祖父・川上勘四郎が大切にした
100年前に八幡町より贈られた「明治三十七八年(日露)戦役紀念杯」
(1904年〜1905年) 三点一組(桐箱入り)
私は祖父を知りません。母が、祖父が死んで1年後に嫁いできたからです。
明治38年とは1905年だから今年は丁度100年目に当たります。
この間、大正8年(1919)に八幡町北町大火で我が家は燃え尽きましたが、この「杯」は残りました。
只今、「木の里フェスタ」で店内展示中。(2005年6月15日)
右から、左へ贈川上勘四郎君と書かれています。
八幡町、と入っています。
右から左へ、明治三十七八年戦役 記念 、と。
軍服で山車の上に立つ祖父・川上勘四郎、左に子を背負う祖母・はる
100年前の郡上八幡大手町の自宅前で(1905年)
2005年6月15日
このころ、作家・島崎藤村は、未解放部落民・丑松を主人公にした小説「破戒」を執筆し発表しました。学生の頃読みましたが、勇気ある、画期的な作品と言えると思います。亡くなった叔母に貰って読んだような気がします。