アトラク=ナクア


こんなコンテンツあったんだな

コンテンツと呼んでよいかも怪しいデキですね

やかましいポンコツ、さておき、久しぶりにエロゲやって感想書く所がねぇなんて

色々思ったようですけども、とまれ、アリスソフトの名作をお届け

思えば、エルフ好きは、アリスやっちゃダメだとかよくわからないルール作って
それに固執した10年を過ごしたわけか…

いや、本当、それほど無駄という言葉が相応しいことはないですね

というわけで、更新がてらという体たらくでお届けいたします


背景

はるか昔、多分ねこさんあたりにお勧めされていたと思うのですが、
上述のような理由と、手に入れた当初に著しくマシンの調子が悪化したことを理由に
すっかりお蔵入り、先日年末大掃除していたら発掘したので
ひょっこりやってみたとか、まぁ、どうでもいいお話でありまして
人生初のアリスソフトゲーム
キーワードわ
「黒髪セーラー」「和風猟奇」「百合」

…こんな設定のマンガ、山ほどあるよな、始祖なんじゃないかこのゲーム

内容

初音という、女郎蜘蛛の妖怪がおりましたとさ
色々あって、宿敵と闘い傷ついて、じっくり眠って回復を待ちました
目を醒ましてみたら、大体現代(注:多分90年代)
順応早く、しかも、なぜか黒のセーラー服というチョイスをしたうえで、
幻術をつかい、女郎蜘蛛はそこに転校生の女生徒として潜り込んだのでありました
なんか、可哀想な女の子が可哀想な目にあっていたので
お腹も減ってたし、食い散らかしてみたところ、すっかり女の子がなついてきて
さて、二人でとこしえ、エロエロ過ごしましょうとエサを探す女郎蜘蛛と
女郎蜘蛛にすがった女生徒の物語は始まるのでありましたとさ

そんな感じ

キャラごと感想ストーリィ

比良坂 初音
女郎蜘蛛。
黒髪ロングの古風なセーラー服で目が赤い
そういう設定で、和風伝奇テイスト豊かな言葉尻で喋るので、
どっかのお嬢様っぽく見えなくもないところが実に愛らしい、姉様
冷酷だけども、そこが美しいという、わかったようなわからん言葉が
なるほど、凄くよく似合うところ
絶対的な強さを保つ姉キャラでありながら、宿敵の前では小娘に等しい
そんなギャップもなかなかたまらんのでありますが、
一番よいのは、「プール」という単語がわからず、
人に聞くままやってきた場所にある、大きな水たまりを観て
「ポンと手を打った」という描写
これほど、初音姉様を的確に描写した文章は見あたらない、
次点は、電話を教わる初音姉様であります


奏子
一番最初の被害者というのか、理解者というのか…
ヒロインポジションで、最初から随分不幸な目に合ってしまうところ
お腹空かせた、初音姉様の気まぐれに助けられる
その後、選択肢次第で、なかなかハードな人生を歩まされるが
基本的に、健気で、健気で、
脆く、不安定で、いかにも人間らしいといったところが
初音姉様の、嗜虐心やら、好奇心やら、姉心やらを
いたくいたくくすぐったようで、随分と愛でられる
Hシーンでは、完全に姉様の慰み者として扱われるが
それを待ち望み、それを受け入れて喜びといったところが、
なかなかどうして、よくできている娘さんだ
ある意味、この娘さんの方が古風だ
近くのマクドで、じっと、初音姉様からくるかわからない連絡を待つ、
そんな昭和然とした女の子であり、この子と初音姉様の関係性それこそが、
物語の主人公だ( ´ー`)


図書室の幽霊
ついさっきまでやってたのに、名前が出てこねぇ…
そんなわけでありますが、
後々出てくる、生徒会長の彼女で病弱ロング
ちょっとした、実に些細な嫉妬につけこまれて
あえなく、初音姉様のニエになってしまう
初頭からニエになるおかげか、なかなか淫蕩やるかたないシーンがテンコ盛りで
ある意味で女郎蜘蛛っぽいと思わされるような
サキュバスっぽい図書室の幽霊となって、男子生徒を漁りまくるのであります


駐輪場の幽霊
生徒会長の妹、明朗快活でショートで子供っぽい
そんなところでありましたが、可哀想なことに
変態体育教師につけねらわれて、大変な目にあってしまう
初音姉様の気まぐれのおかげで、体育教師を殺すことに
一役買わされたり、シナリオによっては
なかなか可哀想なことになる、二匹目のニエ
泣いているばっかりのM担当というか、初音姉様が
いじめるためだけに、ニエにしたとかいう、本当、ちょっと可愛そうな子
喜ばないいじめられっこは、なんか趣味と違うが、初音姉様がいいならいいや
インモラルな形でしか救われた笑顔を見せないところも
なかなか、やるかたない

生徒会長
ようやっと出てきた男性キャラ
武家の出だそうで、なかなかの精神力と力を持っており
もしかして、こいつが…
と、思わなくもなかったりしたが、最終的というほどもなく
割とあっさり、姉様に虜というか、捕まってニエになる
しかも自我を保ったままなので、生き地獄というか、天国というか、
ニエになった、彼女やら、妹やらと無理矢理つがわされるという
なんだか、ある意味羨ましい最期を迎える

和久
男キャラ。
関西弁で転校生、馴染めていないところ、
なんか、学校で浮いている奏子を見つけて、近づく不逞の輩(ぉぃ
実際は好青年といっていいのだかわからんが、
なかなかの正義感と、身勝手とも思える若さをもっており
勇敢なる男でありますが、
残念ながら、初音姉様の邪魔となる以上、ニエないしはころころ
ちょっと、奏子と幸せにしてやろうかななんて甘いこと考えると
彼のためにならないのが、なかなか業深いのであります
書いた方は、わかってるなぁ

巫女&銀
宿敵’s
何百年も初音姉様と闘い続ける、ある意味羨ましい生涯を送る男「銀」
その子孫筋にあたるらしい巫女を使役しつつ、物語の後半で
あれこれ悶着があるのですが、
この巫女さんとなんとかするエロルートがなかったのが
非常に悔やまれるところ、別段好みもどうというわけでないのですが、
初音姉様がご所望なのに、そうさせてあげられなかったところに
ユーザとして、いや、初音姉様の下僕として(いつからだよ)、至らぬ展開になるのが
大変残念なのであります、銀には、さしたる感想もなく

総括的に

何年ぶりか解らないまま、なんとなしやってみたエロゲでありましたが
流石はアリスソフト、往年の名作の一本だけあって、
非常に楽しめたのでありました
音楽も、結構かっこうよくて、ラストバトルで、怒濤の新曲投入が続くとか
盛り上がりも秀逸、なんだかひきこまれて、すっかり読み込んでいたのでありました
何より、テキストが美味すぎたように感じるところ、
描写が、過不足ない、という、実に素晴らしい出来映えに感じられたところ
手に取るように、映像が頭に浮かび、すぐさま言いたいことを理解させられるこの
台詞廻しといい、描写といい、なんか、とても満足できたのでありました

エロシーン

百合、レズ展開が多いけども、最終的には
姉様になんか生えてくるので、まぁ、なんというかな、そうかしらというところ
これは、うなるほどエロいというほどのことはなかったけども、
シーンがないと、話しが進まないというのは間違いないところがよかった
前述の通り、巫女ルートがあれば、なおよかったのに
というか、捕食シーンとかCGあってもよかったんじゃないか、なぁ

最終的に

なぜすぐやって、ねこさんと語り合わなかったんだ、当時の俺


人間時間が経つと、こんなに別人みたいになるんですね

言うな、俺が一番びっくりしてる、なんだろうな

他人事みたいにいわないでください

そんなわけで、もうちょっと記憶を掘り起こして、これをやろうかと思ったけど辞めます

賢明です

あらすじとかをもっと綺麗にわかりやすくまとめたいと思いつつ

お読み頂けました皆様、感謝です、バカ管理人様は30も随分回って
こんなことしていますという、そこまでが、ネタです♪

♪つけんな、事実だけど

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