ein rotes Kleid,
Sie ist Prinzessin.


「たーいーくーつー。アル、なんかなさい」

「と、言われましても姫様・・・・・・・」

「なによ、楯突く気?お父様に言いつけるわよ」

「な、なんの罪で言いつけられるんですかっ」

「猥褻物陳列罪よ、ついでに児童ポルノ違法もつけくわえて投獄決定よ
斬頭台にかけられるのよ、そういう運命、皮肉ね、アイロニーね
ロリコンは死ぬべきよ、生きている価値は無いは、クズ野郎」

「な、なにもしてないのにそんな重罪を・・・・・」

わけのわからない事を、べらべらと並べ立てる
紅いドレスの少女、いや、女?
際どい歳だ、つまり。
それに対して頭が全くあがらない、明らかに歳は5つ以上年上の男アル
彼は騎士だ、そして、彼女は

「第一王女の命令よ・・・・・・・そうねぇ・・・・・」

王女だ、姫様だ、紅いドレスはひらひらで煌びやか
常々アルは思う「気品と優雅」の人のなりなのだ、と
語る言葉が陳腐なのは、アルの育ちが貧乏な所に災いしているのだろう
彼は残念ながら、貧しい家柄の子だ、それ故どこかぱっとしない
それが、高貴なモノに対して従順な性格を作り上げている
アルは、王女護衛騎士という名前で飾り付けられた、家畜だ
それが彼の、この国の、この城の中での地位であり、全てだ

「体中に火薬をくくりつけて、人間ダイナマイト♪
人間が砕け散る所が是非見たいわ、アル、おやり」

「し、死んでしまいますよ、姫様っ」

「あら、死んだっていいじゃない、あたしの為に死ぬのよ?本望でしょう?
お前のようなクズが、このあたしの貴重な時間のいとまを潤すのよ?
しかも、爆死という壮大な死に様、ムシケラのあんたには身に余ると思わなくって?」

言いながら、アルの顎のラインを、つー、と長く細い指で撫でる
歳からは想像も付かないような
色を含んだ視線と仕草、アルは、骨抜きにされている
と云っても、惚れているわけではない
脅えているのだ
全てにおいて、上の位置を取られてしまっている
彼女を、自分のあずかり知らぬ所で「恐怖の対象」として捕らえているのだ

「わ、わかりました・・・・・・姫様のためならば・・・う、うく・・・・・・・・・」

くすくす、笑いながら女は、体中に火薬をくくりつける男を目で嬲る
さも楽しそうにその玩具の様子を伺う、愉悦に口元がほころぶ
一言、二言と何かとりとめのない言葉をかけたあとに
デコレートされた男からやや離れた場所に座り、美しい声が透る

「どう?言い残すことは?」

「・・・・・・・・・」

騎士は真っ青になる、なんとも情けない顔を晒す、瞳が色を失う
これでまた、彼女に一つ逆らえなくなる、カラダにアタマに刻み込まれる畏怖
この人には、逆らえないと調教されていくのだ
これは、あくまで遊戯であって、本気ではないと解っていても
残酷で、同時に淫靡な笑みを浮かべる王女
戯れ言が繰り返される、彼女は暇を持て余していたから
彼女にとって、彼は数ある玩具の一つとしか認識されていない

「つまらない、すぐに脅えるから、唇まで真っ青、膝まで震えて・・・・恥ずかしい奴」

「す、すみません・・・・・・・」

口惜しい・・・・・・・思う事もあるけども
彼女には逆らえない、そして、逆らおうという気が不思議と
彼の中には浮かばなかった、だから続く戯れ事
彼女の行為は増長していると言えなくも無い
しかし、図に乗っているとは違う、さも当然に為している
そうするのが自然であるという風が、彼女にはあった

「刺激が無いわ・・・・・・・・・・面白くない」

「姫様・・・・」

ずっとそうしてきた
そして彼女はすでにこの遊びを満足出来ない部類に捨ててしまった
心と躰を底の底から突き上げるような快楽が欲しい、愉悦に浸る快楽が
彼女は、常々そう思うようになっていた、そしてアルに時折漏らした
全てが面白くないと

「お前のような貧民ではなくて、もっと高貴なモノをこうすれば楽しいかな」

「・・・・・・・・・・・・・・姫様、とりあえず火薬外してください(泣」

とりとめなく続いたこの世界、突如として破綻を迎えた

「ダメだっ!!!城への侵入を許したっ!!!!」

「ぎゃああああっっっ」

ごう゛ぉう゛ぉおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ・・・・・
燃えさかる炎、一夜にして栄華が滅び行く
その情景は、降れ幅の大きな、異常な心理によって起こされている
国が落ちる、民意が叫ぶ、革命が起きたのだ

「姫様っ!!!!!」

「・・・・・・・・・」

王女の目は紅く燃えている、広がる炎をゆらめかせて
その瞳は凛として遠くを見つめている
口元がうっすらと空いて、小さく呟く「そんなバカな」と
反乱軍はみるみると城を占拠しているらしい、既に多くの騎士や戦士が
討たれたらしく、紅は、炎と血とで彩られている
あっという間に滅んでいく自らの世界、白い壁は紅く塗り染められた
それを目の当たりにした王女は、受け入れることを拒んでいる

彼女が拒もうとも
現実はそうなのだ、やがて陥落する城
成す術がほぼ無いと言って過言ではない
呆気ない、全ての幕切れとなる、津波は一瞬で全てを無に帰すのだ

歴史の上では、おそらくは反乱により滅びたという一節で
ここは語り切られてしまうのだろう、だが事実はそんな簡単な事ではなかった
暴走した人間、そこに潜まった、隠すべき現実が一人歩きしだす
狂気が、全てを支配する、人間の業が新月の夜よりも暗い闇を造り出した

「姫様っ、に、逃げなくてわっ!!!!・・・・・ぐあっ!」

アルが助けに来た、しかしすぐ後を反乱軍が追ってきた
叩きつけるような剣がアルの背中を襲った、痛みが冷たいという感覚を呼び起こして
すぐに、焼かれるような衝撃に食われた、ぐらっと体勢を崩したものの
なんとかこらえてすぐに、王女の盾になる、玩具でも騎士なのだ

「姫様っ」

「アル・・・・・・・・・・・・・・・」

騎士の名前を確かに囁いた、か細いように聞こえたが
それは炎の巻き起こした轟音で、ほとんど聞こえなかっただけだ
まだ彼女は、己を見失ってなど居なかった、証拠に
そっとアルの背中につくと、さきの傷口にそっと口をあてて血を飲んだ
薄い唇に、紅がささると

「あたしの為に死ねて?」

口をついた言葉で、どん、とアルの背中を押した
うわっ!アルが声を出して、前につんのめる、そして
迎えと来た敵にぶつかって、一時的な混乱を作った
そして、瞬間に王女は、脱兎の如く駈けた
ひらひらのドレスをたなびかせて、金色の髪を風に載せて
振り返りもしない、アルは叩きのめされる、しかしやや哀れに思われたのか
殺されずに済んだ、気を失う、彼女がどうなったのか
彼は見届けることなく、戦線から落ちた

気付くと、彼は手と足に枷がつけられていた

「・・・・・・・・・・・・・・体中が痛い・・・・・・・」

アルは目を覚ました、ぼろぼろのなりで房に入れられているようだ
守衛のようなものが居るのはわかった、視界がまだ戻らない
脳をやられたのかもしれないな、ぼんやり思っていた
ずきずきと痛む躰、骨は何カ所か折れているらしい
どれほど寝ていたのかわからないが、躰の一部が腐りつつある
その現実に、絶望する

「うあああああっっ!!!」

「るせぇっ!!!!この野郎っ!!!」

ばごぉっ
守衛は寝ていたのか、突然叫び声をあげたアルを、棍棒で殴り倒した
一撃ですでに動かなくなったというのに、数発続けざまに殴りつけた
びくびくと躰が震えて、アルが動かなくなる、だが死んでいない
いや、彼の言葉を借りるならば
まだ死なせてもらえない、のだ

ぎぃぃ・・・・・・・・きぃぃぃ・・・・・・・・・ざだんっ!
金属の扉が開いて、その重さでまた閉じた音が響いた
続けて、かつかつ、と足音が近づいてくる
アルは、覚えがあると思った、何に対してかはわからない、ただ
ぼんやりして全てを投げ出しつつある中で、記憶という残された産物を呼び起こした
それは、その空気だったのだろう

「・・・・・・・・・・・ひめさま・・・・?」

アタマを起こす、そしてさきほどよりは鮮明となった視界
ゆらゆらと松明の起こす薄明かりの奥を、主人を呼びながら見つめた
そこに
同じく枷を手にはめた、美しい少女が、裸のまま連れられていた

「ひ、姫様っ!!!!!」

がしゃっ!!!
大慌てでアルが飛び起きる、この時のために蓄えていたかのように
全身の力を費やして、檻にブチ当たった、顔を牢の間から出そうと
必死にもがく、守衛は知らないうちに、裸の女の方へと移っていた
牢の中から、いくつか下品な揶揄が飛ぶ
アルは、考える、なんだ、貴様達わっ、王女に向かってその台詞わ
辺りを見回した時、巡回するように三人ほどの守衛と
裸体の少女が、ちゃらちゃらと鐵の音をさせて近づいていた

「姫様っ!!!」

叫ぶアル、その声が届いたらしく、ぱっとアルを見る
変わらないキツイ目元、そして美しい顔、光り輝く髪
しかし、下は靴はおろか、衣服を何も着けてはいない

「ひめさ・・・・・・・」

ぱんっ!!!!、どごぉぉっ!!!!!

「ぐあっ!!!!」

「な、なんだこのメスガキっ!!!!!」

ぱぁんっ!
アルの姿を認めた途端に、王女を連れていた守衛二人を突き飛ばし
一直線にアルに跳び蹴りを加えた、顔面にそれをもらってもんどり打って倒れるアル
続けざまに、足を振り上げて踏みにかかったが、その途中
突き飛ばされた守衛が逆上して、王女を叩いた
音が響いて、そのまま連れ去られる

「ひ、ひめさ・・・・・・・・」

「ち・・・・・・・・・・・・・・っぺっ!!!!」

王女が血の混じった唾をアルに吐きかけた
目元は、愉しむ目ではない、あれは、憎悪だ
また、身動きのできなくなったアル
その少し先で、公開ショーとなった
ひゅーひゅーと、牢から声がかかる、すでに下半身を晒して握りしめている輩もいる
アルは狼狽えた、その様子から、何が起こるか察したからだ

「ほら、ショータイムだ・・・・・・・しっかり、働いてもらうぜ王女様」

「・・・・・・・・・下郎が、貴様ごときが、あたしに口をきけると・・・」

ぱんっ!!!!

「るせぇ、このメスガキっ!!もう3日も経つっつうのに、まだ解らねぇのかっ」

乱暴に殴りつけて、そして押し倒すままに行為を始める
三人の大の男が、無理矢理にか細い少女に群がる
アルはその姿を見て、涙を滲ませるが、同時に激しい吐き気に襲われた
ぐあぁ・・・・、思わずそむけて、腹のモノを吐き出す
目が震える、細かく瞳孔が震えてまともに凝視できない
耳には、男共の下品な淫語が飛び交う

「おらおら、とっとと足開けこのメスがっ!!!」

「や、やめろっ!!!!このっ、ロリコン野郎っ!!!触るな汚れるわっ!!」

「まだ言うかこのガキっ、いい加減にし・や・が・・・・・・・れっ!!!!」

「うあああっっっ!!!!!!・・・・・く・・・・うぅ・・・・・ぎぃぃ」

あくまで抵抗を続ける王女の中にに男が侵入した
既に何度も、いや、何十回と迎え入れたのだろうか
まだ未通だったはずのそこは、すぐにそれをくわえ込んだ
大柄の男どもが、小さな女を嬲りモノにする
挿入した男が、そのまま王女を腰に乗せて大きく揺らす

「うあっうあっうあっ・・・・く・・・・・の・・・・・・・あ・・・・うっ」

「ぎゃははははははははっっ!!!!なにが高貴な血筋だ、このバカ女がっ
お前は、今じゃただの敗者なんだよ、地べたに這いずってドロをすする
こんな事でしか、世の中にご奉仕できない、哀れなメスなんだよっ」

「へへへ、ガキは、ガキなりに楽しいもんだぜ、本当に・・・よっ!!」

「うああっっ!!!!」

王女は泣かない、涙を目尻に浮かべてはいるが
決して泣かない、無論、快楽に泣くこともない
屈辱
それが彼女を包み込もうとしている、必死にもがいているその姿は
あまりに哀れに映ろうとしている
揺らされる小さな躰、前と後ろにすでに二本をくわえて
ぎちぎちに広げられたソコからは、妖しげな音が響きはじめている

「・・・・・・・・へへへ、やっぱ薬はすげぇやな・・・・・」

「当然だぜ、これがなきゃ、こんな小せぇ穴に入るかっつうの・・・」

「・・・・・・くそ、上の口にも放り込んでやりたいが、また、噛みやがるといけねぇし・・・」

「ぎゃはははははは、待ってろ待ってろ、そろそろ俺が代わってやるからよぉ」

口々に男共は少女を弄ぶ
王女の太股の内側、その場所に近いところには、いくつもの針痕が残っている
そして真新しい痕が、三つ、白い肌に紅く浮かぶ
媚薬の類を針で打たれているらしい、催淫剤の投与でずいぶんと嬲りモノとして
調教されているのだろう、しかしどれほど強力な薬を投与されようとも
躰がついていかなければ、それは快楽とは結ばれない
突かれる度に、叩きつけられる度に、苦痛に顔を歪ませる
四肢の力は抜けきっている、されるままに、だらりとして
だが、痛みに大きく声をあげる、それが、男共を悦ばせる

「ああああああっっ!!!!!うぎぃぃぃああああっっ!!!」

「もっと叫べよ、声をあげろっ!!!!ぎゃははははははははっ!!!!」

「おら、そろそろだ、じっくり受け止めろよっありがたいタンパク質だっ
お肌の手入れが必要なんだろぉっ!!!」

つぱんっ!!!!血でも流れそうに、引っ張られたその中に
どくどくと、白い液体がそそぎ込まれる、細身の彼女には
それが、その入ってくる、中で溢れてくる最も忌むべき液体を感じている
触っているように、その粘度を、その濁りを
目や口などより遙かに敏感な器官で感じ取っている
そこにまた、嗚咽が漏れる

「いぎぃぃぃ・・・・・・・ぃやぁぁあああああっっっ!!!!」

「締まるねぇ、このメスは・・・・・・・すげぇなぁ・・・・・・こんな上玉がよぉ・・・・」

うへへへへへ、下品な笑い声で代わる代わる男共は乗りかかって
あるいは乗せ上げて、凌辱を繰り返す
玩具のようにして、それを突き込む、ただの穴の空いた肉のように
そこに向かって処理をする、感情が狂っているのに気付いていない
彼らが、少女という背徳を犯すことで
得体のしれないモノを躰に呼び起こしている、狂気に気付いていない

危険を犯す、精神に異常を来している、そこに気付かず行為に没頭している

アルは泣いた、これが毎晩続くのだと
新しい世界が、こんな世界なのかと
刺激を求めた、彼女を想った

「へへ・・・・・また、明日だな・・・・・・・・・」

「おめぇも好きだなぁ、・・・・・明日は何人でヤルさ」

口々に呟いて、王女の首につけた鎖を引いて
彼女を連れて出ていった、牢の男共もその姿で何度も繰り返したらしく
辺りからは異臭が漂っている、掃き溜めにはちょうど好い
そういう雰囲気がある、アルの目の前を王女が通る
ぐったりと目をうつろにしながら、しかしその瞳の奥と自分の像が結ばる

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・アル・・・・・」

アルは目を見開いた
王女の声が小さく耳を奮わせたから、他の誰もが聞き取れるわけのない音量を
彼は、彼女の所有物であるが故に聞き取った、そして全身が粟立つのを感じる
ぐっと、自らを抱き締める、アタマに響く

アル、ミテルガイイ・・・・・狂気ヲミセテヤル・・・・・

悟る下僕
奴らは必ず死ぬ、家畜よりも遙かに劣る存在となって必ず
畏怖が蘇る、死よりも恐ろしい、死ぬことがどれほど楽なのかと思う

王女は、白い肌を晒している

つぎ

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