一条工務店i-smartハニカムシェードの電動化

今回、電動化したハニカムシェードは、2700mmのものです。

なんとかここまでこぎつけました。

一応すべて自作です。
もちろんモーターなど部品は買いました。
3Dプリンタで作ったものもあります。
初めから使われていたものを流用もしました。
費用は……2500円くらいかなぁ。
電源は、ACアダプタです。

とりあえず、ビデオから


今回はあえて電子回路などは使わず、モーターとスイッチの組み合わせだけでの制作にしました。
まぁ、不自由なく使えればいいかなと言うところです。



ハニカムシェードを電動にするまでの道のり
1.市販されているもので何とか作れないか。
TAMIYA 遊星ギヤを使って作る。

・小さなハニカムシェードなら持ち上がる。おおきなハニカムは重すぎ、持ち上がらない。
 勝手口のハニカムシェードは、持ち上がった。しかに、電動化したいリビングのハニカムは全く上がらない。重すぎ。
 勝手口のハニカムはこれで十分。ギヤも3段でスピードアップ。十分に使える。


モータを変更…540モータ

・遊星ギヤは260モータ。軸計が違うが無理矢理差し込む。十分な力があり持ち上げることができる。
・【ダメ】 遊星ギヤの出力シャフトの金具が壊れる。一番弱かったのは金属部品。
      溶接されている部分がとれてしまう。メーカーにこれだけ変えないかとメールしたが、返事は不可。

 もともと、模型用の歯車、これだけ重いものを持ち上げさせるには負荷が大きすぎる。モーターのトルクも大きいため部品が破損してしまう結果になった。

☆3Dプリンタを買った。============================

 中古のギヤモーターを手に入れていた。回転は、120rpm。 中古品で、1,600円

・モータマウントを作る。
・モータの軸とハニカムの回転軸をつなぐマウントを作る。
・勢いよく持ち上がる
   ……【ダメ】モータを止めるとそのまま重さで下がってしまう。

なぜ、紐では持ち上がったり,差げたりできるのか。

一方向だけ力を伝達できるボックスを作る。
 ハニカムシェードのひも巻き上げ部分を分解してみると、紐プーリーからの力を伝達するが、はにかむからの力を伝えない構造になっていた。
 これを作ることで、ハニカムの重さで下がってしまうことがなくなる。
 早速、3Dプリンタで、さっそく作ってみる。

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モーターボックスの改良
20160101
 モータ軸(6mmφ)をハニカムの巻き上げ軸につなげるようにボックスを作る。合わせてモーターマウントも修正する。

リミッタースイッチ内部  ハニカムシェードの横壁、上下にリミッタスイッチをつけることでモータの電源を遮断して止める。
 配線用のコードは、ハニカムシェードガイドレールの内部に通すことで目立たなくした。

これは白色で作るべきだった。


上部リミッタースイッチ
 (上げたとき自動で停止)

下部リミッタースイッチ
 (下げたとき自動で停止)
操作スイッチレバー  スイッチは、あえて電子回路にせず、中立2回路3接点のスイッチを使って、上向きにするとUP、下向きにするとDOWNというシンプルなものにした。

 この記事に関しての質問等は、メールにて。 mailto:t_murase@cyborg.ne.jp
 3Dプリンタは、DaVinci1.0を使用。stlファイル、3wファイルが必要な方には配布します。
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