名残雪を払いのけるように、ウメの花がほころびはじめました。春の足音が聞こえてくる気がします。 ≪東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ≫ (菅原 道真) 大宰府へ流された主人を慕って、京の梅が一夜にして九州に飛び移ったという飛梅伝説。