民間薬の選び方

同じような民間薬でも、人によってその効果の違いはあります。それは地域的な違いや体質の違いなどがあります。(たとえば、北海道の人と九州の人では同じ生姜湯でも温まり方が違うようなものです。)

 いろいろな状況において、その中から自分にあったものを選んでいかなければなりません。

 選ぶポイントは、その地域や家庭で伝承されてきたものを選ぶことです。次に、自分で飲んでみて「合うもの」「合わないもの」を感じ取ることです。

 このときに注意することは、「今まで経験しなかったような痛みや不快感」が出てきたときは服用を中止したほうがよいと考えます。また続ける期間の目安としては2〜4週間ぐらい飲んでみて全く改善がなければ一度見直してみる必要があると思います。

 (ただ、健康を維持する目的や体質を改善する目的の場合は長く飲んだほうがよいものもありますので誤解しないでください。)