テケスト
お題「女性の胸部について」
ろくでもないことだと解ってる、解ってるけどやめられないんだ
*他人のふんどしで相撲とってる内容です、ごめんなさい
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『どうしてもおっぱいが触りたくなったので、仕方なく妹に千円払って触らせて貰った
こういう生活にも飽きたのでそろそろ彼女を作ろうと思うんだがどうしたらいいんだろう』
ある匿名掲示板をROMっていた所、
このような1レスを持つスレッドを発見した
なんというのか、驚愕せしむるに十分というか、
このわずかな短文で、どれほどの人間を踊り狂わせることができるのか、
初めて見てそう思ったわけでありました
当然のように、その後のレスに
『以下、合法的に1をころころする方法を考えるスレ』
『スレ主、酸素欠乏症で…』
『そんなことよりも、1の妹と俺が付き合う方法を考えよう』など、
予想どおりの展開になっているわけであります
こんなことは、些末なことではありますが、
しかして、女性胸部、いわゆるおっぱいについて、
何故こんなにも躍らされてしまうのであろうか
匿名掲示板を見ていると、おそらくおっぱいについて
何かしらの考察あるいは、発言がない時間は存在しないんじゃないか
そう思うほど当たり前であります
さて、このスレッドではその後、ちゃんと質問に答える形というか
一歩進んだ話になって、彼女を見つけるんじゃなくて
いかに、似たもので代用するのか、という
実に「らしい」展開になっていた、というか、そっちの方が
見ている方もためになる、いいぞ、もっとやれ
『もういいから、車で高速走って、窓から手を出してこいよ』
これまた、この後数レス、道路交通法についてのあれこれが披露されるが
そういうのは、つまらないと諸子わかっているのか相手にしない
以下略で済まされると、その行為自体に実に興味深い話となっていく
『時速80kmで、Dカップと聞いたがどうだろうか』
『というか、そんなのマユツバだよ、おっぱいじゃねぇよ、空気だよ、気付けよ、氏ねよ』
『80kgだと腕折れるよ』
『デブ専帰れ、デブとおっぱいを一緒にするな』
醜い争いがあるわけだが、確かに
太ってるだけと、おっぱいは違うと思う
それはもう、大きなおっぱい好きが、おっぱいという言葉に騙されて
何度もただのデブ動画を見て絶望してるだろう、
統計をとったら内閣支持率とか、オバマとか関係無いでありましょう
さて、そういう論争のあとに颯爽とまたキラーレスが現れる
『というか、風でおっぱいは、まぁ確かにあるんだけど、あれは、
本当に触ったことあるヤツじゃないと感じられないよな、
そう感じられる手の形があるんだけど、知らないヤツはそのベストフォームを作れない』
すわ、哲人現る
理想を語り続け空想から出ない住人達に、実に鮮烈なレス
なんということか、また、よくよく考えるとこれも胡散臭い話なんだが、
そうかもしれないと思わせるステキすぎる発言
しかし、そう考えると、風呂場で手をある形にして
ゆっくりと動かしたら、疑似体験できるんじゃないかしら
スレを見ながら思うのであります、とりあえず、何もない空を手が泳ぐ、
なんという哲学的思考と体験、ある意味、禅の境地
こうして、この一発で憤慨した住人達が激しい罵倒を浴びせる
はからずも、暴れている人々は、自分が知らない側の人間であるということに
恐怖したのでありましょう、畏れたのでありましょう、楽しいはずの掲示板ライフが
現実という、いわゆるリアルというヤツに追い抜かれてしまう恐怖
ああ、恐ろしい、なんとなく、なんとなく漫画とか見てて
このおっぱいはこういう感じだと、既に手の平で感じることが出来ているはずだが
それすらも否定されるような恐怖、あな恐ろしい
が、しかしだ、おっぱいの感触をどれほど正確に当てられるというのか
よくよく、二の腕とかがそれに近いと言われることもあるが
あんなのはマユツバだろう、そう言っておくことで
キャバクラのおねーちゃんとうまいことできる機会が増えるだけだって
気まぐれコンセプトでも言ってた(情報が弱い)
そもそも、汎用というか、一般的に当てはまるかどうか
それがよくよくわからんのである
産まれてこの方、母親以外については、片手で数えるほどしか知らないそれ
統計が獲れるレベルじゃない、これは深淵を臨む行為ではなかろうか
と、まぁ、難しい言葉をちょっと使ってみたかっただけでありますが
そんな険しい空気となったスレである
おっぱいについて、あれこれ、どれくらい好きか
いったい中には何が詰まっているのか、そういうのをぽつぽつとと綴った後に
また、リアルとイメージのハザマの話に突入する
『おっぱいはなぜ、水に浮くのか』
浮いたところを見たわけでもないのに
既に肯定されているという事実が、おっぱいの凄いところだと
つくづく感心せざるを得ないのだが
これについては、既に何度も考察がなされているのか
スレが活況を帯びる、みんなが一言持っているわけであります
『脂肪の塊だから浮くにキマっている』
『小錦が浮くんだから、おっぱいが浮けないはずがない』
『というか、浮くような大きさのおっぱいなんて捨ててしまえ』
等々、大層な繁盛ぶりである
みんな本当におっぱい大好きだなぁと、自分もにやにやして見てしまうのだが
やがて、おっぱいのおかげで水難事故から助かった人とか、怪しい情報が出回りはじめて
まぁ、スレの終焉が見えてきたかと思ったところ
『知らないのか、水分子が凄い勢いで突撃するから浮いているように見えるんだよ』
すわ、天才物理学者現る
私も、長い間、うつうつと無名ROMの一人をやってきたが
これほど鮮やかで、鋭いレスを見たことがない
直後のレスに「天才現れる」というのも頷ける内容だ
なんという、なんという夢と浪漫に溢れた、まさに、化学的な回答であろうか
この理論を裏付けることはまったくできないのだが
日本でならば、あるいはそうかもしれないと思うに十分である
古来より、鍋ひとつとっても荒魂によって神となるとか擬人化にいそしんできた民族、
近年でも、OSとかを擬人化させて、世界中でクレイジィの愛称を欲しいがままにしている
そんなことが、こういう、些末なところでも発揮されるのだ
世界のどこの誰が、水分子をおっぱい好きと定義できようか
だが、この凄まじい発想力に感動したのでありました
思えば、このレスを見たからこのテケスト書こうと思ったわけでありますが
本当に素晴らしい、何がって、この発想力とそれを働かせるだけのエナジーを持つおっぱいがだ
私は、そこそこ大きいのが好きだ
これは残念ながら揺らぎ無い事実だ
残念なことに、今まで30年以上生きてきて、そういうのを手にしたことはない
多分、この後も手にすることはないだろう、なんとなくわかる、30年生きてんだ
いや、そんなことはないはずだ、そういう煩悶に打ちひしがれる
そういう鬱々とした未来を打ち砕くような
また、もっと大きな砕かれ方をするための処方箋のような
こんなおっぱいに関する、無名の人々の阿鼻叫喚が
とても楽しくてしかたない
視線誘導されるし、幸せになってしまうし、どうしようもない
そんなことに明るい話題として
様々な考察を重ねる人々を見て
なんというか、居きる希望を得たりしている当たり
私もそろそろアレなんだろうと思いつつ
筆を置くことにする、言いたいことは以下の通りであります
おっぱいは柔らかい
おっぱいは浮く
いっぱいには、夢と浪漫が詰まっている
小さいおっぱいの人には夢がないのかと叱られるかもしれないが
このあたりは、おっぱいに貴賤がないという台詞とか
分別という残酷があるからこそおっぱいは尊いのか
どちらも甲乙つけがたいので、今は触れないでおく
いつか、そういうのからも解放されたときにもう一度考えよう
僕は生きている、そう、感じられる出来事でありました
08/10/20