斉藤亜子劇場〜亜子さんと愉快な仲間達〜
(お客様のどりたくさんが、当方掲示板にて不定期連載してくださるショートギャグです
何か違和感などを感じる場合は、たいてい、管理人が不用意な事をしたせいです)
同級生ifというセガサターン用ゲームを一度プレイしておくことをお勧めしておきます
風邪をひいたので薬屋に行きました。
亜子さん、風邪です死にそうです。どうか薬をくださいな。
「はいどうぞ」
亜子さんどうもありがとう。パブロンSをありがとう。
おかげで死なずにすみました。亜子さん命の恩人です。
なにかお礼をしたいです。そうだ、この僕をあげましょう。
体も心もあなたのものです。好きにしちゃって結構です。
さあさあどうぞさあどうぞ。どうか受け取ってくださいな。
亜子さん「いらない」
いらないってさ・・・。
亜子さん教えてあげるですマルチ。
ただで教えます、いいんですよ遠慮せずに。
てゆーか頼むから勉強してくださいマルチについて。
あなたの為になります。ほんとです。
自分の為になることです亜子さん!
亜子さん「だからあなた誰なのよ!?」
そそそそそんな事はどうでもいいじゃないか!
大切なのはまごころだっ!!
亜子さん「誰だか知らないけど一回風邪薬買ったくらいでなれなれしくしないで!もう二度とお店に来ないで!」
ががーーーーん!!!
き、嫌われてしまいました!
「あ、亜子さんなんか嫌いだあああっ!!!」
泣きながら猛ダッシュ、河原です。
ほっといてください一人にしてください。
同情なんてまっぴらです。余計惨めになるだけです。
夕日に照らされ、きらきら反射する川の水面をみつめてながら
膝をかかえてえぐえぐ泣きじゃくります。
「黄昏にたそがれる・・・な、なに言ってんだ俺は、バカ」
気持ちが沈んでる時って切れ味鈍ります。
死んじゃおうかな?
このまま川に入って入水自殺。はは・・・それもいいかな?
亜子さんに嫌われちゃったら生きてても意味ないじゃん。
ふらっとそんなことを思ってたその時、
がらがらがっしゃーん!!
後ろから大きな音が聞こえました。
はっとして振り向くとそこには・・・
からからからから・・・・
車輪を回転させたまま逆さまにひっくりかえった自転車と、
そして・・・
「いたたたたた」
うずくまって膝をかかえるポニーテールの女の子の姿がありました。
???
だ、誰だ、あの娘は?
からからからから・・・・。
「いたたたた・・・」
おそらく土手から自転車ごとおっこちてきたのでしょう。
ポニーテールの女の子が膝をすりむいてうずくまっています。
俺はしばらく呆然として彼女を見つめていました。
だ、誰なんだ、あの娘は?
なんというか勝ち気そうで活発そうな少女です。
言ってみれば亜子さんとは180度違ったタイプ。
なのに俺はしばらく魂奪われたかのように彼女の姿に見とれていました。
ポニーテール「ああもう!あいつの事考えてたら、ハンドルきりそこなっちゃったじゃないか!もう卓朗のバカ!」
???
タクロウ?誰だそりゃ?
ってハッ!よくみるとポニーテール、膝すりむいて血が出ているじゃありま温泉。
いいいいいけないっつ!
バイキンが!バイキンがいけないっつ!
このままほっといたら腐るです。足腐るですぅぅぅ!!
どうしたらいったいどうしたら!
そそそそうだ、吸うです!傷口吸うです!
バイキンくちで吸い出すです。
さもなくば腐ります足腐ります!
急がないと、ああ急がないと!一刻も猶予はありま温泉!!
ダッシュでポニーテールの前まで駆け寄ります。
ポニーテール「わっ!ななななによあんた!?」
どりたく「吸う!!」
ポニーテール「ヘ?」
どりたく「吸う!俺は吸う!」
ポニーテール「は?な、何?何を吸うのよ??」
どりたく「バイキンが!ああバイキンがっ!腐るっ!足が腐るうぅぅぅぅっ!!!」
ポニーのすりむいた膝に口をつけようとしたその時!
ポニー「ギヤアアア!!へへへ変態!!!」
ガスガスガスガスガスガス!!!
痛くないほうの足で顔面蹴られました。
そりゃもう蹴られまくりましたとも。
ポニー「なにすんのよっ!!!」
どりたく「だだだだだって腐るし!あし腐るし!!」
ポニー「なに言ってんのよあんた!?」
どりたく「あ、迷路」
ポニーの足の裏はなんと迷路だったのです。
当然のごとく、その足で蹴られまくったわたしの顔面はいくつもの迷路が刻印されているのでした。
そりゃもう暇潰しには最適って感じです。
ポニーの足の裏は迷路だった!
顔面に幾つもの迷路を刻印された俺って気分はさながらベルセルクのガッツです。
グリフィスにいけにえの刻印を刻まれた鷹の団特効隊長ガッツ!
キャスカァァァァ!ショートでガングロ。
ポニー「なんなのよあんたは!?」
どりたく「ずるいぞっ!この迷路入り口も出口もないじゃないか!!」
ポニー「迷路ってそれは靴の裏のあとでしょうが!」
どりたく「なんだそうなの?」
ポニー「バカじゃないの?」
どりたく「バカってゆううな!バカって言った方がバカなんだぞっつ!」
ポニー「小学生か?」
どりたく「それよりもお前あし腐るぞ!傷口からバイキンはいったら大変じゃないか」
ポニー「なによ大げさに、ちょっと擦りむいただけじゃない」
どりたく「痛くないの?」
ポニー「それよりもあんたこそ大丈夫なの?顔面血塗れじゃない?まあ、あたしが蹴ったせいだけどさ・・・」
どりたく「こんなのへいちゃらだっ!小人と戦ったあとはいつもこんなだっ!」
ポニー「こ、小人?」
どりたく「小人の姿を見ようとしても無駄だぞ。時間を止めるからな。そして小人はいつだってラップのノリだ!ふははははははははは!!」
ポニー「なにがおかしいのよ?やっぱりバカ?」
一方そのころ亜子さんは、新しく買ったタチバナ製ナビを前にしていた。
亜子さん「ハローNAVI」
ワイアードに侵入する亜子さん。
亜子さん「リアルワールドなんてちっともリアルじゃない」
夕闇のなか、俺とポニーは対峠していた。
ふたりの間にはからからと乾いた空気が、淀みながらもゆっくりと流れていた。
かすかに電気を帯びているかのようなピリピリと乾いた空気。
微弱な電気は徐々に(荒木飛呂彦)電圧を増し、やがて頂点へと達し、破裂するその時を待っていた。
敵意と敵意が、お互いの緊張に耐え切れずぶつかりあい、
そして激しく衝突するその瞬間、全ては、全ては決まる。
か、勝てるのか?
ポニー「勝てるわよ、なんかあんたには負ける気しないし」
どりたく「なにおっ!俺は勝てる気しないぞっ!」
ポニー「ダメじゃん」
どりたく「ダメですね」
ポニー「どうでもいいけどあんたみたいなバカにかまってるヒマなんかないのよ、あたしはこれでも忙しいの!」
どりたく「またバカってゆった!バカってゆったあああ!!(泣く)」
ポニー「なんなのよほんとに・・・とっとと帰んなさいよ!」
どりたく「お、お前こそ帰れ」
ポニー「言われなくたって・・・・うっ!・・・あつつつつ」
どりたく「な、なんだ?どうした?」
ポニー「・・・・・・・・」
どりたく「お、お前・・・あしが痛くて立てないのか?」
ポニー「う、うるさい!立てるわよっ!」
どりたく「じゃあ立ってみろよ」
ポニー「・・・・・・・・」
どりたく「・・・・・おぶってやるよ」
ポニー「えっ??」
どりたく「おぶってやるって言ったんだよ」
一方その頃亜子さんは、「となりのトトロ」のビデオを観ていました。
亜子さんフェイバリットは宮崎アニメです。
「ナウシカ」も「ラピュタ」も「魔女の宅急便」も大好きですが一番好きなのはやっぱり「トトロ」です。
サツキとメイの姉妹に、自分と真子ねえさんを重ねて見てしまうのでした。
幼い頃、亜子さんはいつも真子ねえさんと一緒に遊んでいました。
真子ねえさんがそばにいないと、いつも泣いてしまう寂しがりやの亜子さんでした。
しっかりもののサツキと泣き虫のメイちゃんは、そのまま小さいころの亜子さんと真子ねえさんだったのです。
「またあの頃の戻りたいな・・・小さな子供の頃に・・・」
トトロを見ながらポツリとつぶやく亜子さんでした。
サツキとメイが月夜の晩に高い木の上でオカリナをふいている場面で、ふいに亜子さんはポロリと涙をこぼしてしまいました。
もう戻れない。
楽しかったあの頃には。
子供の頃には、もう二度と戻れない。
「トトロに会いたいな」
つぶやく亜子さんです。
・・・・・きっと会えるよ亜子さん。
大人でも子供でも。
優しい心の持ち主には、いつだってトトロと会うことが出来るんです。
だってトトロは、
子供の気持ちを忘れない・・・亜子さん、あなたのこころの中に住んでいるのですから・・・。
でも亜子さん、実際トトロ目の前にしてギャーゆうなよ。
トトロはああ見えて、おもいっきりケモノだし実際のはなし
世界一のポケモンマスターを目指してマサラタウンを飛び出し旅に出た俺は道中ポニーの少女に出会う。
水系ポケモンを操るカスミだ。
彼女が常に抱いている白くてちっちゃいポケモンが本気でかわいい!
トゲピーLOVE!!トゲピー萌え!!
ちょぴちょぴ、僕にくださいトゲピー。
冗談抜きで魂うばわれました。かわいすぎですトゲピー!!
声がたまらないです、ちょぴちょぴ。
ポニー「その声あたしがアテてるんだけどね」
どりたく「へ、アテてるって何?」
ポニー「アテレコの略」
どりたく「???」
ポニー「あとクレヨンしんちゃんのひまわりとか」
どりたく「よ、よくわからない???」
ポニー「・・・・忘れて」
どりたく「・・・・・・・・おんぶしてやるよ」
ポニー「い、いいわよっおんぶなんて!」
どりたく「なに照れてんだよう!遠慮するなよ」
ポニー「ちょ、ちょっとやめてよ!」
ひょい。ポニーをもちあげておんぶ。
ポニー「あ・・・・・」
どりたく「ケガをしたときは薬屋に行くのが基本だっ!学校の保険室など邪道、大仁田だ!長州に負けてるし、引退だっ!何回引退すりゃ
気がすむんだっ!」
ポニー「お、おろしなさいよ!」
どりたく「そんなのイヤだっ!生みたいんだ!育てたいんだっ!」
ポニー「その堕ろすじゃないわよっ!!」
ベタなボケに普通のツッコミ。いいともレギュラーは無理そうな二人でした。
一方そのころ亜子さんは
「すごうい、この人タモリにそっくりだわ」
テレビを見ていた亜子さん、コージー富田のモノマネにびっくりです。
亜子さん「真子ねえさ〜ん、ねえちょっとこっちにきて見て!」
真子ねえさん「なあに亜子?」
亜子さん「この人すごいのよ、タモリそっくり・・・・・・・・ハッ!
ま、真子ねえさんその格好は!!!」
真子ねえさん「え〜それではお友達の紹介のほうを」
亜子さん「いやあああ!真子ねえさんがグラサンを!てかてかオールバックのズラを!」
しかもユンケル飲んでるし真子ねえさん
真子ねえさん「久しぶり!髪切った?」
亜子さん「ま、真子ねえさんのが似てるし!はるかに似てるし!」
なにをやらせても完ぺきな真子ねえさん。モノマネだってそんじょそこらのプロだってかなわないレベルの高さです。
やっぱり真子ねえさんにはかなわないわ。
亜子さんは思いました。
真子ねえさん「髪切った?」
亜子さん「切ってないけど・・・・」
亜子さんは「斎藤製薬」につとめるちょっぴりおっちょこちょいのサラリーマン。
給料は安いし、いつも部長にしかられてばかりですけど脳天気なのでへいちゃらです。毎朝スポ日買ってます。
巨人ファンです松井がんばれ清原しっかりせい!
モーニング娘の顔と名前が覚えられません。
でもカラオケで歌います。とてもヘタですが本人は満足。
今日も仕事帰りに同僚と焼き鳥で一杯。
同僚「もうすぐオリンピックだねえ」
亜子さん「ああ、楽しみだねえ」
同僚「しかし千葉すずはかわいそうだねえ」
亜子さん「そうだねえ、でもそのほうがいいかもねえ」
同僚「えっ?どうしてだい?」
亜子さん「だってオリンピックに出られないけどそのかわりに
おんなだらけの水泳大会に出てくれるかもしれないじゃないか、
ぐふふふふ」
同僚「ギャフン!」
ポニー「な、なんなのよ、上のつまらない新聞の4コマまんがみたいなのは?!」
どりたく「へ?上のってなんのこと?」
ポニー「・・・・・なんでもないわよ」
どりたく「そういえばお前なんて名前なの?」
ポニー「なんであんたなんかに名前を教えなくちゃならないのよ!」
どりたく「いいじゃないか教えろよう」
ポニー「イヤよ、あんたみたいに様子のおかしなやつに名前教えるなんて。だいたいあんたこそ何者よっ!?」
どりたく「俺はどりたくだっ!」
ポニー「どりたく?へんな名前」
どりたく「し、失礼だっ!お、お前失礼だあっ!」
ポニー「それよりもおろしてよっ!おんぶなんかされてるとこ知ってる人に見られたら恥ずかしいじゃないか!」
どりたく「なにも恥ずかしがることなんかないじゃないか・・・・とってもステキだよ・・・・」
ポニー「な、なに訳わかんない事言ってんのよっ!」
ぼかぼかぼかぼか!!!
ポニーにあたま連打されるどりたく。
どりたく「いでででで、凶暴な女だなお前は」
ポニー「なによ、悪かったわねっ!」
どりたく「なあお前の名前も教えろよう、こっちは教えたのにずるいぞ」
ポニー「イヤ」
どりたく「教えないとどてちんって呼ぶぞ。やーいどてちん」
ポニー「やめてよっ!わかったわよもう、名前教えるわよ」
どりたく「わーいやった!早く教えろ」
ポニー「田中よ」
どりたく「田中?」
ポニー「そうよ、教えてやったんだからもう満足でしょ」
どりたく「そうか、お前はいつも太田光の横にいる小さいやつだな」
ポニー「そりゃ爆笑問題だっつーの!!」
いまひとつ笑いのとれないどりたくとポニー田中。
夕陽の中、ポニーを背負ったどりたくは斎藤薬局へと向かいます。しかし・・・・
ばたっ!!
ポニー「きゃあ!あ、あんた急に倒れないでよ!」
どりたく「・・・・・・・」
ポニー「ち、ちょっとあんた・・・どうしたのよ?」
どりたく「疲れた」
ポニー「な、なんだってえ!?」
一方そのころ亜子さんは
・・・・・寝てました。
うとうと居眠り亜子さんです、寝顔がかわいいです。
おやすみ亜子さんいい夢を。
亜子さん「・・・・・スポ日」
亜子さんなにやらうなされています。
恐い夢を見ているのでしょうか?
ポニーをおぶって斎藤薬局へ向かおうとした俺でしたが、
途中で倒れました。
道のど真ん中でばったし倒れたです。
専門用語で言うところのダウンロードです。
疲れたです。ああ、疲れたんですぅぅぅ!
せんせえぼく具合わるいので見学していいですか?
体育けんがくいいですか?
からだよわいです、びょうきがちです、線の細いいろじろですぅ
たいりょくないです疲れたです
竜の介くん、なんだか疲れちゃった
たあぼくんだけが友達です、
今日は竜の介くんのためにいつもよりいっぱい髪をとかしたのよ
いつもよりよけいに回しております、これでギャラはおんなじ
染の介染太郎はいつまであの芸風ですか?
ぱちぱちぱち、今日は疲れちゃったごめんね竜の介くん
ああせんせえ、桜子ちゃんのマネしたので許してください。
体育やりたくありません、
どうせどうせ俺なんかドッジボール、一番はじめにボールぶつけられるです。
ソッコーで外野です。さいごまで外野です。
二度とコートに戻れません。
いやです体育、見学です。
一学期も二学期も三学期もずーっと見学。
ダメってゆうなら登校拒否です。
ポニー「ちょっと!倒れないでよ!なんかまるであたしが重いみたいじゃない!」
どりたく「た・・立てない・・・・」
一方その頃亜子さんは
・・・・・・・ソッコーで外野でした。
亜子さん「ドッジボール嫌い・・・・」
亜子さんファイト!
アシュラ亜子さんは悪魔超人
「すぐおこる」「すぐすねる」「すぐいじける」の三つの顔を持っています。
対戦相手はかなりやりずらいみたいです。
(超人名鑑より)
ポニー「あんたそんなに体力ないんなら最初からおんぶするなんて言わなきゃいいでしょ」
どりたく「くすん・・・」
ポニー「ったく、軟弱もの」
どりたく「あ、なんかセイラさんっぽくていいかも?」
ポニー「軟弱軟弱ゥ!」
どりたく「わああ、ディオみたいでいやぁぁぁ!!!」
ポニー「あんたなんかにおぶってもらわなくたって一人で立って歩けるわよ」
どりたくの背中から離れて立ち上がろうとするポニー。
しかし・・・
ポニー「あ・・・」
ふらふらふら、ぺたん!
足がふらつきポニーしりもち、
どりたくの背中にまたがる格好になってしまいました。
ポニー「た、立てない・・・・どうして・・・まさか・・・・
・・・・・また肉離れ?」
少し青くなってポニーはつぶやきました。
ポニー「どうしよう・・・・もう走れないの?大会が近いのに」
どりたく「ぬううううううっ!!」
ポニー「きゃあ!」
ポニーを乗せたどりたくの背中がむっくり持ち上がりました。
しかしすぐにドベッと潰れます。
どりたく、なんとか立ち上がろうとします、
が、お尻がもちあがるだけです。
あしをガクガク震わせて立とうとするも、すぐにガックシ膝が落ちます。
ポニー「ち、ちょっとちょっと!」
どりたく「ふんぬーーーーっつ!!!」
しかしあきらめません。
ポニーを背中にまたがらせて
何度も何度もお尻を持ち上げ、
あしガクガクさせながら立とうとして、
またガックシを繰り返します。
ポニー「こ、これは・・・生まれたての子馬?!!!」
まえにテレビでタモリがやってた「生まれたての子馬のマネ」に
そっくりです!
ポニー「イヤアアア!!!こんなのいやああああ!!!」
あしが動かず背中から降りられないポニー
いやでもどりたくに馬乗り状態です。
どりたく「な、なぜだあ!なぜ勃たない!?なぜ勃たないんだああああ!!!」
ポニー「字が違うっ!!字が違うぅぅぅぅ!!!」
なぜあたしは今こんなところで「生まれたての子馬」にまたがっているのだろう?
自分はこんな女じゃなかったはずなのに・・・。
陸上がすきなだけの普通の女の子だったのに・・・。
「生まれたての子馬」にまたがるような女では決してなかった。
それなのにどうして・・・・?
だんだん気が遠くなるポニーでした。
あたしももう終わりだ・・・・
最後に言いたかった・・・・
卓朗、あたしほんとはお前の事が・・・・
一方そのころ亜子さんは
超人オリンピックで優勝してました。
「泣く子と亜子さんにはかなわない」
そんな感じで亜子さんと対戦した超人は戦意喪失するみたいです
すぐすねるしすぐいじけるし
「あ〜もう、わかったよ、俺の負けでいいよ」
みたいな流れで亜子さん戦わずして全勝。
おめでとう亜子さん!