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  子宮蓄膿症
                 
子宮が細菌感染を起こして炎症を起こし、子宮の中に膿がたまる病気です。放置しておくと死亡することがほとんどです。また、5〜7歳以上になると発生しやすくなります。

【原因】
細菌が子宮に感染することによっておこります。犬が発情している間(約2週間)は、子宮の入り口である子宮けい管が開いているため、細菌が子宮内に侵入しやすくなります。
犬の場合、肛門や膣のまわりにはもともと雑菌がいるので、細菌感染しても免疫の作用で撃退できます。ところが、ホルモンなどの作用で免疫力が落ちたり、細菌が感染しやすい
状態になると細菌が増殖して子宮内に膿がたまってきます。

【症状】
多くは発情期終了後2〜3ヶ月以内に発症します。水をよく飲むようになって尿の量も増えます。妊娠の初期症状に似ていて、外陰部も腫れてきます。
膿がたくさんたまってくると、お腹が膨れたり、触ると嫌がるようなそぶりをみせるようになります。陰部から、膿や血の混ざった膿が出て、症状が進んでくると食欲がなくなったり、貧血や腎不全などを併発したりすることもあります。

【治療・予防】
子宮と卵巣の摘出手術が唯一の治療法と思われます。蓄膿症の前段階の場合は、抗生物質などの投与でいったん回復する場合がありますが、再発することが多いでしょう。
子どもを産ませないのであれば、避妊手術をしておくと100%病気は予防できます。