12月11日の2004Q2 Machholz彗星 2004年

2004Q2 Machholz このマックホルツ彗星は薄雲の合間をぬっての撮影でした。やはりコマは大きいものの、尾は双眼鏡でもわかりません。冷却CCDで撮ると細く真っ直ぐにのびたイオンテイルが写りました。しかし、未だに難物であることには変わりなく、雲の影響もあってか、デジカメ撮影では、寂しい結果となりました(今回は未掲載)。これからも順調に光度を増すことを期待!

12月11日23時15分〜。FCT-100+ST-2000XM。
旭町にて。

12月7日の2004Q2 Machholz彗星 2004年

04Q2Machholz彗星041207
04Q2Machholz_041207_anim
マックホルツ彗星が順調に明るくなってきました。5等台になっています。コマは大きく双眼鏡ですぐにわかります。北方向にのびたつづら折りのイオンテイルが印象的です。しかし、コマに比べて大変淡く、写し撮るのがたいへんです。左の画像では尾が3度くらいのびています。

左は12月7日0時28分〜。200mmF4+Canon EOS Kiss Digital。
右は12月7日0時5分〜。FCT-100+ST-2000XM。
旭町にて。
 
 

約1時間のイオンテイルの振る舞いをアニメーションにしました。画像をクリックしてください。(GIFアニメーション)
※12月16日彗星固定に変更

11月17日の2003K4 LINEAR彗星と2004Q2 Machholz彗星 2004年

03K4LINEAR_04Q2Machholz どちらも尾の広がり方が特徴的で、特に03K4リニアはすごく広がったV字形です。04Q2マックホルツ彗星はこれからどんどん明るさを増し、1月7日にはすばるに近づく期待の彗星です。現在はどちらも7等くらい。でも、マックホルツ彗星の方が大きく見えました。

左は03K4リニア彗星
11月17日5時9分。
右は04Q2マックホルツ彗星
11月17日0時35分。FCT-100+ST-2000XM。
旭町にて。

11月5日の金星と木星の接近 2004年

金星と木星の接近 早朝、東の空で金星と木星が約0.6度(月の直径よりちょっと大きいくらい)まで接近しました。煌々と輝く金星に寄り添う木星。実際の光景は、明るい星がこれだけ近づくと、超迫力です。右の写真はその拡大。上が金星で下が木星です。木星には衛星が写っています。

11月5日5時16分。35mm+Canon EOS Kiss Digital。
11月5日4時36分。FCT-100+EX+Canon EOS Kiss Digital。
尾張旭市にて。

10月14日の部分日食 2004年

部分日食 名古屋は快晴でした。名古屋での食最大の食分は18%程度と日食としてはたいしたものではありません。ただ、次ぎに日本で見られる日食は2009年と後5年も待たねばならないと聞くと見ておかなくてはならない気持ちになりました。この2009年の日食とはあの!屋久島、奄美大島の皆既日食のことです。(正確には、2007年3月に北日本と西日本で少しだけ欠ける日食があります。名古屋や東京では欠けません。)

10月14日11時37分。FC-50+NIKONクールピクス880。ND400+400+8。尾張旭市にて。

9月27日の小惑星トータチスの移動 2004年

トータチス 9月29日に地球に155万km(月までの距離の約4倍)まで大接近する小惑星トータチスを撮影しました。27日は日本から見える最後の日、高度は約10度、雲もあって、抜けしまったところもありますが、高速で駆け抜けて行くのがわかります。

9月27日19時24〜39分の間に撮影した6コマを合成。FCT-100+Canon EOS Kiss Digital。
尾張旭市にて。

6月16日の2002T7 LINEAR彗星と2001Q4 NEAT彗星 2004年

6月16日のリニア彗星とニート彗星 W彗星と騒いでおきながら、やっと、両方を同じ夜に見ることができました。と喜ぶのもつかの間もうサヨナラです。ニート彗星は夕方高度低く、名古屋の光害と薄雲で双眼鏡でも確認できませんでした。リニア彗星は6等台。5月14日の画像と同縮尺ですから、小さくなってしまったものです。

左はリニア彗星
6月16日20時31分。FCT-100+ST-2000XM。

右はニート彗星
6月16日20時54分。FCT-100+ST-2000XM。
旭町にて。

5月14日の2001Q4 NEAT彗星 2004年

5月14日のニート彗星 W彗星のもうひとつニート彗星が見ごろです。ただ、お天気がちょっと・・・なんですが。3等台になっていて、空の暗いところでは、頭部は明るいので肉眼で何とか見えます。街明かりの中でも双眼鏡で見えるよ〜。

左はM44との2ショット
5月14日20時30分。200mm+Canon EOS Kiss Digital。

右はニート彗星のアップ
5月14日20時24分。FCT-100+ST-2000XCM。
旭町にて。

4月29日のブラッドフィールド彗星とM31 2004年

ブラドフィールド彗星とM31 左はM31とのツーショット写真。ブラッドフィールド彗星の尾は15度近く写っています。双眼鏡でも10度は見えました。光度は落ちているものの、昇ってくる時間が早くなって、十分暗いうちに高度が高くなるために、見やすくなったためだと思います。
4月29日3時17分。55mm+Canon EOS Kiss Digital。

右はブラッドフィールド彗星を望遠レンズで撮ったもの。
4月29日3時40分。200mm+Canon EOS Kiss Digital。

 

ブラッドフィールド彗星とリニア彗星 ブラッドフィールド彗星とリニア彗星(矢印)です。この日も透明度がよく、ついでに北風も強くとても寒い夜でした。25日より早めの時間にこの新W彗星を狙ったので、どちらの彗星もちょっと写りがよくなりました。

4月29日3時49分。24mm+Canon EOS Kiss Digital。
茶臼山にて。

4月25日の2002T7 LINEAR彗星とブラッドフィールド彗星 2004年

02T7LINEAR Bradfield 左が最近発見されたブラッドフィールド彗星。双眼鏡で5度、写真では7度くらいの素晴らしい尾がのびました。矢印の先には、暗いですがタイバー彗星もいます。26日には10分角くらいまで超接近します。
4月25日3時47分。200mm+Canon EOS Kiss Digital。

右はリニア彗星の拡大。アンチテイルがのびています。
4月25日3時46分。FCT-100+ST-2000XM。

 

リニアとブラッドフィールド彗星 4月25日は透明度もよく、彗星日和となりました。ニート彗星とのW彗星の前に、図らずもプレW彗星です。タイバー彗星もあえて加えると、トリプル彗星!!左のブラッドフィールド彗星の尾ののびが久々に感動モノでした。それに比べ、鳴り物入りで注目されているリニア彗星は元気がなく残念です。矢印の先にありますが、この小さな画像ではわからないですね〜。

4月25日4時02分。28mm+Canon EOS Kiss Digital。
茶臼山にて。

2月23日のM78付近に出現した新星雲 2004年

M78付近の新星雲 オリオン座のM78星雲の近くに新しい星雲が出現しました。右の画像の矢印の先がそれです。左の画像は数年前に撮影したものです。

右画像:2月23日21時。FCT-100+ST-2000XM。

2月18日の2002T7 LINEAR彗星 2004年

2002T7LINEAR 040218 2月18日リニア彗星はペガスス座とうお座の境界あたりにいて。夕方の西空に7等くらいになっています。三河の山間部で見ても、名古屋の光害のために、双眼鏡でその存在を確認することはできませんでした。しかも、だんだん太陽に近づいていくため、見えなくなります。今度見られるのは4月下旬の明け方の東空、低空になります。それまでしばらくお休みです。その時には肉眼彗星になっているでしょうか?

2月18日18時55分。FCT-100+ST-2000XM。旭町にて。



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