a_btn041.gif伊勢神宮式年遷宮行事 お木曳き 07.05.25-26a_btn046.gif



椿大社

敢国神社

浜島風景

お木曳き

この人数!

木遣り子

外宮到着

木遣り子2

木遣り子3

内宮

お木曳き模型

皇大神宮御造営奉曳図
(住吉神社横地宮司の父上が、書かれたそうです。


地元住吉神社の企画で氏子の方々44名と伊勢神宮の式年遷宮の行事「お木曳き」に参加してきました。日程は椿大社〜国神社〜二見輿玉神社(浜参宮にて安全祈願をしました。二見浦の夫婦岩は小学生の修学旅行以来でしたので懐かしかったです。)宿泊はホテル紫光(浜島温泉)翌朝、伊勢神宮(外宮・内宮)〜神宮美術館〜滝原神社をまわるコースでした。この2日間はひたすら神さまに仕える日日でした。

伊勢神宮では平成25年の第62回神宮式年遷宮に向けて諸祭・諸行事が執り行われており、お木曳きは伊勢の「まち衆」が執り行う民族行事です。お木曳きは、遷宮の7年前に2年次に渡って執り行われます。遷宮では1万本以上の御木が御用材となりますが、その一部を昔ながらのやり方で奉納する行事です。

現在では旧神領だけでなく伊勢市内に全77団の奉曳団(ほうえいだん)があり伝統が代々受け継がれています。奉曳団は内宮領と外宮領に分れ、内宮領は五十鈴川の中、ソリを曳く「川曳(かわひき)」これは地元の人しか曳けないそうです。外宮領は奉曳車(ほうえいしゃ)を使った「陸曳(おかひき)」を行います。一日神領民には奉曳団とは別立てで神宮の車を使い「陸曳」をさせていただきました。

神宮の車は3台。車の絵符に書かれた「太一」は「たいいつ」「たいち」などと読み、神宮から頂くお印で「天に唯一の尊いもの」という意味とされているそうです。東洋医学では「太極」を「たいち」や「たいいつ」といい、陰陽二対ではじめて一つのものとして考えられています。なにか似ている気がします。

コースは伊勢市「今社前」の交差点から出発して伊勢神宮・外宮までの約800mの道なりを曳いて奉納します。お木曳きの掛け声は「エンヤ!」
綱の間で唄を唄い、曳く人の力を合わせる先導役を「木遣り(きやり)子」といい、手に持っているのは「采(ざい)」と呼ばれています。色々な「木遣り唄」が聴けて楽しかった!
木遣り唄はいろいろな種類の歌があり、唄とウケ(囃子・合いの手)で一緒に歌えると一体感が増していきます。

奉曳車は毎年10月の新嘗祭にも登場するそうです。また、参加してみたいものです。

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