宗祇水
《県指定史跡》
2 宗祇水 胤行の子孫には、宗祇に古今伝授を行った東常縁が有名です。 宗祇は文明年間(1470年頃)
この泉のほとりに住み山越しに東常縁の居城篠脇へ通ったのです。
古今伝授が終り宗祇が都へ帰るとき、先生である東常縁はこの泉のほとりまで宗祇を送ってきてここで別れたのです。
もみじ葉の 流るるたつた 白雲の 花のみよしの 思ひわするな 常縁
古今和歌集の「序」の心の大切さを説いた重要な和歌です。この事から宗祇水の名は「古今和歌集」の名と共に世の中に広まっていきました。(つづく)山内家所持の古今集に東常縁筆が
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