2002年12月八幡町議会定例会
5.文化センター駐車場の無人集金装置について
問:川上朝史議員
11月から郡上八幡総合文化センターの駐車場が無人化され無人集金装置が設置されました。駐車料金徴収により財政の健全化を図りたいとの思惑から実施に踏み切られたことでしょう。ですが、実施前から予想されたように無人化により人と人とのコミュニケーションの道が閉ざされたわけでさまざまな不便利が起きています。道案内を必要とする旅人には不親切になりました。文化センターの来場者への催し物の時間や場所への情報も気軽に聞けたのにそれもできず不便になりました。一番困ったのは、大ホールを使った催し時の入場時と退出時です。150台を越える車が入る時間帯はほぼ同じ時間帯です。無人集金装置が道路から10m位しか離れてないため次から次へと入れた車も今ではすぐ詰まってしまい駐車場前のバイパス道路は大渋滞です。明方・小野方面あるいは東町方面から入る車はまだしも、市街地中心部からきた車は右折をして文化センターの駐車場へ入ろうとするため、余計に混雑します。係員がカードを取って手渡ししても4秒ほどかかり150台殺到すると600秒で10分間も遅れます。大事な催し物が見えなくなるわけです。又、帰りは、カードを入れる位置に車が着けにくかったりしてバックするやらで大変です。カードを会場へ落とされた方がいる場合もありましたが、本人は気づかず懸命に装置の前の車の中でであちこち探しており後続の車は身動きできません。1台の車が通過するのに10秒かかります。係員がカードを取ってやってもです。150台では1500秒で25分かかります。帰宅を急がれる方には気の毒です。大ホールを使うイベントの日は無人集金装置を使わないようにされたらと思います。答弁をお願いします。
答弁:井口利厚総務管理課長
文化センターの駐車場の前面オープンということでございますが、11月1日から24時間体制での稼動をしているわけでございますが、この駐車場は文化センター駐車場であるとともに町営駐車場としての位置付けであるということであります。原則としては、緊急時以外は前面開放は考えておりません。切り替え当時は精算機に慣れないという事もあって、離れて止めるというようなこともあって、カードが入れにくいというようなことがあったようでございます。そのことがありまして、その後のイベントについては主催者側から出ていただいたり、委託先の公社の職員にも出ていただいて出口等でカードをいただき挿入をして出ていただくというようなこともやっています。しかし、国道が前を走っている関係から、交通量によってはあそこでスムーズに出れても、なかなか国道に出れないという状況もあるようでございます。ですからイベント等によってはその方向を今後もとっていく必要があるだろうと、またものによって必要のないものもあるだろうと、大ホールを使っても。たとえば子供対象の映画会をやった場合にどうかということがございますが、そういうときは今までの状況を見てますと、親が送迎すると、そのときは役場前での駐車場での送迎が今までは多くやられておるようです。そういうときは、そういう人が立つ必要はないだろうと思いますので、物によってそういう立つ・立たない補助するしないは決めていく必要があるだろうと思っております。どちらにしてもあの前の国道というものがありますので、その辺の事を踏まえながらもう少し時間をいただいた中で対応を考えていきたいと、そんなふうに思っています。もう一つは利用者の方に自動精算機に慣れていただくことも非常に大事だろうと思います。一回使った方はだんだんそういうことが分かって来ていただけると思いますが、券はなくさないように大切に保持するということですからその部分を意識としてもっていただきたいなーと思います。文化センター・役場への利用の方は認証機を通していただくことによって無料ということですから、そのことも1回〜2回使っていただかないと分かりづらいという事がございますので、大ホールを使っていただくときには文化センター入ったところに机のところでやっとっていただくような方法もやっとりますけども、そういう部分で慣れていただくことが大事かと思いますので、もう少し時間をいただいて対応については検討をしていきたい、そんなふうに思います。
再質問:川上朝史議員
文化センターの無人集金装置の事ですが、これから特にスキーシーズンとか大きなイベントも考えられますが、主催者側の方にも来て頂いて整理をしていただくということだと思いますが、出来るだけ様子を見ていただいてスムーズな交通が出来ますように気をつけて今後も見て行っていただきたいと思います。