桂皮は食品でもよく使用されていて、『シナモン』の名称で知られています。代表的なのが、京都の銘菓『八つ橋』です。その他、ドーナツやシナモンコーヒーなどの多用されています。桂皮は世界の各地で昔から使われてきた生薬の一つです。世界最古の医学書(BC1500年頃)エジプトの「エーベルス・パピルス」をはじめとして、中国の「神農本草経」、インドの「チャカラ本草」、ギリシャの「マテリア・メディカ」にも記載があります。