温故知新

故きを温ねて新しきを知る   『論語』

日々の自己啓発は、どんな人にも望まれるものです。
なぜなら、自らの人生を充実させることが必要だからです。
しかし、誰にもまして望まれるのは、人の上に立つ人、つまりリーダーです。
リーダーが自己啓発を怠るようでは、説得力がありません。
では、自己啓発にはどんな方法があるのでしょうか?
それを語っているのが、「孔子」の言葉です。
「故きを温ねて新しきを知れば、以って師たるべし」
つまり、「歴史を深く探求することを通して、
現代への認識を深めていく態度、これこそ指導者たる資格である」
この言葉は略して「温故知新」と言われてきました。