皮膚の色が浅黒く、くすんだ感じ。ガサガサとつやのない肌。しみやそばかすも多い。唇や歯ぐき、爪の色が紫がかっている。傷跡や日焼けのあとが黒く残る。身体つきは、わりと筋肉質でごつごつした印象を持つあなた。
身体を養う「血」の流れが、渋滞しているタイプです。塊や傷みが多い体質です。
*あなたのかかりやすい病気
「血」の流れの悪さが原因で起きる病気を五臓で見ると
@「肝」との関係が深い場合
A「心」との関係が深い場合
- 心筋梗塞・狭心症・神経痛・動脈瘤・静脈瘤・便秘症など
Bそして、「血」の状態が長く続いて、かたまりになると
- 子宮筋腫・甲状線腫・肝硬変・ガンなどに発展する可能性がある。
血液が、身体の中をサラサラ流れているのが生きている証です。ですから、その流れが滞ることは生命力とかかわる病気が多いといえるのです。
≪すみよし養生法≫ キーワード:冷えやイライラを減らし、身体を動かす事。
1)「血」の流れを先導する「氣」を流す。
- 氣の滞りを起こすイライラやクヨクヨをなくす。
- 気滞の養生術の「氣の滞り」を防ぐ。
- 冷たいものの飲食を少なく、身体が冷えるような薄着はしない。
- 陽虚の養生術で冷やすことをさける。
2)水分のとり方に気をつける。
- 喉が渇かなければ飲まない。
- 一度にたくさん飲まない。
- 湿痰の養生術で、余分な水をためさせない。
3)滞っている血を巡らせる。
- 生活の中で身体を動かすことを増やす。
- 気滞の養生術で≪気≫の巡りをよくする。
- ≪血≫の流れをよくする食材をうまく利用する。
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