フィロソフィア・ヤポニカ、についての感想  

10.1.99

この夏、君が代を国歌とする法案が通ったとテレビで知り、びっくりし呆れ腹が立ってしょうがないので、一体国はどうなっているか知るために雑誌を数冊買いこんできました。

若かったころには、『諸君』や『現代』など読んでみたものでしたが、今では必要がないので手にしません。その数冊の中に、『すばる』がありました。これは君が代には関係のない雑誌でしたが、中に『夜明け前』についての記事が目にとまったので買いました。

『すばる』の中に、思いがけず気になる文がありましたので、印象が薄れぬうちに書いてみます。これは編集部と中沢新一氏へのメッセージです。

読み始めるというか見始めるというか、慣れない難しい言葉づかいがされているので、普通はすぐ投げてしまうのですが、中沢氏の文に粘りがあって、辛抱して見ているうち、座り直しました。

気になる言葉が出てきました。西田、禅、狂、言葉、です。しかも、カントール、ラカン、ヘーゲルが出てきます。つまり西欧が出てきます。

これは学術論文ではなく評論小説風に書かれてあるものですから、もうちょっと親切気が著者にあっていいものだと文句を言いつつ、しかし、文の意図には重大なものがあると判ってきて座り直しました。

繰返します。解りやすい文の革命を起してみてください。西欧と日本が近づけます。また無用の誤解が減っていきます。自己理解、他者理解が面白いようになります。

以上です。『すばる』編集部と中沢さん、がんばって ! 私の願いをかなえて!!   トップページへ