有陰徳者必有陽報

陰徳ある者は必ず陽報あり      『准南子』

「陰徳」とは、人に知られない善行のことです。
同じ善行でも人の目に触れるものは「陰徳」と言いません。

「北史」には「陰徳は耳鳴りのごとし」という言葉があります。
耳鳴りというのは、ご存知のように、自分だけはわかりますが人にはわからないものです。

「陰徳」もそのようなものです。こういう「陰徳」を積んだ者には必ず「陽報」があるといいます。
「陽報」とは、はっきりわかるようなお返しのことです。「誰が?」と言えばそれは「天」です。
人の知らないことも天はちゃんと見ていてくれていいことがあるに違いないのです。

だたし「陽報」を期待しての行為ではダメかもしれません。