臨難毋苟免

難に臨んでは苟も免れんとするなかれ   『礼記』

困難にぶつかっても、逃げ腰にならないで、正面から立ち向かっていけという事です。
ただ、困難といってもいろいろな困難があります。

この場合、どんな困難にも恐れずに立ち向かっていくことではない。
それでは単なるイケイケになってしまう。

ここでは、自分が正しいと信じて進んだ道は、
どんな困難が待ち構えていても、避けて通ってはならないという事です。

普通困難にぶつかった場合は、逃げてもいいし、遠回りしてもいいのです。
そのときの状況の応じて臨機応変に対処すればいいでしょう。

ただ、自分が正しいと信じた事は別ではないでしょうか?

この場合は自分の根幹に関わってくる問題です。立ち向かって戦う事が必要です。