日本共産党のBSE予防の対策
1.全頭検査
2.危険部位の完全な除去
3.トレーサービリティー(経路追跡)


 牛肉輸入では、アメリカ産をはじめ輸入牛の全頭検査危険部位(※)である脊髄(せきずい)など神経組織の完全な除去トレーサービリティー(生産・流通の経路が追跡できる仕組み)が不可欠です。BSEの病原体の発見でノーベル賞を受賞したプルシナー米カリフォルニア大教授も『日本が行っているような全頭検査のみが、牛肉の安全性を確保し、消費者の信頼を回復する』と発言しています。危険部位を含む製品の輸入は基本的に禁止すべきです。   (日本共産党参議院選挙公約より)(しんぶん赤旗・2004年6月5日)
 ※危険部位とは日本ではBSE(海綿状脳)病原体の異常プりオンが溜まる牛の部位。脳・目など頭部や脊髄・脊柱・回腸の一部。 OIE新基準では小腸も対象。
◎進んでいる日本の予防対策
 米の主張:30カ月未満の牛は検査しなくてよい。
日本では2年半の全頭検査で、21カ月・23カ月の若いBSE牛を見つけた。これは世界でも珍しいこと。米式は危険。日本では11頭が発見されてるが,OIE基準では2頭しか発見されなかったことになる。これらが人や牛の口に入ったらと考えると怖い。(金子清俊国立研究所部長)
朝史の日記へ