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Audio-PCを作ってみた(5) |
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- はい、20cmバックロードホーンを作ってみました。とは言っても当初の計画のH90cm級(pic-2右側)は、このままでは置き場がありません。仕事場なんで広さは12畳くらいはありますが、いろいろ机とか棚ががいっぱいありまして邪魔なものですから・・・。(棚に収めたい)--pic-1
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- そこで、高さを60cm程度に抑えたものを作ることにしました。(pic-2図面の左側)音道が約1.3mほどしか確保できませんが、片方だけ作ってバスレフ型と比べてたいして変わり映えしなければ計画はおしまい・・・、片側が無駄になりますが。 ´∀` )
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- pic-2(clickで 左側のショート型PDF図面)
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- バックロード3号として作ってみました、良いじゃないですか!バスレフ1号より音がハッキリしていますし、歯切れ良いですねー。で、1セットを製作しました。スピーカーユニットはバスレフ1号の流用で「GRS 8FR-8」。20cm特有の伸びのある低音です。バックロードホーンに向いているのかは素人なんで解りませんが、今回はこれで良しとしましょう。(pic-1-1)
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- 筐体音道の出口は計算値より17%(面積比)程度大きくしました。2m程度の音道が作例に多い中今回は1.3mと短いので、途中でl切ってしまうと変な音になるのか心配でしたが、特におかしなことは無いですねー。まあ、適当に作ってもそれらしい音は出るということですかね?(;^_^A 余ったバスレフ1号をどうしようかな?放置?因みに、バックロード1号(Fostek P1000K-10cm)は友人に差し上げました。(迷惑では無いようです)
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- pic-1
- ケーブル接続、ツイターの設置を考え、棚の間隔を少し広げました。アンプの熱対策としてUSB扇風機を設置、真夏は結構高温になりますよ。
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- 聴きごごち
- バックロード2号(FostexFE103NV)と比べると高音が出てないようですね。2号で聴こえるのに3号(20cm)では聴こえない音があります。(元々から?)低音は気持ちよく伸びて、偶にバックロードホーン的な音もでますよ。まぁ、音道が1.30m程度しかないですからね。2.0m程度が理想のようですが。
バスレフ型で使っていた時もそうでしたけど、人の声(Vocal)が小さいという欠点は変わらないですね。
- この「GRS 8FR-8」の性能をみると高音が16kHzまでなんですね、20kHzはあっても良いように思うのですよ。そこで、ツイーターを追加することにしました。フルレンジにツイーターを追加したら「良さがなくなる」なんて声もありますが、マニアじゃないので試してみるのも一興かと。
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- 諸先輩方がよく使う技として、ツイーターにコンデンサーを直列に取り付ける事がよくあるそうなので、早速付けてました。
- この方法ですと、フルレンジには何も足さずにツイーターに2.0μF,1.5μF・・・0.68μF・・0.15μFの数種のコンデンサを組合せとか単独で直列に繋いで、自身で聴いてみるのだとか。
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- 何が良いのか良くわからずにスペックも良く理解しないで適当にツイータを買ってしまったので、トライアル アンド エラーで苦労しましたよ。( ノД`)シクシク…
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※仕様(Fostex PT20K)
- 出力音声レベル:84.0dB
- 再生周波数域:3k~32kHz
- インピーダンス:8.0Ω
- 入力:5W
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- ※仕様(Pyramid TW44)
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- 出力音声レベル:104dB
- 再生周波数域:2k~20kHz
- インピーダンス:4-8.0Ω
- 入力:150W?
- アメリカの会社らしいです。
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- Pic-4
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- 本体スピーカーの仕様は (GRS-8FR-8)
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- ※出力音声レベル:91.0dB
- ※再生周波数域:39Hz~16kHz
- ※インピーダンス:8.0Ω
- ※入力:60W
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- これを元に一応20kHzの出るもの、且つ低価格のものを買ったのですが、「pyramid TW44」(pic-4)に種々のコンデンサーを付けもフルレンジと音が重なるところが強すぎる、又はツイターの役目をしない結果(ほぼ効果なし)でこれは諦めました。ひょっとして、僕だけ聴こえないかもですね・。30KH-98dB位のものを探せばよかったです。
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- もう一つの「fostex PT20K」(pic-3)は本体フルレンジより出力音声レベルが低いのでした。良く仕様を見なかったものですから・・・。結局、このツイーターに1.0μFのコンデンサーを取り付けて使うことにしました。少し音が小さいですが、そのおかげでフルレンジの邪魔にはならないです。
稀に、シンバルとかの音も聴こえます。聴こえない時でも、耳を近づけるとチャカ、チッとか聴こえます。
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- 次回は(まだ続くのです・・)、ロング型(音道2.0m)を目指して稲刈りが完了したころに作ろうと思います。仕事場の要らないものを処分し、棚も作り直さないといけないでしょうね。
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- pic-5 2021/8月の接続-これも何時まで・・・
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- ※雑記:ところで、写真は何時になったら撮りに行けるのでしょうか?(2021/8月)防湿庫からカメラを取り出しレリーズボタンを押してみました、何だかクラシックカメラを手にしているような気がしました。(´;ω;`)ウゥゥ
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- 買った後からですけど、一応クロスオーバー周波数の計算式を見つけました。
- ビクター(株式会社JVCケンウッド)のサイトに http://www33.jvckenwood.com/pdfs/LVT1702-003A.pdf
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- C1=1/(2π・fc・R)--μF
- c1:コンデンサー単位(Fファラット)
- π:パイ(3.14・・・・)
- fc:クロスオーバー周波数
- R:表示インピーダンス
- fcを20kHzでカットすれば急激で無く徐々に下がるらしい、加えて1オクターブ毎に-6dBとのこと。20khzの1/2で10kHzの時1オクターブ-6dBらしい。(フィルムコンデンサー1素子の時:別サイト参照しました)
- C1=1/(2π*20000*8)*10^6 (20kHz時)
- =0.99(μF)
- 32kHz----84.0dB (fostex PT20以下同)
- 20kHz---84.0dB 基準値
- 10kHz----78.0dB -6dB
- 5kHz-----72.0dB -12dB
- この考え方で良いのだとおもうのですが。
- これを基本にいろいろ Trial & Error でしたが、左項で書いた通り1.0μFに落ち着きました。
- ※クロスオーバーネットワークの早見表は Fostexサイト↓(8枚中p16)
- https://www.fostex.jp/wp/wp-content/uploads/2021_Speaker_Components.pdf
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