「血」と言う字が漢字で出なくて残念です。 血は、元来「血流の停滞」として認識されてきた病態です。 最近では現代医学的にも解明されつつあり、 単なる血流の停滞という概念をこえた病態が含まれるようになったようです。
「血」はうっ血を主体とした病変ですが、その他、微小循環系の停滞(うっ血・充血)・ 血液流動の異常(粘稠度増大)・凝固の亢進・血栓・ 癒着・線維化・増殖性病変・血腫などの様々な病態が含まれます。