半夏

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半夏の丁端の窪みは、一見して臍を繰ったように見えることから
別名ヘソクリ(臍繰り)との名前をもっています。
植物名はカラスビシャクといい、田や畑の雑草で、農家の主婦が農作業の合間に掘り起こし、
乾燥しておいて薬屋に売って小遣い稼ぎをしたところからヘソクリと呼んだといわれています。
太陽暦で、7月2日頃を半夏生(ハンゲショウ)といい、梅雨が明けた田植えの終期とされ、
夏期の中間にあたる意味に使われています。