Ost.
Die Sonne geht im Osten auf.


霧が辺りを支配している
海が近いせいなのか、真っ白なそれは濃霧というよりは
高地で雲の中に入ったかのように、
冷たくて、細かくて、触れることのできないものが視界を阻んでいる

「噂には聞いていたが、凄まじいものだな」

「隊長、どうします」

ツィーゲルの濃霧は有名な事象で、天候如何によっては
それこそ一日明るいのに何も見えないという不気味な世界を漂うことがある
神の息吹と言うのだそうだが、傭兵どもにはそんなものはどうでもいい
ただ邪魔だと、そう感じて眺めるばかり
カインは様子を見ている、平野部で濃霧が出たところで
本当なら長続きはしない、ここは待ってみよう、風も僅かだが感じられる
視界が晴れるまで、アレの無駄打ちはできない
虎の子の投石器はなりを潜めて黙っている
闇雲に放っては、相手に場所を逆探知され壊されかねない
だいたい連射がきかないから、勝手も好くない
あくまで、視界充分でよく計算したうえでねらい打ちしないと意味のない兵器だ

「日が昇ってどれくらいになる?」

「さっぱりわかりませんが、思っている以上に経ってねぇと思う」

「そうか、お前を信じる」

カインは口のきき方を知らない部下の声にそう答えた
まっとうな育ちをしていないから、そういう輩が多い
おおよそは先輩方に教育されて治っていくものだが
こいつはまだ日が浅いようだ

「今日中にここを陥として、前面に出たいものだな」

「冗談だろ隊長、ここで闘いを長引かせるほうが得だろうよ」

「ふむ」

陽動作戦であるから、これ以上前に出る危険を犯す必要はない
当然の言い分だと思うが、ひっかかることがある

「しかし、助かっているというか、不安じゃないか?」

「何がです?」

「なぜ敵は攻めてこないのか、反撃してこないのか」

「余力がないんじゃ」

「わけがないだろう、こっちの何倍兵力があるかわからん所だぞ、不安だ」

「この霧をどうにもできんと、敵さんもわかってんじゃないんですか?」

「そうだといいんだが」

この台詞は、縁起が悪い
カインはそう思った、こういう時の悪い予感は必ず当たる
斥候をひっきりなしに向かわせているが、芳しい結果を上げられず
ただただ、時間が過ぎていく、ぱたぱた、少し風が出てきた
旗の動きが慌ただしくなってきた
そして一瞬だった

「お、明るくなってきた」

「おい」

ざわり、
その声とも音ともつかないなんともいえない振動は
鼓膜を確かに震わせて、同時にカインを深い哀しみへと誘った
動揺が伝播した、音に、概要に、この現実に
隊長としてどうするべきか、傭兵の長は頭をひねらなくてはいけない
まずは、

「ぼさっとするな、測量すぐに、第一弾装填っ、30人ばかりで壁作って、敵近寄らせるなっ」

「お、おうっ!!!」

はりのある声がその場にいた兵隊に生気を呼び戻した
一陣の風によって、拓けた視界の向かいには
そびえる大きな壁と、そこにとりついた
とてつもない数の敵兵を見せた、これは洒落にならん
全員がそう直感できてしまうような凄まじい数の人影が見えた
赤い旗は血で染められているらしい
そんなよくない噂が充満している、その目の前に
膨大な数の血の証が立っている、浮き足立つ、なんとかしなくてはならない

「距離50,角度よしっ、打てますっ!!」

「よし、一発目見舞ってやれっ」

がいんっ、
言われると同時に轟音を響かせて、兵器は咆哮を揚げた
日常では決して体感のできない、恐怖を催す音がした瞬間
向かい側の壁は派手に砕けた
ばらばらと、壁にとりついていた敵が落ちるのが見えた、だが、
ちょっとしたことでうち払えるような、生半可なものではない
敵の動きが気になるが、それよりも先にこちらは動く必要がある

「投石、前だ、前にでて精度あげろっ」

「それじゃ」

「かまわんっ、急げ、弓隊、応射しろっ!!!」

カインの声はどれだけがなっても、割れることがない
よく通り、内容が理解できる、なおかつ勇気づけられる
傭兵達は言われるままに、弓をかまえた奴らは必死に攻撃をしかける
100人が撃てば、相当な攻撃になる、だが
相手はその何倍いるのだろうか、向かいから、散漫な攻撃が返ってきている
一撃目の投石がきいたのか、浮き足だっているのか、まだ、未だ、
敵は本格的な攻撃をしてきていない、今しかない、無用なほど焦る
いや、焦りたくもなる

「第二弾っ、撃てっ!!!」

ガウンッ!!!!
前進させながら発射させる、爆音とともにまた煉瓦の壁は粉砕される
砂煙があがる、その煙の向こうから、だんだんと矢弾が数を増してくる
こちらの応戦にどれくらいの手応えがあったか、わからない
わからなくなるように、砂煙と、そして、霧がまたやってくる

「まるで闇だな」

「闇?こんな昼なのに、そりゃおかしいぜ隊長」

見えなくなるというのが闇なら
真っ白な闇というのは存在するのだ、それが助けてくれているようにも見える
だが、決して味方ではないと言っているようにも聞こえる
音を吸い込み、姿を消し去り、何もないという恐怖ばかりがたわる白い世界

ビンッ

また、真っ白になった世界で、弦の音がしている
それだけが、遠くから、また近くから、あがっては消えて、上がっては消えていく
傭兵達は、自分たちの陣形が、いつもなら目視できるはずのそれが
まるで確認できないから、勝てるのか、そういう不安でいっぱいになっている
カインはそれを悟り、ただ、声で確認をさせている
しかし勧めたくない方法だ、声を出せば、向こうに知られる
闇なのに丸裸にされる恐怖、相変わらず散漫な攻撃の敵方
苛立ちというべきか、焦燥感というべきか
戦争をしているというのに、攻撃の仕方がわからない、されるままに殺される恐怖
そんな後ろ向きのことばかりが浮かんでいる

「よし、投石器を移動させろ、こっちが見えてねぇってことは向こうもそうだ、今の内に陣形変えろ」

カインの務めて明るく振る舞われた声は、敵方までは届いていないだろう
敵味方、どれもこれも他の顔が見えないから不安になっている
カインは思う、この程度の不安で済めば儲け物だと
今、全員の表情を全員が確かめるのは、さらなるマイナスを呼び込むだろうと
頭でわかっている、事実が無ければわかっているという感触だけで
人間はそうそう簡単に落ち込んだりしない
説明臭く、自分を納得させようとやっきになる、白い闇が濃さを増していく

「始まったか」

「は、敵は傭兵隊が前の様子です、また霧に消えました」

「そうか」

「あと、バイデン騎士団の動きがつかめました、5区に入った模様です」

「よし」

宮殿で、耳の宰相が静かに笑った
ことは順調に運んでいる、一瞬姿を見失った時は
また、グイの消息がわからなくなった時には酷く狼狽をしたが
結果として、うまくことは運んでいる
デハンは勝ちを続け、予定通りのコースを攻めてきた
行動を起こすときがきた、あとは3区がどれだけ時間を稼げるかだ
それについては、腕の宰相に任せてある、大丈夫だ、全てがうまくいく

「では信徒に告げよ、前進を開始せよとな」

「はい、かしこまりました」

従者はうやうやしく頭を下げた後、すぐにそこを発った
この号令に従って、何千という信者達が移動を開始する
ツィーゲルの勢力図を、まず、もとの対等な分まで取り戻したデハン
南北に一本の線を引いて、東をバンダーウ、西をデハンと分けた
その後、デハンはツィーゲルの中心を東に進みはじめ、攻略を成功させた
現在、バンダーウはコの字になっている、字の右中心部分がツィーゲル宮だ

「あとは、グイがよけいなことをしなければよいが」

耳の宰相は呟く
今、号令に従ってコの字の左上下の端が伸びていく
大がかりな、国を傾けるほどの金をかけて大きな細工を施した、
だから容易にバンダーウは失った区画を取り返す、いや、移動することができる
そこを伝って、膨大な信者は流れ込み、コの字は□の字になる
その中心に取り込まれたデハンの騎士どもは退路を塞がれる
前面は腕の宰相がいる、退路を失い取り戻しに背を見せれば宰相が追撃をする
ヤケになって宰相を攻撃すれば、さらに宮まで下がって見せて、そこに「声」が待つ
耳の宰相は全てがうまくいくことを望み、また、信じている

「声は着いたのか?」

「それが、まだのご様子です」

「そうか、そうだな、あと一日あるのだからな」

あとは時間だけだ、敵が駕籠に入った以上
蓋を閉めるだけだ、大丈夫だ、子供でもできるだろう
耳の宰相は何度も自分に言い聞かせる、ツィーゲル宮からは出ない
出ないが彼も戦争をしている、その背中をシヴァは見つめている
何も語らない瞳でそれを見つめている
神の代弁者が何も語らないのは、神から何も語るなと言われているのだろう

「耳よ」

「!・・・・目か」

「ああ、!、シヴァ様もおいででしたか」

「よい、なんだ、続けよ」

「いえ、その、」

口ごもる経済の宰相、様子で悟られてしまう
何かよくないことがあるのだろう
だが、取り繕うような発言はできない、シヴァは頭がいい
鋭すぎる、だから、嘘なぞついたときには、見破られた上に
裏切りの恐ろしい仕置きを受けてしまう
そう考えて、目の宰相は事の次第を、短く、告げてうなだれる

「すまん、俺の試算でもやはり、持ってあと3日だ」

「3日っ!?ばかな、一週間は大丈夫ではなかったのか!?」

「不作が続いたのと戦費がかさみすぎてな、食糧が無くなる方が早い」

「蔵の中は、全てそうなのか」

「ああ、少々蓄えてあった分も、9区の神官が持って出たらしい」

「グイ・・・・・か」

戦争の宰相は、たかだか一神官ごときと言った
それが、こういう形で出てくるとは
同じくして、うなだれてしまう、その背中、シヴァがいる
口を開く

「それも神の試練だ、心せよ、それに3日は持つのだ、その期間にできることを考えよ」

「は、仰せの通りに」

当たり前のことを言うが
そんなことが心強い、宰相二人は額を床につける
目の宰相は既に、そのことを考えている
或る程度のことまでは考えていたのだ
敵からどうにかして、食糧を奪う方法をだ
南方に共有の港がある、そこから物資は運ばれて、ツィーゲルのすみずみに行き渡る
不可侵の場所ではあるが、そこにはデハンが買い付けている
多くの物資があるはずだ、それを襲えば、大義名分を作って襲えば
神の目はそのことを考えて残りの3日という時間を使う

「今日は、霧が濃いな、それに空が暗い」

「雨がくるとの話です」

情報の宰相が、他愛のないシヴァの言葉へ続けた
昨日までの晴天が嘘のように、空が次第にどんよりとしてきている
霧は依然辺りを包んでいる、だが、これも昼前にはなくなるのだ
そう決まっている、その頃までに包囲が完了していなくてはならない
シヴァは外を見ている、外の何を見ているかはわからない

「武威公がこちらへ向かえる地点に到達した模様」

「そうか、急がなくてはな」

治安公は呟いて、人にまた指図をする
5区の脇にあたるであろう、分厚い壁を持つ水道を50人程度の仲間とともに
攻略を進めている、次々と水道の口は広がっていき、前へ前へと足を出していく
この水道の先はすぐに1区、東ツィーゲル宮になる
途中、1区の下を進むこととなるが、前線の噂を聞く限り
そこにほとんどの兵力は割かれていないだろう
それに50人程度の人数は、意外と目立たないものだ、今は霧もあるうまく進めるだろう

「急げ、霧が出ているのは好都合だ、これが晴れる前に貫通させるぞ」

治安公の声に全員がうなずく、流石に大きな声で呼応する馬鹿はいない
敵陣の真下を通っているような具合だ、ばれないように
でも急がなくてはいけない
朝からの霧は濃くあたりを包み込み、この行動を隠してくれている
ちらりと治安公が空を見る、治安公は穴の外にいる
真っ白なそこで時折薄くなった部分から空が見える

「晴れている時に霧は出るというが、ここに限っては嘘なのだな」

「霧が晴れる頃に雨との噂もあります」

「そうか」

雨は厄介だ、そう考えてしまう
水かさが増すことも危ういが、雨天というのは
人間の行動を酷く鈍らせる、志気が落ちるし
行動が遅くなる、まるでいいことがない
そうなる前にどうにかしたいな、苛立つが50人ではこのスピードが限界だろう
事細かな指示は与えてあり、あとは目の前が拓けていくのを見ているだけ
その忙しいのに暇がある、こういう時間はひどく持て余してしまう
治安公はもう一度空を見上げる、どんよりとした雲が見えた

「・・・・・?」

治安公は首をかしげた
雲ばかりを見ていた先は今、また白いもやの中に埋もれた
その少し前、前後、わからない、違和感と言われる
人間のもっとも鋭い感覚が反応した

「おい、地図持ってるか?」

「は、ここにありますが・・・」

「少し外す、さぼらず進めておけよ」

「し、神官っ」

言うなり霧の中に姿を消した、呆気にとられる部下だが
とりあえず、言われた命令だけはこなそうとまた、穴の中へと消えていった
治安公は霧の中、足音は立てず小走りで移動する

地図を見る、手元にあるものは見える
だが、先は霧に包まれてまるで見えない
だからこそ、そう思い地図を見たままで足を進める

隊長どころか、国政を担うほどの大物が単独行動をするなど
通例あり得ないことだが、この男の場合
見たところ、神官に見えないというところもあって
無謀を平気で行ってしまう、ただ、それが非常に重要な局面で
意味をなすことがある、今が、そうだろう

この壁は・・・

霧で少し先は見えないが、目の前のものくらいは判別がつく
大きな壁、外壁のようななりをしている
外壁ならば本来は頑丈で、風雨から民を守るだけでなく、こういった戦争で
砦となるべく強固に作られている

・・・・・新しい、というか、脆い

不審は極まった、治安公は急速に頭の中が熱を帯びるのを覚えた
脳が働き始める、目の前にある情報から色々なことを推測する
脆い壁、新しい壁、空の形への違和感
足下を注意深く観察する、そして気付く
いや、推測が確信に変わる

この壁は新しい、占領されていた間に作り替えられている、だが、どうしてだ?

一番最初に思い浮かんだのは、砦としてデハンが守った場合に
攻略しやすくするためだろう、そんなことだ
しかし、釈然としない、大がかりな工事をした割には
ここは現状主戦場とはなっていないし、これからもなる予定はない
ここが戦地になるとは思っていないはずだ、ならば

思考が相手の思惑に追いついた
治安公は、背筋が凍るような感じにぞくぞくと全身を震わせた
バンダーウの思惑は彼によって、今、看破された
地図が、いや、地形が書き直されている
霧で地図だけを頼りに計測を確かにして進んだ挙げ句
地図と異なる壁が現れたのだ、これは区画の形が変わっている、それも大がかりに
区画をまたいで修正されていると考えるべきだ
常識じゃないぞそんなもの、短期間で土地、いや、街を作り直すような工事をやるとは
貧乏人がどんな博打に出てやがるんだ
治安公はすぐにそこをあとにして霧の中にまた身を投げる
もとの場所へと戻る、あの場所は、もともと目指していた地点よりもずっと奥にある
というか、まてよ

「ひょっとすると、騎士団を含めて、全デハンの兵力が【旧】5区に入っているのか?」

呟いてその恐ろしさにまた、鳥肌が立った
5区に全ての兵力が入ってしまえば、この作り替えられた区画にそって
我々の地図には載っていない、この5区を取り囲むようにできた道路を走るだけで
バンダーウの信者は、容易にデハン勢を追いつめることができる
このままでは、こちらがフェイクにしている傭兵隊も、主力部隊と同じ場所にいるのと変わらない
霧で隠されたのもあるし、焦っていることも手伝った
今、完全に相手の手の内で躍らされている具合だ、打破しなくてはいけない
そのために俺は前線にいる

考えながら走った

走りながら、もう一度地図を見直す、今、この場所は本当ならどこにあたるのか
戻ってくると、随分と工事が進んでいるのがわかった
この調子ならば思っている以上に早く、こちらが王手をかけられるかもしれない
そう思いつつも、仕事場である穴蔵へと入っていく
中では、薄暗い灯りをたよりに男達が必死に工事を進めている

「どうだ?」

「ええ、このあたりは作りが弱いらしく、すいすいと進み始めました」

「そうか」

治安公は、まだ、何も言わない、与えられた情報を精査する
このあたりももしかすると、新しく作り直されているのかもしれない
位置として予定の場所よりも奥だとさっきは悟った
この行程からしても、間もなく穴を空けられるだろう
ならこのまま、リスクは高くなるが囲まれることを承知しながら
先を急ぐべきではないか、ここを突破口とするべきではないか

「司令官は、短絡や楽観で判断してはいけないものか?」

「どう、されましたか?」

「なんでもない、急ごう、私も手伝う」

「し、神官っ」

言って、すぐにその壁にとりついた
黙って後ろで立っていられない、自分の膝が震えているのがよくわかった
治安の神官は、自分のことをよくわかっている
いつだってそうだった、事を構えて堂々としてられるほど自分は大きな器じゃない
喧嘩も弱いし、口先と算盤でここまでのし上がってきた、だからこそ
本当の実力を持つ、武威公に酷く憧れるし、最愛の友人だと思うことができている

今は、そんな言い訳めいたセンチメンタルに浸っている暇はない
泥にまみれながら、神官が率先して穴を掘る、それを見て部下達は
より必死になって穴を掘り出す、がしがしと、次々に掘られていく先
足下の水かさが少しだけ増した、ここらはまだ霧に覆われているが
離れたところで、もう雨が落ちているのかもしれない

「水かさが増してきた、急げ」

「わかってます、神官は後ろに」

「うるさい、一人でも多いほうが」

「そうではなくて、その」

治安公が振り返る
部下の一人が遠慮しつつも、しかし
事を急ぐ状況から一つだけ物言う

「邪魔なんですよ、ちゃんと俺達は順序だててやってますから、いつも言ってるじゃないですか」

「ああ」

「組み立てられた順序をなぞることが一番難しくて確かだって、神官は後ろで見ていてください」

「しかし」

「神官は睨んでいてくださるだけで充分です、それが一番怖いというか、効果的なんですよ」

と、言い終わると部下達は、邪魔者をどけて
またてきぱきと仕事を始めた
治安公は後ろで黙って見ているだけにする
よい部下を持ったんだろう、自分にわざわざ心の内で説明してしまう
こんな暗がりで俺の圧力もあったものでも、いや、もともとそんなもん無いくせに

治安公は後ろで、言われたままに黙って立つことにした
ただ、立ちながら、次の展開と最悪の事態を想定していく
懸念がある
後方へ、少なくとも武威公にだけは、現状を説明すべきではないか
しかし、言ったところで、どう動くか、その決断は治安公にある
武威公ならそう言うだろう、なら、ここで決断しておこう

未だ作戦中、戦線に異常なし、すみやかに遂行されたし

外の霧が晴れてくる、代わるようにして雨が落ちてくる
半日が、そうして過ぎた

つぎ

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ギャグとエロがない場合
読みどころが無いと、痛切に感じるこのごろ
最近というか、ここのところ理屈ばったものが
凄く好きで、デスノートだとか、ライアーゲームだとか、ワンナウツだとか
あんなの見て、いいなぁと思ってたのでありますが
実力がないのに、それをやるのと
あと、しつこいまでにそればかりなのは、飽きてしまうということに気付いた次第

ダメじゃん
と呟きながらも、拡げた風呂敷は畳まないといけません
前の連載でも書いた気がするが、気のせいだろう
僕は成長している、一歩一歩、とかなんとか
こんなところに日記書くな俺

駄文長々失礼しております
R(05/10/09)