呉越同舟

呉越同舟   『孫子』

現在では、もっぱら仲の悪いもの同士が同じテーブルにつくことを意味しています。
しかし、原典の『孫子』の意味はだいぶ違いがあるようです。
「呉」の人間と「越」の人間は昔から憎みあっている。
その彼らが、同じ舟に乗り合わせて、大シケにあって舟が沈没しそうになったらどうするか?
その時ばかりはお互い助け合って一致団結することだろう。
会社組織も同じで、組織の活性化を図る時も同じ要領ですることです。
その例えとして『呉越同舟』が使われているのではないでしょうか?