ハスは古くから中国より日本に渡ってきたと考えられています。
地下茎は食用にするためと仏教に関連して広く各地で植えられて寺院の池にはつき物となっています。
ハスはスイレン科の植物で多年生草本植物です。
薬用として用いるのは主に果実で、生薬名を蓮実(れんじつ)または蓮子(れんし)といい、鎮静作用があります。
葉は荷葉(かよう)といい、最近は糖尿病に使われているようです。
ハスの名前は、果実が入っている花床が蜂の巣のように穴が開いていることから、
昔は蜂巣(はちす)といい、それがハスに転訛したと言われています。