東胤行の父・東重胤(東平太重胤)のこと


 東氏2代目の東重胤は将軍・源実朝の歌の友でした。実朝お気に入りの近侍で、日夜お側に仕えていました。「吾妻鏡」
 残念ながら重胤の作った和歌は現在残っていません。  「大和村史」

 一宮市北方町の加等家文書「山姥物語」(田中豊著)中に、正治元年(1200)己丑10月28日巳の刻に、梶原平三景時を打つ相談をしたときの名前に、千葉介常胤(重胤のお祖父さん)とともに東平太重胤の名が出てきます。
 ここに偶然にも山内一豊家の祖・山内刑部経俊の名もあり興味深いです。