ご注意
モグラが捕獲器の臭い、又は違和感を察知した場合、捕獲器を避け捕獲器の横又は下を掘り進む場合があります。長期間設置しても捕獲できない場合は捕獲器を取りはずして螺旋筒を見て下さい。螺旋筒に土が詰め込まれていれば、モグラ自身が危険を察知して捕獲器を避けたものと思われます。、その場所は捕獲は困難となります。捕獲器を水洗いしてから後、設置場所をかえて再度挑戦です。
捕獲するための心得 ひとつでも怠ると捕獲できません。
もぐらの体長は10cm〜13cm程、前足は体の横、頭部に近いところにあり、前足の裏は外側に向いて付いている。前足は大きく比較的長い爪があり頑丈。目は退化している。耳も退化しているようです。鼻はピンク色、長さは1cm程、白い産毛の様な毛が生えている。土を山のように盛り上げた所は捕獲器の設置場所には適さないようです。
もぐらのトンネルは本線と支線が有ります。本線は土中5cm〜15cm、深い所で30cm程です。本線を常に往来しています。人間も災害などで道路、橋、線路等が壊されると同じ場所を災害復旧します。もぐらも本線については壊されても、壊されても必ず修復する習性があります。この習性を利用して捕獲器は本線に設置します。
もぐらの本線は人があまり足で踏みつけない所に有ります。側溝、石垣、縁石、U字溝、擁壁、塀の基礎などの側に土が直線的に僅かに盛り上がっている所は比較的探し易いのですが、畑、山など擁壁等が無い所は本線を探すのは難しいものです。箸程の棒を土に刺してみます。空洞になっているため、刺した棒が「スー」又は「ガク」とする感じで刺さります。これが、もぐらのトンネルです。
本線と思われるトンネルを探したら「移植ごて」で掘り起こしてみます。直線に近い状態で掘り進んでいれば本線の可能性は高いでしょう。掘り起こした土は元に戻し足で踏みつけておきます。1〜2日後、土が多少盛り上がっていれば本線でしょう。本線の穴の直径は4cm〜5cmです。
移植ごてを綺麗に水洗います。捕獲器も熱湯に浸け製造過程で付着した油、人の臭いを取り除きます(使用開始時のみ)素手で触れてはいけません。綺麗に洗ったゴム手袋を使用しましょう。煙草を吸いながらの設置は禁物です。土の中に埋めた後、水洗いして使用することをおすすめします。
以上の準備が出来たら、いよいよもぐら捕獲器の設置です。
本線と思われるもぐらのトンネルを移植ごて、又はショベルで掘ります。直径4cm〜5cmの横穴を確認します。この横穴と、もぐら捕獲器の入り口(螺旋筒)を連結します。この時、もぐら捕獲器の後方は、連結した横穴の後方側の横穴の方向に向いている必要があります。すなわち、もぐら道の線上に捕獲器を設置すること、もぐら道を少しでも外れてはなりません。これが重要なポイントです。次に螺旋筒の両横に土をしっかり埋めます。次に螺旋筒の上を土でしっかり埋めます。螺旋筒の中に土が落ちるのが良いのです。もぐらの横穴と捕獲器の入り口の連結部分に段差が出来ない程度に足で踏み付けます。捕獲器の上3cmは土を盛り足で踏みつけます。連結部分から前10cm程まで土をかけ踏み付けます。日光と風が穴の中に入らない様、注意しましょう。次に遮断櫛が正常に作動するか、遮断櫛を引き上げて落としてみます。2〜3回繰り返しましょう。(石等の障害物により底まで落ちない場合があります。)以上確認できたら、遮断櫛を引き上げワイヤーを後方の突起金具に掛けます。この方法で捕獲器を対面方向にも設置します。もぐらは、何れの方向から来るか分かりませんので2台で1セットです。これで貴方も、「もぐらハンター」です。
捕獲器の部品は機械加工によるハンドメイドのため価格を安価に設定することが出来ませんでした。 機器は頑丈に出来ています。
重要部品はステンレス、アルミ、シンチュウを使用しています。 捕獲率は高いです。 趣味で製作した製品であり限定販売で増産はしません。
価格は1セット(2台)33,000円(税込)で高価と思われますが,金属製ですので長期間の使用に耐えられます。
私は2002年試作品を現在も使用しています。
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