麻黄の含有成分としては、覚せい剤原料で有名なエフェドリンを含有しています。
このエフェドリンはスポーツ競技における禁止薬物の一つになっており、
以前風邪薬として麻黄の配合された葛根湯を服用した選手が、
ドーピング検査により検出されたことがあります。
最近(2001)では、中国はこの麻黄を植物保護の名目で輸出を禁止しており、
現在日本にも輸入できない状態にあると聞いています。
せめて医薬品使用については、早く規制を解除してもらいたいものです。
麻黄は地上根を用いて発汗作用を期待していますが、
地下部である麻黄根は地上部位とは逆に止汗作用があるようです。
また地上部の節の部分にも止汗作用がある様にも言われています。
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