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孔子の弟子の『子夏』という人物がいます。
あるとき、政治の取り組み方について孔子にアドバイスを求めたときの事です。
孔子は「速やかなるを欲するなかれ。小利を見るなかれ。
速やかならんと欲すれば、すなわち達せず。小利を見れば、即ち大事成らず」と言いました。
訳せば、「あせらぬこと、そして小利にまどわされぬこと。
あせると仕損じるし、小利にまどわされると大きな仕事をやり遂げる事ができない」
心構えとしては、政治だけでなく、どんな時にもでも当てはまります。
長期の目標を立てて、その目標に向かって
一歩一歩着実な前進を図るようにします。
そうすれば、あせる事はないし、小利に惑わされる事もないでしょう。
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