動と静との養生

人の身体は気をもって生命の根源、つまり命の主人としている。それゆえに、養生をよくする人は常に元気を惜しんで減らさないようにする。静かにして元気を保ち、ほどよく動いて元気を循環させる。たもつことと循環することの二つがともに備わっていないと気を養う事は困難である。時の応じて動と静とを実行することが気を養う道である。