「エラー通知」→「OFF」で解決です。
- 「OFF」にしたからと言ってプリンター側の設定もPC側と同じにしないと、結果は悲惨です。単にメッセージ(警告)表示が出ないというだけのようです。 (ボケ防止に「OFF」で「プリンター給紙トレイ、設定の確認」を習慣づけるか、「ON」状態で止まったら設定し直すか・・ですかね。 ) 僕はデフォルトで使おうと思います。
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- ※ 追記(2)---背面給紙とトレイ('20/11月)
- 第一印象で書きました背面給紙トレイを交換しました。以前よりはましになりましたが、時折3段目がスムーズに上がらないですね。些細なことです。
- ※ 追記(3)---給紙('20/11月)
- レビューで紙詰まりが頻繁にあるとか、前面給紙がまともに動作しないとか見受けられますが、???です。メーカーは相当な歴史がありますからね、給紙なんて一丁目一番地とは言いませんが基本でしょ、個体差なんでしょうか。(これは無いと思いますが、仕様以外のことをしてるとか)
- 写真用紙(少し厚手)を背面トレイから給紙し印刷初動で「ゴリゴリ」と用紙の短編先端が内部とこすれる音がしますが、これは仕様のようですね。普通紙では出ないです。(背面給紙トレイを交換時にサービスマンの方に確認して頂きました)
- 前面給紙トレイって厚紙とかCDのラベル用ですよね。今まで、使ったことないので無くてもかまいません。(前面トレイに普通紙を差し込むとエラー出ますね、まあ厚紙用なんで)
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Pic-1 |
今回使った機材:
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- モニタ
- :Eizo-CS2410(S-RGB)
- 印刷用soft
- :Adobe PhotoShop-CS5.5(Eizoのquick color MatchはCS5は不対応なんだけど使えてますよ。matchしてるがどうかは不明ですけど)
- :Epson-print Layout
- PC
- :自作PC(windows10-1903)64bit
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- pcとの接続
- :有線Lan
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Pic-2(クリック拡大)
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Pic-A |
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これはどうでも良いことですけど
- Linux-ubuntu20.04で(一応Audio-Pc)も使えました。特別ドライバーは入れてないですが、認識しています。Gimp2.10からA-4普通紙ですがカラー印刷でも可能でした。(A-3以上は不明です)よほどのことがない限り、これは使わないでしょうね。
pic-4
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- お遊びで、96系統の満タンインクで何枚印刷できる?(あくまで推定です)
- ライトグレーインクを交換した時点で印刷した枚数から満タンインクでどれくらい印刷できるかを想定したものが↓pic-5です。印刷した枚数は処分したものもありますので、覚えている限りです。(老人と呼ばれるようになったのでしょうか?短期の記憶がめちゃ悪いです。)
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Px1VLとPX-G5300のインクパーケージの比較
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