G湿痰タイプ

寒がりのうえに暑がりで水ぶくれの肥満タイプ。元気がなく、色白で疲れやすい。皮膚はやわらかくむくみ気味。チョット動くとすぐ汗が出てきて、息切れや動悸が目立ち、よく飲み物を口にする。トイレによく行き、すぐに眠くなるあなた。


身体内に「水」があふれているせいで、「氣」や「血」の動きが悪く、「熱」が奪われ、身体が冷える体質です。


*あなたのかかりやすい病気

@「湿」が「肺」に現れると

  • アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、慢性気管支炎など

A「湿」が全身に過剰になると

  • 高血圧症、甲状腺機能低下症など

B「湿」が局所にたまると

  • 腎水腫、大腸炎、各種の浮腫など

C「湿」が皮膚の一部で過剰になると

  • 帯状疱疹、口唇ヘルペス、イボ、白癬症、じんましんなど

Dその他「湿痰」がすすむといろんな臓器に異常がでてきます。

  • 心筋梗塞、狭心症、神経症、関節リウマチ、慢性腎炎など


*すみよし養生法 キーワード:身体の水分を減らして、熱を増やす。

1)水分とりすぎの習慣を改善する。

  • 飲み物は喉が渇いたときにだけにする。
  • 一度にたくさん飲まずに少しづつ飲む。
  • 冷たいものは控える。
  • 生野菜や果物にも注意する。(冷やす性質の物が多いため)
  • 必要以上に食べない事。

2)たまった「湿」を追い出す。

  • 疲れるぐらい身体をつかって、たくさん汗をかく。
  • 十分睡眠をとり、その日の疲れはその日のうちに解消する。

3)「熱」を増やして「水」の動きをよくする。

  • 「陽虚」の養生法で「熱」を増やす。
  • 「気虚」の養生法で「水」の処理能力を上げる。
  • 陽気な気持ちで「湿痰」を追い出す。