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     プチ改造
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  •  Veblen SPT-1をプチ改造してみた
  • 元々は三脚座付きレンズのアシストが目的なのでしょうが、三脚座のないレンズばかりなんでブレ対策としてpic-2のように改良してみた。(改造?・・・)
  •   VelbonSPT-1



  • pic-1これが元の製品状態
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  • 三脚座がないレンズを前提に話をします。元来は円柱部分にカメラをのせ、水平部分に何かしらの支え(三脚座等)で固定するのですが、三脚座が無いレンズは「Y型」とか「両側滑車の間に乗せる」なんかで支えなきゃなりません。そうすると、高さを調節するのに円柱に乗せたカメラを移動させなきゃならないので、重いこともあってうまく高さが調整できません。
  • そこで、水平部分にクランプ(なくても良いですよ)を取付、円柱部分に「Y型支持」を取り付ければスムーズに高さを調整できます。見た目は強度がありそうですよね。ブレを試した結果はpic-1,-2どちらでも大差ないですね。欠点は、カメラを取り外さないと前後移動が困難です。
  • この製品の円柱部分の締め込みに使われている「サムスクリュー」は、ノブナットの径が小さいので指が痛くなるくらい閉めこまないと固定出来ません。そこで、pic-4のようなものを作ってみました。材料はホームセンターへ行けばあるはずです。
  • 取付を逆さにするこの方法ですと、サムスクリューが反対側の位置になってしまいますが左右どちらでも締め込みは出来ます。 秀逸は、水平部分がプレートとしてほとんどのクランプで利用可能なところですね。
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velbonSPT-1改造
 pic-2
  • 裏面(クランプとカメラ大ねじどちらでも雲台に取り付け可能です)
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  • 材料
  1. ステンレスボルトM6 L=35mm(これに近い長さのもの) 頭なしボルトかスタッドボルト
  2. M6ボルト用ナット
  3. ノブナット6mm穴
  • 作業
  • ステンレスボルトをfig-1の寸法にネジ山を削る。
  • 金属やすりで削ることができます。何度かSPT-1にねじ込んで調整しましょう。 (削るときはナットを締めたままの方が良いです)
  • 出来たらナットを本締め固定です。
  • fig-1の寸法に近いスタッドボルトとか、サムスクリューがあれば簡単ですね。
  • ワッシャはそのまま使えます。
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  • *しょうもない事にお付き合いありがとうございました。
サムスクリュー変更 
pic-4
 サムスクリュー
pic-3 

fig-1