彼岸花

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つきぬけて天井の紺曼珠沙華    山口誓子

お彼岸近くなると決まったように咲き始める花です。
あでやかな物には毒があるといいますが、彼岸花の鱗茎は
アルカロイドのリコリンを含み有毒ですので注意が必要です。
薬用としては鱗茎を石蒜(セキサン)と呼び、主に外用で用いられます。
民間療法として有名なのは、彼岸花根と同量の唐胡麻を練り合わせて、
足の裏のつぼ(湧泉穴)に貼ると足のむくみや痛みによいようです。
(すりつぶすときに指など怪我していないか確かめておく必要があります。
また絶対口にしてはいけません。)