- 科名:バンレイシ科
- 学名:Canange odorate
- 用部:花
- 自生地:湿度があるか四季のある森林
- 主産地:インド・インドネシア・ビルマ
- イランイランは光沢のある葉と、匂いの良い緑がかった黄色の花の集まりをつけます。花は年2回咲きます。この花の香りは遠くからも感じることができ、風に乗って香りが運ばれてくるので、いかにも南国を感じさせます。香りは温かみのある香りで、心を「ウキウキ」と快活にさせてくれます。このためにイランイランの名は「花の中の花」という意味を持っているようです。この香りは人によって好みがあるようですが、甘い花の香りは人をおおらかな気持ちにさせてくれ、ストレスやイライラを静めてくれます。精神をゆるめ、過度の緊張からくる、過呼吸や心拍数をスローダウンさせます。また収斂作用があるので、スキンケアや毛髪のケアにも使われているようです。
- 注意:濃厚な香りなので、過度に用いると頭痛と吐き気に襲われることがあります。また、スキンケア用のものは敏感な肌を刺激することがありますので注意してください。
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