徳者才之主、才者徳之奴

徳は才の主、才は徳の奴なり。  『菜根譚』

徳は才能を支配すべき主人公であり、才能は徳に使われる奴隷でなければならない。
徳が才能にまさる場合は幸せであるが、才能が徳を使うときは、往々にして過ちに陥る。
一人前の社会人になるためには、どんな条件が必要とされるのでしょうか?一つは才能(能力)です。では才能さえあればよいのでしょうか?「徳」すなわち人格的な要件が必要です。「才能」と「人格」これは車に例えると両輪のようなものです。
よく順調に仕事がはかどっている時に、意外とつまづいたりする事があります。
そんなときには才能だけに頼っていないか注意してみてください。見えてくる事があります。