8●見性院の母は歌道の名門・東家の殿様の娘   

 そこでね、皆さん思い出して頂きたいのですが、盛数さんの奥さん、即ちこの慶隆様や慶胤様、ここの系図にあります方々のお母さんは、東家の一番最後十三代目の東常慶の娘さんであったということは前にお話をしましたので覚えていてくださるか、お忘れになったか知りませんけど、お忘れの節は思い出して頂きたいと思います。(笑い)。ここで東家の血筋が遠藤家に入ったんだということを申し上げておったわけですね。だからここから出てくる代々の殿様が非常に東家の歌道の、古今伝授などの歌道の伝統を継いでいかれるということになるわけで、これは東家の十三代常慶のお血筋がここで、がっちりと入っているからということですね。これはもう勉強したことであります。



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