耳鳴りは難聴とともに起こることが多いのですが、単独に起こる場合も少なくありません。両耳同時のこともあれば片耳だけのこともあります。とくに中耳と上咽頭を連絡している耳管という細い管が狭くなったりはれたりして起こる耳鳴りや難聴については有効的です。耳鳴りは慢性化するとなかなかピタリと効くことがないとされてきましたが、新しいつぼの発見により成績が向上しています。 |
NO | つぼの名前 | つぼの位置 | 参照 |
1 | 角孫(かくそん) | 耳のすぐ上、髪のきわのくぼみの中 | 頭部2 TE20 |
2 | 竅陰(きょういん) | 耳のあなの、耳よくを隔てたすぐうしろ | 頭部2 GB11 |
3 | 翳風(えいふう) | 耳たぶのうしろ下にあるくぼみ | 頭部2 TE17 |
4 | 天柱(てんちゅう) | うしろ髪の生え際で、2本の太くて硬い筋肉の外側のくぼみ | 頭部2 BL10 |
5 | 風池(ふうち) | うしろくびの中央のくぼみから外側へ2寸、後頭骨の下 | 頭部2 GB20 |
6 | 聴宮(ちょうきゅう) | 耳のすぐ前の柔らかい突起の前下のくぼみ | 頭部2 SI19 |
7 | 耳鳴り調整点 | 天柱と風池とより下に正三角形のできるところ | |
8 | 太谿(たいけい) | 内くるぶしのすぐうしろ | 下腿部 KI3 |
9 | 腎兪(じんゆ) | 第2腰椎の棘突起の下、外側1寸5分 | 体幹2 BL23 |
10 | 肓兪(こうゆ) | へその両側5分 | 体幹1 KI16 |