山梔子
山梔子(サンシシ)の原色物であるクチナシの名前の由来は、
その果実が秋をすぎても口を開けないことから「口無し」と呼ばれたことです。
また、実の形が「巵(さかづき)」という底の丸い酒杯に
にているために梔子の名前が付けられたようです。
日本では、古くから黄色染料として知られており、
無毒のためキントンや沢庵つけ等の食品染料に使用されています。