ジムニ―シエラ1300はなかなか?!
何故か不人気なJB31シエラ、そのためか中古価格も660に比べて安め。それなら
おもいきって野に山に使いまくってみよう。2000年9月の購入からスタートです。
独り言のページでシコシコとご紹介していた当方の自家用車JB31(1300シエラ)がなんとか
使えるものになりました。もともと価格がこなれているJB31ならクロカンベースとして最適と、なるべく
低予算で遊べる車を目指して少しづつ改良?!を重ねてきました。もしよろしければご覧ください。
2009 4/4 ジムニ−シエラ、4年ぶりの近景
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2000年10月レポート・スタート ノーマルではローダウンイメージの シエラですが、そのままでは205/60 -15のタイヤやハイギヤードのT/F などでチョットしたオフロードでもまった く使えません。 そこで650-16サイズのタイヤで腹下 のクリアランスを取るのと同時に650タ イヤを収めるため50mmほどリーフで車 高をかせぎます。 今回はフロントはJA11純正リア組替え 装着、リアはアピオスーパーテーパー リーフ、ショックはモンローロングストロ ―クで対応しています。前後JB31用 スーパーテーパーリーフでも良いかと 思います。 屋根が白いのはクーパー仕様だから です(嘘) *2000年 10月現在* |
JB31では小さいタイヤで高速性能をアップ させるためハイギヤなトランスファーが付 ております。この状態で前述のような大径 タイヤを装着するとハイギヤを増長させた スーパーハイギヤマシンとなってしまいます。 そこでギヤダウンは欠かせないのですが 今回はローコストがテーマで進めてまいり ましたのでJA51クロカン仕様定番のSJ30 トランスファーへの載せかえで対応いたし ました。 予算に余裕がありましたらJA11リアファイ ナルを組み込み、トランスァーもJA11でロ ックロブスター装着などというのも力強い 選択かもしれません。 また、660に比べてフレームに補強が有り 強度が高いのは歓迎なのですがスキッド 性を悪くしている部分があるので対応が 必要です。 |
シエラ(JB31)をローギア−ドとする |
方法 | 備考 |
トランスファー(T/F)ダウン | JA11またはSJ30のトランスファー に交換、ダウン比は30が高い。 |
JA11はポン付け、SJ30はJA51の M/T-T/FシャフトとJA11のFシャフ トを要す(注・SJ30後期) |
ファイナルダウン | JA11のリアファイナルに交換 MT用とAT用があり、MTのほうが ダウン比は高い。 |
リア用を前後に使用。新品を揃える と相当な金額になる。 |
ロックロブスター&プロスタッフダウン ギアキットによるT/Fダウン |
JA11のT/Fを要する場合あり | 効果的だがお金はかかる。 |
※参考ですが、当方のシエラはタイヤが700-16サイズでSJ30トランスファー、ファイナルがJA11ATで4,090(JB31
ノーマルは3,727)に変更。これでハイローともどもそこそこ走ります。最初JA11MTの5,125にしたところ、LO-2が
使えるようになり良かったのですが、高速域がかなり苦しくなり現在のATファイナルにした経緯があります。これ
だとクロカンでの厳しい場所ではやはりLO-1オンリーになり、低速域に不満があります。
上記のような対応でハイギヤ、ローダウンの1300 シエラも山での泥遊びができるようになりました。 感覚としてはギヤ比関係は現在の仕様でようやく JA11のノーマル車に近づいたところでしょうか。 しかしさすがに1300、アイドル付近の粘りやここ一 発の瞬発力は660には無いものがあると思います。 またホーシングの左右の長さは特筆できます。タイ ヤハウス内にタイヤがこすりにくいし、なによりも傾 いたときの安定度もささやかな安心につながります ただ重量は重いです。フロントを上げて降ろした時 など実感します。660だとボン!というところも1300は ドスン!!と落ちます。とは言うものの当方の1300は6 年式で660のおなじ6年式ではまだまだ中古車市場 では弟分のほうが高値がついている状態のようで す。維持費など比べられると比較になりませんが、 狭いのが苦にならなければ高速巡航や街乗りなど 660にくらべて普通車感覚で楽に走らせられますの でセカンドカーというよりファーストカー的の使用も ありかと思います。 |
FRPボンネットを装着 2001年 4月 自家用車JB31にFRPボンネット装着しました。 当方の純正形状タイプなのですがJB31では若干形状 が異なりますがすんなり装着できます。 重量比較ではノーマルの12kg強から3,5kg弱まで大幅 に軽量化できました。街乗りでも効果は体感できます。 発進の出だしはおっ!!と思います。 |
JB31ボディリフト&700-16 シエラの現在の姿です(2002/7末現在) 当方の40mmボディリフトキットを組んで 700-16のJSを押し込みました。 大径のため回しきれる限界値のようです 。そろそろファイナル交換も考えねばと 思案中です。 しかし連日の猛暑でフィールドに連れ出 しても車共々バテバテです。 |
FRPボンネットにエアアウトレットを追加 夏場の低速走行時などの温度上昇が 長年の課題でしたが弊社のエアーアウト レットをボンネットに追加してなんとか解決 いたしました。2002/7現在。 |
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幌車コンバージョンキットによるワゴン→幌車化
ようやくJB31も幌車化しました。オフロードはまだ走っておりませんが、一般道でも
軽快感が増したのは体感できます!!(車重単純比較マイナス50kg)2003
5月現在
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ウレタンシャックル使用感想記(テスト期間2003/12〜2004/5今現在進行中)
使用したのは30mmロングシャックルです。一般道ではウレタンスペーサーによる特徴を感じ取ることは
できませんでしたがオフロードでは具合の良いよじれ具合いは確認できます(右画像)
また、よじれやすい事に生じるキャンバー等での不安定な動きはありませんでした。(左画像)
心配されたスペーサーの耐久性ですが材質が硬質な為か半年使用した状態では劣化はほとんど
確認されておりません。
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Thorley Exhaust Header 取りつけ記(2004 5/29)
かねてから気にしていたパーツであるThorleyのタコ足ヘッダーを取り寄せて装着いたしました。
取りつけはエンジン回りは完全ボルトオンですがフロントパイプは切断・溶接加工が必要です。
JB31の純正フロントパイプは二重構造のため切断面をキレイにつぶしてから溶接した方が排気の
効率は良さそうです。また装着フランジには一切遊びが無い為正確な溶接が要求されます(フランジ
の角度がずれるとリアマフラーとの取りつけ位置が大きくずれる為)
肝心な走行フィールは一般走行で良く使う2000〜4000回転付近のレスポンスが良くなった感じが
実感できます、エキパイを保温テープで巻いてやると排気温度を保ちさらにピックアップを増すそう
なので(説明書の受け売りですが)今後実験してみたいと思います。
(購入参考価格、輸入、加工装着まで\50000〜\53000、現地相場160〜220usドル)
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キッカーショック製作 2004 6/10 昨年末に自分の不注意でリアのテーパーリーフを 曲げてしまい、いらぬ出費となった反省も込めて ワインドアップ防止とトラクションアップを狙ったキッ カーショックを製作してみました。 (1)ショックはJA11リアの固い純正品中古です。 固定は1G(車両が普通においてある状態)でショッ クを一杯に伸ばした位置で固定しています。 (2)ショックの取りつけ位置は画像のようにリーフが 無負荷の状態でリーフとプロペラシャフトの延長線 に交わるような位置関係といたしました。画像の ようにリフトで上げた状態では(1)の取りつけの関 係でホーシングは若干前方に引っ張られている事 になります。これは若干引っ張ることによりリーフの 元々の弓反り形状とシャックルの能力を引き出す のが目的です。 |
キッカーショックは廃品を利用してたびたび製作していたのですが今回は上記(2)の項目を
主目的としてテストしてみました。感想としてはオン・オフともショックが良く効いているようで
デフ(ホーシング)の首振りがかなり収まった印象が強いです。これはアクセルのON,OFFでの
トランスファーレバーの振動が激減したことから感じ取られる点です。これだけ首振りが押さえ
られれば前に進む効果も高まっていると判断できるかと思います。
肝心なリーフの能力アップの点ですがいつものコースでの感じでは以前と変わらずといった
ところです。良く言えばこの設定でストロークが以前と同じで犠牲になっていない、と言う点は
逆な意味で評価できる点でしょうか?!ともかくこちらの方は改善していく必要はありそうです。
キッカー追記 2005 7/20
キッカーショック取り付け部を調整式としてユーザー個別に合わせたセットアップが容易な設定
といたしました。これによりノーマル車高から3インチアップ位まで純正リアショック一本で適切な
ワインドアップ防止とトラクションアップ効果があげることができるようになりました。
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荷台用タイヤキャリア新設 2005 1/15
二名乗車に変更したのを機にスペアタイヤを室内に移設していたのですが、タイダウンで結束して
いたスペアタイヤを今回キャリアステーを新造してしっかり固定出きるよう変更しました。
取り付けはセカンドシートの既設ナットを使用、荷台のフロアに大きいナットを溶接すれば早いですが
どのみち補強を入れねばならない荷台鉄板の厚みなのでキャリアステーを作った次第です(重量1,2kg)
センターロック式で着脱が容易な上にタイダウンで固定していた時よりしっかり固定できるようになり荷室も
すっきりしました。
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リアマフラーの交換 2005 9/5
JB31シエラを2000年に購入直後に交換したタカマ製CMRマフラーがとうとう夏休みに3分割に昇天してしまい
中古装着(お客さんが捨てていった物)の割りに良くこれまで活躍してくれたな、と感謝しつつ後任を物色して
おりました、そうして今回購入に至ったのがダイノマックス社製マフラーなのです。
これはアメリカ製、つまりサムライ用のマフラーで和製サムライと言われるJB31シエラには問題無く装着でき
ます。パイプ径は純正より最も太い所でも6〜7mmUPと低中速を犠牲にしない設定が伺えます。また画像
ではリアエンドがストレートにカットしてありますが本来は純正のマフラーと同じに排気を巻きこまぬように
クランク形状となっていますので幌車にも問題無く(シエラでは?)使用できると思います。
実際ダイノマックスに交換し街中を流してみると音質の低さを感じ、同時に2500rpmくらいからのピックアップ
の良さが体感できます。
オフロードでの感触ですが、たかがマフラーと思いますが上々と思います。太すぎないパイプにより抜けすぎが
防止されるのかエンブレでのトラクションが向上した感じがいたします。ターボマフラーの流用では・・ノーマル
では・・と思われている方、JB31にはオススメですよ。
販売もしています→4WDパーツのページ
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オーバーヘッドスピーカーキットの取りつけ
2005 10/8
夏前からいろいろプロトタイプを作って案を詰めてきたオーバーヘッドスピーカーがようやく完成
いたしました。きっかけは高速道路などを巡航しているとオーディオを大音量にしなければ聞こえにくい、
耳に届いても他の雑音が混ざり聞き取りにくい。まあ遮音性も低いしタイヤノイズもウルサイ車で何言って
いるの、と言われそうですが付いている物は(オーディオは)なるたけ快適に使いたいものです。
初期の目標はユーノス・ロードスターなどに使われているヘッドレストスピーカーのイメージでしたが
汎用とするにはあらゆるシートに対応せねばならず、少し捻った結果が頭上スピーカーでした。
使用してみると音が直接耳に入る感覚と言うのが適当でしょうか、他の音に影響されにくく一層クリアに
聞こえるのでFMラジオでも時折入るノイズが気になるほどです。
デザインはコクピット感覚で前部分には52パイ程度の追加メーターを取り付けられるスペースを作り
ました、もちろんツイーターや追加の小型スピーカーなどの利用スペースというのもOKと思います。
バン用、幌用とありますが特に幌車に使用で幌を外した時はめちゃカッコよいですよ(自我自賛ですが)
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高下駄アクセルキット 2006 10/20 1年ぶりの更新で大変恐縮なんですが、一年の間とり 立てて大きな改造をすると言う事もなく、何をしていたか と言うとナンバー付きのトライアル競技に積極的に参加 しておりました。 トライアルだとアクセルターンだとかバックターンとか言 う小技を使う場面があります。そのような時にブレーキと アクセルを同時に踏むと言う事をするのですが、純正そ のままだとアクセルが奥にありすぎて同時に踏むのは 困難です。そこで高下駄アクセルを付けると画像の様に ブレーキを踏みこんだ状態と何もしていないアクセルが ほぼ並ぶ位置に修正され同時操作がしやすくなります。 このような小技を使わない人でもアクセルとブレーキの 高低さが緩和されて速いペダル操作を可能とします。 以上、手前味噌情報でした(笑) |
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