いぢめとは違う、疎外感がいつもあった・・・・・・・・
「まなちゃん、これノートね・・・この前休んでた所書いてあるの」
「まなちゃん、次の授業教室変更だって」
「まなちゃん、宿題わかんない所教えてあげる」
確かに私のコトを呼んでくれる、かまってもくれる・・・でも、遊んだコトがない
いつも、学校の用事でしか話したコトがない・・・どうしてだろう
引っ越してきた時から少しずつ感じているこの、ずれみたいなモノ
一緒に帰る友達はいるけど決まってない、お昼を食べる友達もいるけど決まってない
何か寂しい
あれだけ早くから登校していたのに、気付くと遅刻間際になっていた
私は知らないうちに、逃げてたのかも
そして、あの日先輩と・・・・・・・・・・・
「だめ・・・・・・・また、先輩のコト・・・・・・」
きゅぅ、小さく手を丸めて枕に顔をうずめる、まな
ある種の精神的な苦痛を毎日から受けている・・・
暗い心の子じゃない、活発な方だ・・・・だけど、誰かに頼らないといけないほど
弱っていた・・・・そして、救われた後、また元の日常へと自分を投じる
今度は自分で乗り越えよう・・・・・・・そして、本当の形で先輩と一緒になりたい
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「おい、遅刻するぞ・・・・・」
「いいから先行っててよ・・・うるさいわねえ」
「お前のコト面倒見ろって言われてるんだから仕方ないだろ・・・・」
「だから、あんたはおじじなのよ・・・・ほら、先行って」
あ〜る子が、あ〜るを追い出していた
そう、この時間に出ればゆうゆうと、学校に間に合うのに・・・・
「・・・・・・・・負けらんない・・・・・負けるのと違うけど・・・だけど・・・今は、わーふさんが・・・」
あ〜る子が唇を噛む、時計をにらんで時間が過ぎるのを静かに待っている
登校時間を合わせるという、この古典的な攻め・・・古いぞあ〜る子
かくして、陰謀渦巻く日常が幕を上げる
嘘級生〜もうちょっち、がんばろう俺〜
しばらくそんな日が続いていた、俺のまわりは見た所何も変わってないが
みんな心の内で何か変わろうとしている時期、そういう風にとれた、変わって
いないのは、俺だけかな・・・何か焦りにも似たモノを感じてしまう・・・・
当利の奴を見てみると、決意はしたモノの、チャンスがないようだ・・・、
俺にはありがたいコトではあるが、まなはあれから本当に会う機械に恵まれてない
避けられてるともとれる・・・・聞いた所によると、見城と一緒にいるらしい
昼休み
「食堂も久しぶりだな」
「うーん、そうだなあ、お前最近ずっと弁当だったもんな」
当利と二人で、食堂へ向かう所。軽い笑い話でもしながら、歩いていた
「そういえば、お前最近朝、よく坪倉さんと一緒に来るよな」
「ん?・・・・そうか?」
確かにそうだな、うん、どうしてか最近よく会う・・・・
「うらやましい奴だな・・・・」
ふと、そういうコトを漏らす当利、うーん、本当に好きなんだな、こいつ
ぱたぱたぱたぱた・・・・・・
「あれ?今のまなちゃんだろ?いいのか、お前?」
「ん?・・・・ああ」
俺の横を、気付かないうちに、まなが通りすぎたらしい、俺は本当に気付かなかったが
まなは気付いていたかも・・・・・・振り返って目に入った背中に声をかけようかと
思ったが、すっと、見城が現れて俺の視界からまなを隠してしまった・・・狙ってるのか?
「さて、お前カツサンドだったな・・・・・」
と、当利が俺の分までカウンタへ買いに行ってくれる、うーん、なんて好い奴だ
お礼に今度は、ロゴ入りTしゃつでも進呈しよう
俺が適当に席をとり座る、がやがやとうるさい食堂
「ふー・・・・・・・・・」
「うわ!!・・・・つ、坪倉さん・・・何?」
いきなり、首筋に息を吹きかけられた(^^;
うーん、このなんとも言えない感じが、ぞくぞくする・・・ってなんの用かな
「ねぇ・・・・今日、放課後に、校舎裏に来て・・・・お願い」
小声でそ囁いた
「え?・・・・あ、いいよ」
「そう♪うれしいな♪」
「お、坪倉さんじゃん、お久しぶりー♪」
「うーん、ちゃおちゃお当利くん、今日も髭ないね♪」
坪倉さんが何事もなかったように、当利と話している、本当不思議な魅力のある人だよな
当利もずいぶんと楽しそうに話しをしている、うーん、なんかいい感じじゃないか・・・表向きはだけど
「なんだ?何か複雑な表情を浮かべてるぞお前・・・・」
「え!?・・・・や、別に・・・・」
当利が、突然俺に話題を振ってきた、うー、危ないなこのバカ
「っと、じゃ、あたし行くね♪」
坪倉さんが、軽い足取りで出ていった、途中、二、三人の男子生徒を跳ね飛ばしていたように
見えたが彼女のパワフルさを表すには好い感じだな、うん
「・・・・・・・・・高馬・・・」
「んあ?」
「やっぱ・・・・・・・かわいいよな・・・・・」
「ああ、いいと思うよ、性格だって気さくだし」
「・・・・・・・・・・・・・今日、先帰るわ・・・・・」
さりげなく当利がそう言って、俺の向かいの席に座り、ランチをむさぼり始めた
俺もカツサンドを頬張る・・・・先に帰るか・・・ま、ちょうど、俺も坪倉さんに呼ばれ・・・?
「おい、当利」
「なんだ?おかずはやらんぞ」
いぶかしげな顔して、俺をにらむ当利
「違う・・・・お前、先に帰るって、まさか・・・・」
「・・・・・・・・うるさいなー、先に帰るっつーんだから、帰らせればいいだろ」
顔がタコのように紅くなる、あー、かわいいというより怖いよ、お前
がすっ!!
「って・・・・お前、俺何も言ってないのに殴るな!!」
「何かよからぬコトを考えたような顔したからだ・・・・」
そんなコトはさておき、まずいぞ・・・・・この様子だと、今日に決めたんじゃ・・・
今日は俺と一緒に残るわけだから、こいつが先に帰っても、坪倉さんと会うコトないぞ
「どうした?なんか都合でも悪いのか?」
「い、いや別にそういうんじゃないんだがな・・・・・うーん」
困ったな、だからって、俺と一緒に残るなんて話し聞かせられないし・・・
ま、仕方ない今日はとりあえずおあずけ喰らってくれや、当利
「すまんな・・・」
「は?・・・・・何をいきなり謝る?」
俺が、哀れむ顔で当利を見つめた、不思議そうな顔してランチをむさぼる当利
そして、昼が終わった
午後の授業、今日のみなつき先生の授業はディスカッション形式だった
「・・・・というわけでだな、女性の髪はセミロングが好いわけだ・・・?
どうした、高馬・・・なんだその不満そうな顔は?」
「異議ありです・・・・髪は、ショートに決まってるじゃないですか、何をそんな
前時代的な思想にとらわれて・・・・・」
「遅れてるな、高馬・・・・今、セミロングとロという路線がどれだけ、流行ってるか
知らないのか?」
「ロと、セミロングは関係ないですよ!!」
俺とみなつき先生の激しい思想のぶつかり合いだった、結局答えは出るコトなく
黒髪が好いね、って話で落ち着いた・・・・うーん、なんて為になる授業なんだろう
「じゃーな、高馬・・・・・・・・・」
「おう、がんばってこいや」
ぱんっ、と、手を高い位置で合わせて、当利が出ていった・・・悪いな本当(^^;
その背中を見送った後、少し教室でぼーっとしてから、約束の場所へと移動する
「しかし、校舎裏ってのは、どうしてこう暗いのかな」
明るい校舎裏も、色々な意味で不気味な気もするが、ぶつぶつと呟きながら
俺が、角を曲がって校舎裏へと入る、日差しが校舎に遮られて、夕方だというのに
ずいぶんと暗い・・・・・
「うーん、まるで、告白されそうな雰囲気だな♪」
♪???・・・・・・・・・・・・まさか・・・・・・な
しばらくそこで待った、校舎裏ってのは本当に人が通ることもなく、すごく寂しい
ああ、なんか寒くなってきたし早くこないかな
とたとたとたとた・・・・
「ごめーーん、待った??」
俺が寒さのあまり、ショートカットの女の子が缶コーヒーを差し入れに来る
夢を見ていた時(危ないなあ)、ようやく坪倉さんが走ってやってきた
「うーん遅いよう・・・凍えてしまう所だったよ」
「あははー、凍ってたらあたしがあっためてあげたのにー残念♪」
坪倉さんが冗談とも本気ともつかぬコトを、しれしれと言う
ここで、俺が変な気をまわしたコトを悟られると、まずいな・・・・
「え・・・・っと、で何?」
「・・・・・・・・・・・この前のコトなんだけど」
急に坪倉さんの顔が、シリアス乙女顔になった(^^;
「この前?・・・・何、また襲われたとか?」
俺が聞く、そんなコトになってるとしたら、俺のせいだしな・・・・
「違うの・・・あの人たちはあんまり、関係ないの・・・・その・・・
わーふさんだけには知ってて欲しいコトが・・・・」
じっと、俺の瞳に視線を投げ込む坪倉さん、ぎゅっと俺も唇を結ぶ
坪倉さんが言う
「あのね・・・・・二年の女の子に同棲してる子がいるって噂・・・・・」
「ここが・・・・・・・んく・・・・・・・」
呟く当利、坪倉の表札
俺が答える
「同棲?・・・・あー、確か当利の奴と一緒に聞いたような気がするな・・・・」
「・・・・・・いるかな?・・・・・・・・」
チャイムに手をかける当利
坪倉さんの視線が落ちる
「そう・・・・・・・・・・・・・・・・それね、あたしなの」
「は?」
理解出来ない俺
りんごーん
鳴るチャイム
続ける坪倉さん
「あたし・・・・・・・が、同棲してる二年の女・・・・・・・坪倉あ〜る子なの」
「遅ーーーい」
扉の向こうから、妙な返事・・・いぶかしがる当利
「・・・・・・・同棲って・・・・・その・・・・え?」
うろたえる俺、それを見て悲しそうな坪倉さん
「でも・・・・・違うの・・・・違うから・・・・・・・」
涙
がちゃり
扉が開く
「・・・・・・・・・・!!!!ま、まずい!!ってコトは、当利が・・・・」
「!!・・・・?当利くんがどうかしたの?」
「あ・・・いや・・・今、坪倉さんの家に・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
当利勝、沈黙
「まなちゃーーん、元気ないねえ」
「あー、さりねえ様♪、そんなコトないですよー」
「そう?・・・・無理・・・してるんじゃない?」
「・・・・・・・・・・・・ちょっとだけです♪」
軽く頭を下げて、まながそこから走って離れていく
「・・・・・・・・ったく、わーふくんのせいだな・・・いぢめてやんないと・・・・」
つづく
読みにくくてごめんなさい、もうこんなマネしません
ええ、なんとなく、ドラマとか、アニメとかみたいでやったら面白そうだなーって
思っただけでそんな、ひぃぃいいいいいいいいいい(作者逃亡)
現在闘病中れす
ええ、締め切り守らない病との戦いれす(ぉぃ