ein rotes Kleid,
Sie ist Prinzessin.
「っは、っは、っは、っは、ぁ、ぁ、ぁ、ぁ、ぁ、ぁ、ぁ」
「そう、そう、そう、そう」
「うあ、ぅぁ、ぅぁ、ぃ、ぅ、ぅ、ぁ、ぁぁあ、ぁぅっ、っ、っ、っ」
「その声だ、甘美で味わい深いその声が聞きたかったんですよ」
「や、やめて・・くだひゃい・・・・あ、あ、あ、」
「だらしなく、舌を長く、犬のように垂れさげて、よだれにまみれて」
「ぃや、いや、や、や、あ、あ、あ、あ、あんっあんっ、ああぁっ、うんっ、ゃんっ、んっ、んっ」
「貧民の出のくせに、醜く汚らしい下層の出のくせに、のうのうと城へと入り込み
大した苦労もせずに、極上の地位を手に入れた、おそろしい悪魔が、そうだ
あなたの・・・・・・お前の中には、悪魔が棲んでる、なくば、お前は悪魔だ小娘っ
いやらしく、淫らではしたなく、このようなものを、下にくわえこませているなど
神聖な城内で、恐ろしい、男を狂わせて、あとは何を手に入れるつもりだ、え?
どうだっ、どうだっ、あ?なんとか言ってみよ、この落ちぬ汚れを肌に刻んだ
愚かな、そして、卑しい女がっ」
「ひぃっ、いいぃっ、いぃやぁっあああっっっああっぁつぁああっあっあっあああ」
ぴちゃっぴちゅっ
水の音が、激しく撥ねてまわり始める
一人では鳴らすことのできない、久しく覚えのなかった
貫かれる感触が、ただただ、自らの下、女の部分から上ってくる
ねじこまれ、何度も突かれ、酷く罵られる
野太くくすんだ色の肉は堅く屹立し
その茎の根元までをずっくりと艶めかしい女の中へと沈み込めている
机に組み伏せられ、後ろからずるずると何度も突きこまれる
「いやらしい顔だ、いやらしい口だ、いやらしい声だ、いやらしいヨダレだ、
汗が愛液が唾液が、漏れ伝う全ての汁という汁が、いやらしい、いやらしい
いやらしい、いやらしい、お前は、貴様は、あなたは、おぞましい、ああっ」
「くぅあっっあっ、いやっ、あ、そんな、中、だ、だ、あっ、だぁっっあああぁあっ」
髪を掴まれ、喉が伸びる
涙を浮かべて、だが開いた口からは、嗚咽とともに
幾重もの透明で粘りの、糸を引くかのようなヨダレが絶え間なく机に液だまりを作り続ける
ぴちゃり、ぴちゃりと音は一層激しく、褐色の太股に股から溢れた
透明な、小便でも漏らしたかのような通り筋をつけている
肉を久しぶりに受け入れた壺は、ゆっくりとうねる
生暖かく図太い茎を、くわえこみ、時折、痙攣するようにひきつけている
「もうやめ・・・あ、ああああああっぐああああぁあああがああっぁうっっううぁぁああいいいっ」
ぶぶぶ、ずぐりり、
肉の棒がゆっくりと身体から引きずり出される
褐色の娘は、内臓をそこから全てひきずり出されるような
絶望するほどの快感を、女の部分から上りくる、気を違えそうなほど強い刺激を享受する
貫かれ、引きずられる感触をひたすら、脳に直接刻みこんでいる
視界が揺れる、ずるずると引きずる肉の擦れる感触ばかりが
どんどんと、はしたなくだらしなく、身体を快感へといざなう
あの頃のようだと、朧気に思う
だがそれも既に、柔らかい、霧散した意識でしかない
今は、ただ、貫かれる事象にのみ、全ての精神を喰われている
「ぃやぁっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっっっ!!、んっ、んぁあああっっ」
「ほぅらほぅらほうらっ、いく、いくぞ、ぐふ、ふははははっっ、ううぅおぁああっ」
ぞくっ
男が一瞬トんだ、ぬぱっ、派手な音がして締め付けていた所から
強引に抜かれるとすぐに汚らしい黄味がかったどろどろとしたものが
背中にぶちまけられた、その液体が背中に着くという感触だけで
だらしのない身体はびくりびくりと細かい痙攣を起こす
ふるふると、つま先立ちになり、内腿を痙攣させ、尻を高く掲げ左右に振った
褐色の娘は懐かしさすら覚えるほど
この恥辱をよく理解している、かつてはそうであった
しかし今、これをされることは、はたして
「もともと、その出だな、そうでなくては、そうでなくては、そうでなくては」
「もうお許しください、これ以上は、わ、私は、私は、姫様の妹・・・・」
がははははははっっ
褐色の娘の弱々しい声は、下品な笑い声ですっかりとかき消された
犯す男は、ただその薄気味の悪い下世話な笑顔をふりまいている
まだまだその欲望は満たされることもなく
むしろ、その、中途半端に上層を意識した台詞に燃えさかり
三本目の足は、隆々と反り立って、今や今やと
その娼婦の濡れそぼった穴を欲しがっている
男は常に上位に居る、そして、その位置からの台詞と声が妹を痛めつけている
「そうだ、あなたは、貴様は、あの姫君の妹君であられる、その妹君様様が
さて、このように淫乱で、闊歩する股に悪戯をし、男を平気でくわえこむとは
どうしたものか、どうしたものか、どうしたものか?」
「・・・・・・〜〜〜〜っっっ」
返す言葉を持ち合わせない
涙は随分と前から、その頬はおろか、顔中を
ぬめぬめと光らせている、顔にかかる黒髪が
まとわりつくように這っている、犯されている身体は
かつての習性に従い、敏感に男を受け入れる体勢を整えてしまっている
自らを呪う、このようなはしたない身体になったことを
自らを怨む、どうであれ男にわずかながらの忠誠を誓うことを
自らを蔑む、姫様の妹でありながらこのていたらくを
悔しさと、情けなさと、どうしようもない現実が
妹をただ泣かせている、具合が悪い、男にとっては具合がいい
この男は、最近、姫様に疎まれている貴族の一人だ
だからだろう、歪みひずんだ思考が、妹を犯すというおぞましき事態にまで誘った
何もかもが悔しい
「ふふん、そもそもアレであろう、それをくわえさせたのもあの女だろう」
「それは」
男はだらしのない体つきをしている
たるみきった脂ののった腹には、陰部から上ってくるように
毛が生え、腕や胸元にも体毛がある
褐色の娘の匂いを十二分に嗅ぎ、その汚い顔を娘の背中にこすりつけ
若い肌に浮く、汗を舐め、にたりにたりと何かを満たしていく
身体は清潔であろう、が、醜く度し難い、腐った貴族と揶揄されるほどのたらくだ
「そうでなくては話にならん、あの小娘は、小娘は、他人をバカにして
そしてどれだけも奴は上等であると信じている、おぞましい
所詮は、汚れた、犯された女のくせに、革命のどさくさで
あの地位に戻っただけのくせに、奴が私の上にいることが
そもそも、おかしいのだ、産まれながらの貴族であり、育ちもなにもかもが完璧な
この公爵をさしおいて、何が姫君だ、笑わせる、笑わせる、このような売女を
囲って、あまつ、このように淫乱に溺れて、なぁ、なぁ、なぁ、なぁっ!!!????」
「や、め、、ぁ、ぁあああっっっぁあああっぁっ、いやっ、そのような、は、恥ずかしいっ、いやっぁっ」
後ろから執拗に責め続ける
反り返ったそれは、何度も何度も、その穴をいったりきたりする
やがて飽きたのか、後ろから突き刺したまま、褐色の女の太股に手をかけ
無理矢理に片足をあげさせる、犬が小便をするようにはしたない格好で
羞恥をあおりながら、その、変形する穴の形を楽しんでいる
ぐにゅりぐにゅりと、まとわりつく肉の壁は、男のそれをくわえこみ
そしてより粘つく、透明の液体を分泌し続ける
この淫売さは、そこらの娼婦では出せない、あくまで
姫の妹でありながら、そうであるからこそだろう、そのような身体が
ただ、乱暴に犯され続ける
「そうだ、その顔だ、喉を鳴らせ、声を出すな、悲鳴を上げろ、喘息持ちのように
喉を鳴らせ、嗚咽を聞かせろ、よどみなく絶え間なく、ただれ続ける
その脳が熔ける感覚を、そのまま、さぁ、出せ、液体を飛び散らせろ
薄汚く濡れて、太股に漏らし、羞恥にまみれて頬を染めろ」
「はー、はー、はー、ひぅー、はぁー、はーぁ」
髪をまた掴まれる
喉をあげられると息苦しく、言われた通りの音が鳴る
ひゅー、ひゅーと、空気を吸う音がかすれて切ない
男はその音と姿に、どうしようもないほど劣情を催すらしい
変態的な、鬱屈したサディズムだ
「子供ができては元も子もない、わからないようにしてやる約束だ、安心しろ
いや、してください、私はそのようなことはしない、そもそも、下等なものと
子を育む理由が無い、大丈夫、神はそのような願いを叶えるため」
ぐに、一度抜いて
そして位置を上へとつける、ひくりと
そこがすぼむ、かまわず、どろどろとした液体を潤滑油にして
肉の頭をこすりつける、されてきただけにそれがわかる
褐色の娘は、目を見開いて、必死に首を左右に振る
それがどんな意味を持つか、男は、貴族はまるでわかっていない
わかる気がない、卑しいものの言うことなぞ、聞かないのがエチケットだ
「肛虐だ、肛姦だ、初めてではなかろう、そのすぼまった口が汚らしく開き
うつうつと、私のこれを包み込む、そうだ、それでいい、それで」
「んっんっ〜〜っっ!!!!んぉああああっっっ!!!」
「気持ちがよいのだろう、こうされるのがたまらないのだろう
虐げられることで、初めて絶頂を迎えられるのだろう?さぁ、本音だ
本音で泣け、叫べ、気持ちがいいと言え、淫売、汚れた肌の娘がっ」
「くぅううああああっっぁう、い、いいですっ、いいんですっ、ぅうううああっっ」
無論、いいわけがない
だが強制に弱い、弱くなるよう生きてきた
それがロコツに出てきた、久しく忘れていたことが
堕落して、弛緩して、油断していた事実がこのザマだ
大きな代償を支払う、それが支払われる
突き上げられる痛み、ずんずんと、尻から上ってくる熱い痛みが
背中を伝って、脳を掴んだ、考えることを辞めてしまう
何もかもがわからなくなる、閉じこもるという自由を手に入れる瞬間
ぷしゃぁあああああっっ
「いぃやあああっ!!やめへ、と、止め、おねがい、やめ、漏れぅ、うううっっ!!」
「汚らしい、男に尻を突かれて、小便を漏らすなど、犬のように片足を上げ
己の恥辱を理解せよ、貴様がどれほど賤しく、淫らで、下品であるかを
まき散らせ、その黄色い液体を、伝う太股の感覚に、足下にたまる生暖かい水たまりに
欲情しろ、劣情を催せ、ほら、わ、わたしも、い、いぐ、ぐぐうううっぅおおおあああっっ」
づくっどくどくどくっ
男は快感に何度も身体を奮わせ、目はどこを見ているかわからないまま
がくがくと腰を揺すった、最期の一滴までをしっかりと出し切るように
ゆっくりと、根元を押さえてから引き抜く
ずるずると皮ごとひっぱられるような感触が、最期のそれを吸い尽くす
ぬぽりと抜けて、すぐにそこから溢れてくる
見て思う、醒めた夢、果てた劣情
そういう心持ちの男だからだろう、冷えた目で告げる
「汚らしい・・・・・・」
ぐたり、用が無くなった
そう判断したのか、無造作に、乱暴に
いや、もともと乱暴に扱っていたが、今度は
粗末に、そんなていで褐色の娘を棄てた
すぐにその場から立ち去ろうと服を着る、特に何か言うわけではない
いや、じっと見ている、視線で制している、侮蔑の視線が
妹をなじり、舐めてまわす
「では、また明晩、わかっておられますな?妹姫様」
答え無く
扉が閉じた音だけ
闇にあった
「・・・・・・・・・・・・・・アル」
「はい」
翌日の城内
姫君が騎士を側へと呼ぶ
昨夜の痴漢はそれを憎々しげに見つめている
いつもいつも、この女は国の大事を勝手に、のうのうと、王族気取りで・・・
この男は先代王の頃、随分と地位をのぼった貴族の血族である
市民革命の後、さらに権勢をモトサヤへと戻した
火種をつけたのはこの男である、そう、自負している
その割りには、今、その対価が支払われていない
この貴族はそれが我慢ならない
アルベルト・フォン・ジッキンゲン
貴族位でアルの名をもつ、ジッキンゲン家のボンボン
どこの馬の骨ともわからぬ騎士が、アルという名で呼ばれ
その度に虫酸が走る、そのあたりからして、この男は不幸かもしれない
まぁいい、昨夜から、いいものを手に入れた、しかし
にたり、卑下
視線を姫君に向ける、すっかりと彼女よりも上位に居ると
それだけのネタを持ったと思っている、傍らの褐色の女が
ちらりと、さきから何度も貴族の様子を伺っている
随分なおびえぶりだ、昔買った女の中に、そんなのが居た気がする
主人の気をうかがうことだけが、生きる唯一の方法
それがよくわかった、女だった、妹君からはその臭いがしていた
それにそのような戯れを施す女が姫君である、スキャンダラスでステキだと
男の足りない脳は思っている
「収穫はいつごろになる?」
「は、あと2週間もすれば・・・」
「そう、10日後くらいか・・・・」
「貴方の領地ではいかが、フォン・ジッキンゲン?」
「・・・・?え」
全く話しを聞いていなかったと言葉よりも正確に顕わしたアホ面
それを見て、侮蔑を含む、表情を見舞われる
このガキ・・・・
思わず睨み返したくなるほど、その視線は他人を、いや、男をバカにしている
著しく、いわゆるプライドが傷つく
そのまま、答えなど待つこともなく、すたすたと女は騎士を連れて去っていった
慌てて、その後ろを妹が続く
八つ当たりにそれを睨み付ける、怯えた様子
わずかながら溜飲が下がる、いい、今晩この分を取り返す
すぐに、また例の、にたりとした顔に戻った
「アル」
「はい」
「私も少し弛んでいたようだ」
「?何を仰います」
「よい、騎士には世話をかけた、言葉を返して頂く手間もいりません、聞いてください」
「・・・・・」
「妹と共に、4日後、フォン・ジッキンゲンと合う場を設けてくださいますか」
「・・・・・・・・・」
「よろしく」
騎士はそこで別れた
後ろをついていた妹は、とてもとても冷えたおびえを抱いている
そのまま早足の姫君に続く、視線は無い
どこからもないが、不安になる、内容が、騎士に向けられた言葉が
部屋へと吸い込まれるように、扉が閉まる、やはり音はしなかった
「近くへ」
「はぃ」
すんすん、身体、いや、デコから髪にかかるあたりの匂いを嗅がれる
すんすんという音がする度に、なぜか小刻みに震えてしまう
褐色の肌には、既に玉の汗が浮いて、甘い匂いが立ちはじめている
できた身体、主人をわきまえた、デキのよい身体
「・・・・・・・・私のせいだ、もうよい、着ける必要はない」
ふるっ
拘束を解かれた感じ、その言葉だけで
全身に微かな快感が走る
ただ、その快感の波にさらわれず、言葉の意味を考える
「今夜は、部屋へと戻る必要もない、ゆっくりとその甘いうなじを見せなさい」
それは困る
妹はそう思った、なによりもそれにより姫に迷惑がかかる
帰結するのはその少し先、迷惑がかかった後のこと
だけど、一番に思いついたのは、姫に迷惑がかかることに対する
罪悪感、瞳が射抜いた、断る道理は持ち合わせない
「必要は、無い、4日後まで」
「・・・・・・ぁ」
それ以上は言葉を持たなかった
闇は静かだ、夜は暗い、耳と目を失うと
他の器官が目を醒ます
甘い香りと温かい吐息、濡れる夜
4日目の夜
「さて、用があるのでこれにて」
会議は散開した
大臣の何人かは、ここ4日間、ずっと
いや、自覚しはじめたのはここ2日くらいだろうか、不安を抱いて
この会議に出席していた
会議の内容は、今年の収穫に纏わる様々な報告
ただ人数が足りない、アルベルト・フォン・ジッキンゲン
彼が欠席を繰り返している
もともと評判のよくなかった男だが
突然会議にすら顔を見せなくなった
そして、そのことには、議長である、姫が何も言わない
これは、そういうことがあったのだろう
並ぶ諸侯は、それぞれの身を案じた
久しく、粛正や戦争、裁判、処罰が無かったため
安堵に身を任せていたが、ある貴族においては、帰ってきたと従者に告げたという
妹をひきつれて、姫は歩いていく
相変わらず表情から何も読み取ることはできない
ただ、少し引いてみた時に、既視感のようなものを感じた
廊下を姫様について歩く、何も知らされず、何も語られず
扉を開いた先には
醜く赤黒い男が居た
あの色は、そうだ、5日前の夜に見せられたアレと同じ色だ
偶然か、この色の持ち主は一緒だ
ただ色の場所が、そこだけでなく、全身に及んでいる
「アル、ご苦労」
「勿体ないお言葉」
「フォン・ジッキンゲン、ゴキゲンはいかが?」
「・・・・・ぅ・・・・・」
「4日ぶりですね、会議を欠席なさっているので報告に参りました」
姫君は、ただただ続けている
見ている目は、楽しそうではない、仕事をしているという風だ
妹はその肉塊を盗み見るようにして見ている
とてもじゃないが直視はできない、もし、視線が交錯しようものなら
何か、とてつもない暗雲を貰うような不安があった
「まもなく収穫の時期ですので、各諸侯からその量の報告がありました」
「・・・・・・ぅぁ」
「ああ、貴方には訊ねたけどおわかりにならないようでしたので、調べました、ご安心を」
「お、まえ・・・・・」
「不敬罪ですよ、フォン・ジッキンゲン」
じ、姫君の視線が焦げる
「王族に手をかけることの恐ろしさ、覚えて頂きたかった、まぁそんなことは今更よいのですが
今後、この収穫をキーにして、また戦争を始めます、幸い、早めの出立でも、貴方の領地は
早生が多いので助かります」
「!」
「ええ、全ていただきます、領地も収穫も、何もかも、残しておいても仕方ないですからね、安心してください
貴方は国の礎となれます、光栄と思っていただきましょう、アルベルト・フォン・ジッキンゲン、
父の代では世話になりました、私の代でもお世話になります、ダンケ・シェーン」
何かを言いたそうだが
何も発することができない、そのような力は残っていない
4日間の監禁と拷問、アルは言われたすぐあとに
彼を確保しそうしてきた、4日間、ただ棒で殴り続けた
色々と聞いてもいないことを、洗いざらい喋った
買収や取引をしきりに持ち出して、
妹君に犯した大罪について語り、
その後は罵詈雑言を繰り返し
その元気が無くなった4日目、姫君が登場している
「アル、折角だ、魂を持ってこい」
「たま・・・・・は、はい」
慌ててアルはこの部屋を出た
そしていそいそと、自室へと東洋から来た武器を取りにいく
その間、ぎぃぎぃと、鎖が揺れる音が部屋にある
「よく見るのだ、かまうことはない、あの目を見よ、にらみ返せ、臆することは何もない
目と、あのナリをよく覚えておけば、二度と無い、わかるな」
「はい」
妹は、言われたとおりに睨み付けた
こわごわと見ているという様子だが
もう、生きているかどうか疑わしい肉塊、そう思えば
自然強く出られている
アルが戻ってくる
なぜこうなったのだ、どこで間違えた、どうしてこのようにすぐ露見したのだ・・・
男は、哀れにも何一つ気付かず、何一つ理解できないまま
呆然と、現状に晒されている
「アル、折角だ、一太刀で落ちる様を再現せよ」
「は、・・・・・はい」
アルは緊張した面もちで男の横に立った
男からはその武器がなんなのか、どうなるのか
もう想像することができない、もともと、想像力が足らない
白刃がきらめく
アルが刀を振り下ろす
どごぉっ!!!
「うぐぉおおおおおおおっっ」
ぶしゃっ、ぐじゅっ
しくじった、焦るアル、やはり、無理だ
音もなく落ちるようなことはなかった、中途半端に入った刀は
男の首あたりに、酷い傷を作ったが、殺さずにおいてしまっている
介錯の失敗という風情だが、彼らは介錯というものを知らない
この痛みは想像できないが、見るに耐えない状況なだけは確かだ
妹は思わず目をそむける
どぐぉおっっ、ぐじっ、ぐじっ
「ひあああっぁうああああああああっっがあがががががっっぶぼっぼあばばばばっ」
「アル、殺してやれ、哀れだ」
「も、申し訳ございません」
どごっ、どごっ、どごっ、どごっ
打擲を続けているだけにしか見えない
下手な棒叩きよりも酷い有様になった
びくりびくりと、鉄の刃が振り下ろされるが
ちっとも切れない、凄まじい痛みだろうが
神経の類が、4日の間に弱ったせいだろう
気を失うことすらできず、甘んじて、この仕打ちを受け入れる
いや、受けるしかない
辺りに血が飛び散る
アルが一瞬間合いを取った、本当に決めなくては
どうにかしなくては
この男は、こういった拷問の類をまるで得意とはしていない
できるならば避けたいと思うほど、心の弱い男だ
錯乱し、混乱が進むにつれ、より酷くなっていく現状
落ち着いて、何度も繰り返し、話を思い出してみる
音もなく
それがキーだ、音をなくすには
どうしたら、どのように
真っ直ぐ、そして、腕ではなく身体で
いつもと違って、武器の重さに頼らずに腕を使う
ぐっ・・・・!!!!!!ごとり、
一閃
姫君は驚いて、そしてようやく満足した
本当であったと、なんと美しいか
直視し、頬がわずかに紅潮するほどその現象に嘆息を見舞った
傍ら、我慢しきれず褐色の娘は、吐瀉物をまき散らしている
汚いと思い、せめて端で嘔吐したが、姫君はいっこうに気にしていない様子
「見事だ、アル」
「は、ありがたき幸せ」
「処理は任せた、6日後、進軍を開始する」
「6日後でありますか?」
「そうだ、収穫の前、間違えるな、退屈は終わりだ、西を取り返す、貴様も仇が討てるぞ、楽しみであろう」
妹を連れ
女は去った
取り戻される毎日、この後、さらに数人の大臣、貴族が処断された
それらは、公開で一息だった
だが、この非公開の処断については
なぜか、諸侯の間に知れ渡っていた
一時足りとも見逃さなかった、まるで見てきた者が語ったような
おぞましき描写とともに、公開処刑が
軽罪であったと自覚させるに充分な、語りが流行った
6日後より、赤い旗は再び世界に翻る
久しぶりにエロく書こうと力入れたんですが
最近、エロゲもエロ小説も読んでないというか
もともとエロ小説ってあんま読んだことないから
もう、何やっても同じ表現で
あんまりエロくなく申し訳ございません
エロと戦闘シーンは
適当に書いても繋がるし
本当を書いたら喜ばれるしと
非常に、書く分には楽しいんだけども
不味いと困ります
まして、それによって話がすすまなければ、もっと
04/08/31随分改修しました、酷い出来だ
精進がたりません
駄文長々失礼いたします
R(04/08/30)