毎日少しずつ身体を動かして運動するのがよい。同じ場所に長く座っていてはいけない。食後の散歩は特に必要で、庭の中を数百歩静かに歩くだけでもよい。雨の日には、室内を何度もゆっくり歩くがよい。こうして毎朝毎晩運動すれば、鍼・灸を使わないでも、飲食はすすみ気血の滞りがなくて病気にかからない。鍼・灸をして熱い思いや痛みに耐えるよりも、先に言ったような運動をすれば、痛い思いもせずして楽にして健康をたもつことができよう。