赤まるち


ばたむっ!!!!!

扉の閉まる音が辺りに響いた、一瞬の静寂
扉の前には、松原葵が立ちつくしている
いや、正式にはうつむいてナニかを我慢するような表情で頬を朱に染めている
映画なら、下からのあおり画像だな、スカートじゃないから見えないぞ(関係無い)

「??・・・・どうしたの葵・・・・・・いないの?」

「あ、あ、あや・・・・綾香さん!だ・・・い、いや・・・ダメ?・・・んー・・え、えっと・・・そ・・・」

いきなり声をかけられ錯乱した葵が、後ろからついてきた綾香に
伝えようとするのだが、どう表現したらいいのかしどろもどろ
体で表そうと果敢にチャレンジしながらおろおろする、まだまだスれてないなぁ、この娘は・・・・

「なに言ってるの・・・・いるんでしょ?」

「わー!!・・だ、ダメですよ!・・そ、その・・・・い、今わっ!」

綾香が制止する葵をそこのけて扉に手をかける

がちゃっ!!!

!!!!!

ばたむっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

開けた音よりも閉める音の方が大きいのがポイントなのだが
綾香もちょっと頬を赤らめて扉の前に立ちつくす
その後ろで、再び中を見てしまった葵が呟く

「わわ・・・さ、さっきより凄いことに・・・・・・」

ナニしてんだ権助

綾香が、ちょっと考える
葵はもじもじしてその様子を見守る
・・・・・・・さて問題、なぜ中であんな事になってるのか・・・・・いやいや、確かにメイドロボ相手に
出来ないわけがないって話はよくあるし、あいつだってマルチ相手にって話を聞いたし・・・・
でも、あの赤い奴相手に??・・・・・・それによくみたら、なんかもう一機居たようなそうでも
なかったような・・・・・・なにより、あんな格好させてどうするんだろう、いや、どうやってするんだろう・・・・・・・・
後半、問題がずれてます、綾香さん

一方部屋の中では権助が、綾香の姿を認めて、ごくりと喉を鳴らしていた
よがり狂っていたマルチも酔いが醒めたように青ざめている

「い、・・・・・いまの・・・・・」

「ああ・・・・・・・・・・すげぇ太股だ・・・・ありゃ、ただもんじゃねぇ」

権助が、極めて深刻な顔つきになる
なんだ?ねこやんの囲ってる女なのか?にしては、お嬢様の匂いが
ぷんぷんしやがるぜ・・・・均整がとれすぎたプロポーションと勝ち気な顔
猫っぽい雰囲気とつり目、ダメだ・・・・ツボだ・・・・
だいたい、あの太股・・・健康的、それでいて大理石のように美しくつやつやとして
絹のようなしっとりとした肌理に、なにより美しく血色の良い色・・・・ただごとじゃないぞ
瞬時にそこまで判定できる権助もすごいが、今はそんな事を褒めている時分ではない
権助も女の事が気になったが今はこっちが・・・と

「・・・・・ダメだ、あの女がなんであれ、今日、二桁はやらないと・・・・・・」

「んあぁ・・・・・・・・んん・・・・・・・」

権助が決意表明をすると同時にさきほどまで、ぐったりしていたラネーフスカヤに
マルチが深い深い、熔けるような甘いディープキスを迫っていた
艶めかしくマルチが唇を吸う、最初は抵抗したものの、やがて、ラネーフスカヤの側からも
激しく求めるように舌を絡める、しどけない二人の女の濡れ場
権助液体(白色)にて、えろえろしさが三割り増しになってる二人、体を重ね合わせるというよりは
ぬめぬめと塗り合わせ絡みつく感じで激しく唇を求め合う

「こらこら、いかんぞ、俺をおいてけぼりにして」

権助が、素早くそこに割って入る
マルチがラネーフスカヤを押し倒している・・・すなわち、成熟体型が、幼女体型を押し倒しているところへ
権助が、また折り重なるように体を預けて、指先を幼女体型の方のスジ物体に突き立てる

つぷっ

もう、いい加減に他の表現は無いのかと思わせるがワンパターンでも
一番それらしい音と共に、権助の指が中へと吸い込まれていく、イった後だからか
内部の肉感がなんとなく、あつぼったい感じ・・・・肥大したその部分の壁が
必要以上にイヤラシイ飲み込み方をする

「んっっんっんっ!!・・・・・く・・・・・はぁぁあああっ」

ゆっくりと達したように下になってる幼女体型が唇を離していななく
子鹿を連想させる、かわいい反応が非常によろしい
上で大きく胸を揺らしている女がゆっくりと髪をかきあげて、はぅと
一息つく、たまらなくセクシーだ

下の幼女が、突然権助のナニに手をかけた

「おわっ!?・・・・ら、ラネーフスカヤ・・・・いつの間にそんな大胆に・・・・・」

刹那、前言が誤りであったと権助が気付く

「・・・・・・・・・まぁ、今はとりあえず預けておこう・・・・・・先に表を片づけますわ・・・ご・主・人・様♪」

突然声色と言葉遣いが変わる・・・・・いや・・・・・戻る
幼女体型が、ふぅと息をついてそして威風堂々と立ち上がった
さきほど掴んだナニを、一瞬だけ握りつぶしそうな感じで圧迫したが
すぐに優しくさするようにして離した・・・いやぁ、それはそれで辛いんですが・・・(男の意見)
気付けば、成熟してる方はそそくさと服をまとめてどこかに引きこもっていた
呆気にとられる権助がようやく事を理解し口にする

「さ、さっきのキスの時に?・・・・・・・ん・・・んな・・・・俺はおろか、読者が納得しな・・・・」

マルチが着替え終わった(早っ
すぐに視線で、権助にとっとと服を着ろと脅しをかけて
ぱきぱきと関節を鳴らす、ならしをかねての軽いジャブで空気を割くと
表・・・・・正式には、扉をじっと睨み付ける

「・・・・・・・・・・・・・リューバの記憶から色々わかったし・・・・・・・・・・・」

「?・・・・・なにが?」

「・・・・・・権助、あたしたち知らない事がちょっと多いよ」

「女体の事か?」

瞬時に血だるま

「記憶の改竄・・・・・正式には、データの損失かもしれないけど・・・・・
ここに来る前に、あたしは一度、あいつとやってる」

「やってるって、お前、レズ・・・・・」

瞬間に血祭り

「あの黒髪・・・・・・・来栖川の次女、来栖川綾香・・・・そしてそのメイド、セリオ」

「さ、3ぴ・・・・・」

省略

「ところで、もう一人の青いのは?・・・・メイドロボなのか?」

「いや・・・・・見た事ないが・・・・敵には違いないんだろうなっ」

権助がもう権助じゃない顔になりつつ声をかける、それに答えるように
マルチが臨戦態勢に入った、きりきりとナニかを引き絞る音がすると
以前よりも伸びた髪が風もないのに揺らぐ、セミショートくらいで
今までのマルチとはまるで別の女のように見えないこともない
やや髪をうっとうしそうにしつつ、手の平を扉に向ける

「!?」

「あ、綾香さん!!」

「下がる!!」

なんか、サン●イズの臭いがする台詞とともに、葵と綾香が階段から飛び降りる
同時に、扉が吹っ飛んだ・・・・そして、暗がりから、本命が登場する
その姿に、ようやく安心にも似たナニかを覚える綾香
舌なめずりをしながら、二歩下がる
代わるようにして、葵が三歩出る

「あれが?」

「そう・・・・・・赤い奴・・・・・・残り二匹のうち一匹・・・・・気を付けるのよ
大人しい仕様だったとはいえ、セリオが結構苦戦したんだから」

綾香が忠告をすると、葵がうれしそうに、ぱんぱんと拳を二つぶつけて
気合いの充実を計る、ばしっと構えを取ると吠えた

「勝負っ!!!!」

「・・・・・・・・・・・・・・・・迎撃タイプかと思ったけど・・・・生身か・・・」

マルチが、まるでマルチじゃないような口振りでそう呟くと
重力などを無視した不思議な軌道で大地に降り立った
権助もようやく、服を着て表に出てきた・・・・・狼狽を隠せない

・・・・・・マルチなのか?・・・・あの、ちょっとすっとぼけた感じで、小悪魔のようにかわいい笑顔で
情け容赦なく俺の事を殴打するあのマルチなのか?・・・・・・・

かんかんかんと階段を鳴らし、階下に下りる、マルチからやや離れた位置で
いつもの通りの観戦体勢になる、じっと葵とマルチを見ていると
知らず内に綾香が、側に立っていた

「・・・・・あなたが、オーナーね」

「おわっ!?・・・い、何時の間に・・・・・」

「って、目を見てしゃべれ(怒)」

権助視線、太股に一点集中

「悪いけど、あの娘の回収に来たの・・・・・抵抗しても無駄よ」

うーん、はちきれんばかりの太股

「・・・・・・・・・知らないのかもしれないけど・・・・あなたが住んでたあの地域
一帯を更地に変えたのは、あのコなのよ」

膝枕・・・・・・・

「いよいよ手遅れになるといけないから・・・・・・あれ以上、強力になられると
本当に手が着けられなくなるの・・・だからわかって?」

スカート短けぇぇぇぇぇ

「・・・・・・・・・・・・・・人の話はちゃんと聞きなさいっ」

綾香が、くいっと権助の耳を持って顔を無理矢理あげさせる
権助が、ちっと舌打ちすると、小学生が先生に意見する時のような
口調で漏らす

「そんな事ないと思いまーす、マルチは、確かに気が荒くて粗暴で
ガサツで乱暴者ですが、まだ人を殺めたわけじゃないでーす
主人の言う事は、一応聞くし、いい奴でーす」

どがっっ!!!!!!!!ずがががががががががっっっっ!!!!
轟音が響くと同時に、地面にクレーターが出来る
葵がどうやら、マルチの攻撃を防御した衝撃らしい

「あれでも?」

「・・・・・・・・ま・・・・まぁ、時々・・・・・・ね」

言うは言ったが、今度あの破壊力でつっこまれたらどうしようかと
心底狼狽している権助・・・・・・いや、今そこを心配するんじゃないんだけどね
ふぅと、ため息まじりのセクシーな声をきかせて綾香が遠く見守る、権助は考える
・・・・・・・・・・・・・・・・・
わからない事が繋がりつつある、ねこやんの家に来る前に
マルチはどうやら、この太股女とメイドと一戦・・・・白娘との後にやってるらしい事
そしてそれを忘れていたが、ラネーフスカヤと交換した事によって
思い出した事・・・・・つまりは、ラネーフスカヤは知っていたという事か・・・・
さらに、マルチがだんだんと俺の知ってる範囲の娘ではなくなっている事
そして、なによりこの太股

「・・・・・・・・・・・とにかく・・・・・文句言わないでね」

思索にふけっていた権助に突如綾香が、そう告げて一歩前へ踏み出た
そして、指をぱちんと一つ鳴らす
その音に気付いて葵が後退する、執拗に食い下がるマルチだが
二人の間を、オレンジ色の光が一閃した

ばしっ!!

「くぁ・・・・・・・あ、新手・・・・・・・セリオかっ!!」

マルチが、後方回転しながら着地をして低く地を這うように構える
オレンジの光の主が、情景をとりこまない瞳で見下ろしている
マルチは猫が威嚇するように、きぃっと睨み付けて背を丸める

「そう、遊びはこれまで・・・・・・・3on1・・・勝ち目ないわよ」

「!!」

声が真後ろから聞こえた、囲まれてる・・・・葵一人でてこずったというのに
セリオ、綾香を含んで勝てるわけがない・・・マルチの顔色が
明らかに悪く悪く変わっていく、脚に軽いふるえがくる

「・・・・・・・・・・いやいや、2on3・・・・・・・・5Pだな、正式には、1on4」

「ご、権助!?」

静観を常に見守り続けた男が土俵に上がった
今までそういうキャラじゃなかったくせに、妙にかっこいい登場で
マルチをかなり安心させる、同時に視姦するよう、相手三人に視線を飛ばす
その視線に気圧される事もなく、綾香が訊ねる

「・・・・・・・・・・・・・・・わかってくれないの?・・・・・・・メイドなのに素行が悪いのよ?」

「・・・・・・・・・・・お嬢様はこれだからこまるな・・・・じゃじゃ馬をならしてこその調教だろうよ?」

マルチが脊髄反射のように権助を殴り飛ばす
それをはた目にその言葉に深くため息をつく、綾香
葵とセリオは、綾香の号令待ちという感じで、構えこそ解いてはいないが
静かに時を待っている

「面倒・・・・・・・・、そういう台詞言われても・・・はいそうですかって下がれないのよこっちは・・・・」

綾香が誰に言ったのかわからない調子で文句を口にして
左手を前方やや下方へ構えて膝にゆとりを持たせた

やる気だ

「綾香さん・・・・・・」

「セリオ、葵。赤いのはあたしがやるから・・・・・あの男を・・・・・・」

「ふ、二人がかりで・・・お、男の方をですか!?」

葵が酷くおどろく、それもそうだろう
明らかにマルチの方が強いはずだ
っつうか、その目標ってば今吹っ飛ばされたし・・・・・・
その不審の目にあわせるわけでなく遠く据えた視線のまま
綾香が口を開く

「・・・・・・・・・・・・・・彼・・・・・・・・・・柏木のモノだから・・・・・・わかって?」

風を纏う
セリオが台詞と同時に綾香の横から権助の正面に位置を移す
同時に葵もきっと表情を引き締めてそれにならった

綾香の口は、確かにそう動いた
権助が
「柏木のモノ」だと


・・・・・・・・・・・・ナニがしたいんだ俺(−−;

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