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北緯６５度にあるフェアバンクスは人口８万人、アラスカ第２の商業都市です。かつては、ゴールドラッシュで栄えました。そこから、東へ１００ｋｍ、車で約１時間半行くとチェナ温泉があります。リゾートとして、オンシーズンの夏はもちろん、極寒の冬でもオーロラを見るために多くの人が訪れます。 |  |
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北緯６５度にあるフェアバンクスは人口８万人、アラスカ第２の商業都市です。かつては、ゴールドラッシュで栄えました。そこから、東へ１００ｋｍ、車で約１時間半行くとチェナ温泉があります。リゾートとして、オンシーズンの夏はもちろん、極寒の冬でもオーロラを見るために多くの人が訪れます。 | |
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チェナ温泉リゾート（chenahotsprings）は谷間にあり、湯煙が迎えてくれました。谷間といっても遊覧飛行機用の滑走路が一本あり、広大な敷地です。日本の一軒旅館のイメージとはまるで違います。巨大な露天風呂もありますが、外気温が−２８℃のせいかどうか、日本人にはちょっとぬるめ。同行の友人は風邪をひいてしまいました。でもアメリカ人はへっちゃらで浸かっていました。 |
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氷を削って作った像がいくつか置いてあり、ライトアップされていました。木立も電飾で飾られとても綺麗でした。訪れたのが冬至の頃で夜が長く、谷間なので、ほとんど太陽を見ることはありませんでした。。 |
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夜には巨大なカーテンのように振舞うすごいオーロラを見ました。フェアバンクスあたりでは明るいオーロラが見られると聞いていましたが、まさにその通りでした。その理由はオーロラオーバルよりちょっと南に位置するからとのこと。つまり、オーロラがブレイクしたときには、南の方まで広がるからです。その代わり、次のオーロラが現れるまでの待ち時間が長いと思いました。
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巨大なカーテンは次第に私達の方へやってきて、天空全面を覆ってしまいます。そのとき、ちょうど真下から眺めることになるオーロラは、太陽コロナのように放射状に広がり、そのすごさには、恐れと歓喜、複雑な感情が交錯します。
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