甘草の主成分はグリチルリチン酸です。 ヨーロッパでも鎮咳作用は高く評価されていて、咳止めや喉の痛みに キャンディーとしても親しまれています。 甘草中のグリチルリチン酸はなんと砂糖の約150倍の甘味を有します。 そのため、食品の甘味料(お菓子・佃煮・煮豆・ソース・しょうゆなど)に使われています。 輸入量は、年間約1万トンです。その内漢方薬や家庭薬に配合される物が 1000トンで、抽出用と合わせても2000トンぐらいです。 その他は食品や嗜好品に使われています。